屋上・バルコニー記事に関し、フリーダムアーキテクツデザイン(株)から脅迫まがいの文句を言われた件

[第251回]
   なんだか、世の中には、被害妄想というのか、ケツの穴が小さいというのかの会社経営者がいるらしい。 まさか、こんなものに文句を言うバカはないだろうと思って、ブログを作成していたところ、フリーダム アーキテクツ デザイン 株式会社 (本社:東京都中央区日本橋久松町) http://www.freedom.co.jp/ より、「信用毀損になる」と脅迫まがいの文句を言ってこられてしまった。
   なんで、そんなこと言われにゃならんのだ?  この会社が、気に入らないと言ってきたものは、どの記事についてかというと、[第247回]《新国立美術館(黒川紀章)(東京都港区六本木)訪問3-内部。及、早見優とパバロッティはどちらが歌か。他》http://tetsukenrumba.at.webry.info/201605/article_3.html  の黒川紀章設計の新国立美術館について述べたものの中の、↓ の部分らしい。
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   ↑ 3階の中央部に 、屋上を利用した庭園がある。 新国立美術館の場合、敷地はけっこう広く、地べたの庭園もあるわけだが、3階中央部に、「屋上緑化」というのか「屋上庭園」があって、その左(西)に「アートライブラリー」http://www.nact.jp/art-library/3f.html があり、右(東)に研修室A、B、C、奥(北側)に「講堂」がある。
  15年ほど前、パリの凱旋門の上から見て、パリのビルには屋上を庭として草や大きくない樹木を植えているものが多いと感じ、日本のビルとはずいぶんと違うと思ったが、日本では、都市部の緑化を推進しようとしても場所がないと言いつつ、屋上緑化はそれほどなされていない。 しかし、はたして、ビルの屋上に草花や樹木を植えるというのが建物の防水面などから考えて問題はないのだろうか。 屋上に物を置いた場合、強風や大地震の際に吹き飛ばされて地上に落下した場合の危険はないのだろうか、といったことを心配したりもする。
   かつては、戸建住宅で屋上を利用することはそれほど多くなかったが、最近では、都市部において、かつては2階建てで住んでいた専用住宅を建て替えて、1階に車庫1台分と1部屋とトイレ、2階にLDKと浴室・洗面、3階に2部屋とトイレ、3階の上の屋上に屋上庭という作りをする3階建てがけっこう出てきているようだ。 但し、私が在籍した住宅建築業の会社では、小堀住研(株)〔→エスバイエル(株)→ヤマダエスバイエルホーム(株)〕では、バルコニーの施工はFRP防水でないとだめ、そうでなければ、アルミでできた既製の足のあるベランダかアルミ製の壁付けのものかで、屋上はFRP防水ではだめとしていた。 (株)一条工務店では、1990年代始めは、バルコニーの防水はシート防水で、下階の上にバルコニーをすべて載せるのはだめで1尺5寸(455mm)下階の外壁面より外に出して外に出た部分に排水の溝をとって排水する、そうでないと雨漏れを起こす、としていて、そのうち、1990年代の後半から、シート防水からFRP防水に変更した。 (株)一条工務店でもFRP防水での屋上施工は不可。FRP防水による屋上は雨漏れを起こすとしていた。 FRPとは何かというと、ファイバーレインフォーストプラスチック、ガラス繊維強化プラスチックの略で、少々荒っぽい言い方をするとユニットバスの内側で、バルコニーをひとつの風呂桶のようにするものというと荒っぽいかもしれないがそんな感じだが、小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、バルコニーではFRP防水で良いがFRP防水での屋上は不可としていたのだ。しかし、FRP防水より強力な防水の方法としてステンレス鋼などを使用した金属防水という方法があって、費用はFRP防水の約3倍かかるがFRP防水のように入居後に塗装をやり直す必要はないという。〔⇒《(株)栄住産業》http://www.eijyu.co.jp/bousui/ 〕 この方法をとれば、木構造の戸建住宅でも2階の上、3階の上に屋上を設けて使うことができるようなのだ。千葉市の新華ハウジング(有)でも栄住産業の金属防水により屋上を施工した家がある。 ところが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)(本社:東京都中央区)では、FRP防水の方法で3階建ての家屋の3階の上にほぼ全面の屋上を施工しているのだ。 大丈夫か? また、小堀住研(株)や(株)一条工務店ではFRP防水で施工したバルコニーでバーベキューはやめてくださいとお客様に言っていた、(株)栄住産業ではFRP防水のバルコニーではバーベキューはできませんが栄住産業の金属防水なら大丈夫ですと言っていたはずだが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)ではFRP施工のバルコニーでバーベキューをやってもかまわないとお客様に言っているようなのだ。 大丈夫か?  小堀住研(株)と(株)一条工務店その他の住宅建築業の会社がFRP防水での屋上施工は雨漏れを起こすから不可としていてもフリーダムアーキテクツデザイン(株)はおかまいなしにやる、小堀住研(株)と(株)一条工務店その他の住宅建築会社がFRP防水のバルコニーでのバーベキューはやめてくださいと言っているのにフリーダムアーキテクツデザイン(株)ではどうぞやってください、いいですよ、と言っている。 大丈夫か?  結論を言うと、竣工後、半年未満の家で、外壁のモルタル壁に上下にパカッと亀裂がいっている、入居1年程度で、天井や壁のクロスが割れまくり、それは構造に問題あるからであるのに、モルタルは素材の性質から亀裂はいくものですとか入居1年くらいではクロスは割れるものですとかいいかげんなこと言ってごまかしている会社がやっていることを信用できるかできないかというと、信用できると考える方が不自然だわな・・・・と、私は思うけれども、信用できると考える人も世の中にはいるらしいから、あえてそういう人に言ってもきかないだろうから、言ってもきかない人には言わない。
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    まず、一番の問題として、私は事実を事実として述べたのであり、もしも、そこで述べられた内容が事実に反すると言いたいのであれば、どこがどう違うのか指摘すれば良いわけだ。 私はブログで述べた内容についての批判・反論は大歓迎である。 だから、もしも、この点が違うというものがあるならば、それを述べてもらえば、掲載した回に追加して載せるのは、ブログの字数制限の上から不可能である場合があるが、「第何回のどういう記事について、このような反論をいただいた」として、別の稿でそれを掲載するということはできる。 又、私は、コメント欄は開放しており、そこに反論を述べていただくこともできる。 コメント欄に記載されたものは、ブログの解説者が削除することはできるが、コメントを入れた人の方で削除することはできないというもののようだが、私は、自分のブログに入れられたコメントは、特に個人のプライバシーを侵害するものなどでない限り、たとえ、どんなに不愉快な内容のものでも、できる限り、削除はせず、そのコメントに対して批判を述べるという方法をとることにしている。 但し、ブログは、それによって収入があるわけではなく、これが仕事ではないので、私の方ですぐに返答できない時もあるし、返答するつもりで先送りになってしまっていつまでもそのままになるということもある。 いずれにせよ、コメント欄に私が述べた内容について批判・反論をいただくことについて、もしくは、作成者を知っている人が私に、ブログの内容について批判・反論をされることについては歓迎し、それを掲載して、批判に対しての批判をおこなわせていただきたい。 「批判に対する批判」の内容が適切でないと思われたならば、さらに、「批判に対する批判」に批判を加えていただければ、それも掲載した上で、《「批判に対する批判」に対する批判への批判》を掲載しようではないか。 そういうものであれば、私は大歓迎である。
   又、私は事実に反することは述べていないつもりであるが、万一、私の記憶違い等があって不適格な記述があったならば、指摘していただければ、検討の上、その指摘が適切であるとわかったならば、大喜びで訂正する。 そういう指摘は大歓迎である。
    しかし、「信用毀損になる」とか言って脅迫まがいの文句を言ってくるというのは、非常識で筋違いであろう。

   そもそも、フリーダムアーキテクツデザイン(株) http://www.freedom.co.jp/ くらいの会社にとっては、話題にしてもらえるということ自体が、会社にとっては宣伝になるくらいのものであって、良いように書いてもらえた場合も、あまり良くないように書かれた場合も、いずれも、ともかく、話題にされたということが会社としてはうれしいと思うのが普通ではないかと思うのだが、この会社の経営者はそう考えないらしい。
   又、ほめるものは歓迎するが、批判や問題点を指摘するものは許せないというのは、その態度には、心の狭さを感じる。 自社について、ヨイショしてくれる人の文章だけ載せるように必死になってヨイショの文章だけ残したとして、それが何なのだ。 岐阜県高山市の旧・長瀬旅館のホームページhttp://ngsr.jp/history.php を見ると、過去に様々な人に宿泊してもらったということが書かれており、そこには、ドイツ人の建築家・ブルーノ=タウトの名前も出ているが、ブルーノ=タウトは日本の建築でも、桂離宮と伊勢神宮はほめて日光東照宮は「いかもの」と酷評し、「数寄屋建築」と言われるものでも、桂離宮はほめても西本願寺飛雲閣は酷評している。 そして、高山市の旧・長瀬旅館http://ngsr.jp/ についても、『日本美の再発見』(岩波新書)でボロクソに言っているのだが、たとえ、ボロクソに言われても、旧・長瀬旅館(今は旅館ではなく、結婚式場とかで運営しているらしい)は、そんなことおかまいなしに、ブルーノ=タウトさんにも泊まっていただいたと自ら記載している。そのあたり、長瀬旅館には心の広さを感じ、フリーダムアーキテクツデザイン(株)には心の狭さを感じる。 いったい、どこが「フリーダム」なんだ?
   プロ野球選手だった田淵幸一は、いしい ひさいち という漫画家が『がんばれ タブチくん』(⇒《YouTube―がんばれ!!タブチくん1回裏 》https://www.youtube.com/watch?v=l5NipALbic0 という漫画を描いて、それが映画にもなった時、『がんばれ タブチくん』を書かれて怒ったかというとそうではなく、同僚と一緒に『がんばれタブチくん』の映画を見に行って楽しんでいたという。田淵はそういうところで怒ったりするような人間ではなかったという。
   漫画家の やく みつる(別名 はた山ハッチ)が、プロ野球選手を風刺するような漫画を描いてきたが、どの球団の誰だったか忘れたが、「ぼくは、プロの野球選手なので、どんな書き方でも、ともかく、自分について描いてもらえるというのがうれしい」と述べていたのを見たが、そういう発言を見ると、その選手、応援したい! という気持ちになるものだ。 会社だって、そうではないのかと思うし、私が経営者なら、その選手と同じく、ともかく、書いてもらえるのがうれしいし、もしも、対応がよくなかったと批判されたなら謝罪するし、誤解されて間違ったことが書かれた場合はどの点が違うかを説明したいと思うのだが、不思議なことに、そう思わない人がいるらしい。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)くらいの規模・社会的位置づけの会社なら、その選手と一緒で「どんな書き方でも、ともかく、書いてもらえるのがうれしい」と考えるのが普通ではないかと思うのだが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の経営者なのかその他の誰かなのかわからないが、はそう考えないらしい。 狭量なことだ。

   「あらかじめ断っておくが」というようなお断りはすでにしてきたと思うのだが、この私のブログは、あくまでも、「安月給の会社員が物好きで公開しているブログ」であって、それ以上のものではない。 将来、文筆業で食べていけるようになったなら、その時は、「ジャーナリスト」とか「評論家」とか「作家」か「ルポライター」か何かそういった肩書になるかもしれないが、今現在、そういった仕事で食べさせてもらっていないし、2カ月か3ヶ月後にそうなる見通しがあるわけでもないので、そういう肩書はない。
   又、筆者は、戸建住宅を中心として建築業の会社に勤務してきた者であるが、もともと、大学は商学部の卒業で、何の因果か建築業の会社に勤めることになって、それも、入社する時点では、人事の仕事につきたいと考えていて、人事・総務関係の仕事につくのなら、どの業界でもそれほど変わらないであろうと思って、戸建住宅建築業の会社である小堀住研(株)に入社し、採用時、営業・人事・総務・経理等をまとめて「営業系」、設計・工事・工務〔積算〕・アフターサービス等を「技術系」として、「法学部・経済学部・商学部卒の者」は「営業系」として採用、「建築学科・土木画家卒の者」は「技術系」としての採用であったので、「営業系」として応募して入社し、入社時、同社では、営業の方が給与はいいという話を聞き、入社直後、「営業なら早ければ3年で課長になれる」と同社で言われたということがあり(小堀住研(株)では、主任とか係長という役職はなくヒラの上が課長だったということもあるが)、又、私は人より歳をとって大学を卒業したということがあって、慶應義塾大学の就職部の方からは、「中途入社の場合と一緒で、人より歳をいって入社する場合は、営業の方が、早く会社の全体をつかめるので営業の方がいい」といった話を聞いたことがあり、同社の新卒社員研修で、同社の営業についての話を聞いて、営業でもこういう営業なら自分にもできるのではないかと思い、それで、住宅建築業の営業の仕事に進んだという者である。
   そして、仕事をしていく上で、住宅建築業の場合、営業だから売るだけしかしませんよというわけにはいかない仕事、業界であり、ある夜、野球中継をラジオで聞いていたところ、誰か忘れたが解説者が、「よく、誰々は、どこを守れるとか守れないとか言いますけれども、それは、プロの選手としてのレベルの守備ができるかどうかという話であって、プロの選手としてのレベルでなくてもよいのであれば、プロの運動選手ですから、誰だってどこでも守れるんですよ」と言ったことを話していたが、戸建住宅の建築業の会社の従業員の場合、営業でも、「プロのレベルでなければ」設計だって工事管理だってアフターサービスだってできるという方が普通で、営業だから図面はまったく書けません、工事のことはまったくわかりませんとか、設計だからお客様との対応は知りませんとかいうのは本来おかしいのであり、これは、いわば、プロ野球選手で、外野手だって「プロの選手のレベル」でなければ内野だって捕手だってできる、というのと同じことだと思う。ただ、実際には、「営業だから売るだけ」という人、「設計だから、図面が作成できれば他は知らない」という人というのも現実に存在するが、私は、もともと、慶應義塾の商学部の卒業生として入社したと思っていたので、営業の仕事に最初はついても、会社全体について理解するため、会社の運営の仕事にいつかは従事するために営業の仕事を経験していると思っていたので、営業に限らずどのような分野の能力も身につけるつもりで勤務してきた。エルマー=レターマン『販売は断られた時から始まる』(ダイヤモンド社)に、営業には、その業種のさまざまな職種の1つとして営業をする人と、営業という職種をさまざまな業種においてやる人の2つのタイプの人がいるといったことが書かれていたが、私は住宅建築業の会社で営業の仕事をしていた時、前者のタイプの営業をしてきた。
   小堀住研(株)の後、(株)一条工務店に勤め、同社の営業本部長のAさんからインテリアコーディネーターの資格を取ってもらいたいと言われ、インテリアコーディネーターの有資格者としての知識・技術と慶應義塾大学商学部出身者が持つ経済学やマーケティングなどの知識・認識、それに実際の営業としての勤務経験に、同社の従業員のレベルで考えれば間違いなく上の方である語学力等を生かして、インテリアコーディネーターの資格者の能力を生かせる仕事をさせようというつもりであろうと思い、営業本部長がそう期待してくれている以上、なんとしても取得しなければならないと考え、雨ニモ負ケス風ニモ負ケス、一方で営業の仕事をこなしながら、他方においてインテリアコーディネーターの資格試験の勉強をしてインテリアコーディネーター資格を取得し、キッチンスペシャリスト、2級建築施工管理技士も取得したが、結局、そういった仕事はさせてもらうことはなかった。(株)一条工務店は「間違いのない家づくり」と言って、他の在来木造の会社より安心できる家を作っていますよというのを「売り」にしていたので、在来木造の構造については、杉山英男『デザイナーのための木構造』(彰国社)などを熟読して相当がんばって学習した。 しかし、「住宅建築業の会社の営業のレベルでは」相当がんばって学習したのであるが、建築の構造の研究者、大学の先生との比較で見るならば、「専門の研究者」ではない。又、工事課に長く勤務してきた人間の方がよく知っている部分もあるだろうし、大工をやってきた人の方がよく知っている部分もあると思うし、それぞれの分野についてはそれぞれの分野の会社の人、屋根材なら屋根材、クロスならクロス、床材なら床材の会社の人の方が詳しいのではないかと思う。
  世の中には「設計」という職種の人間が何でもよく知っているだろうと思い込んでいる人がいるが、そうでもない。 工事担当者の方がよく知っている場合もあるし、実際に担当した経験のある営業の方がよく知っている場合もあるし、それぞれの分野の職人の方がよく知っている場合もある。 「3人寄れば文殊の智慧」とはよく言ったもので、絶対に誰がよく知っているとは決まっていない。 しかし、どうも、住宅建築業の会社においては、「設計がえらそうにしとる」ところがあって、(株)一条工務店に在籍後半、何もわかっていない資格も持っていない若造が「設計」で、インテリアコーディネーターでキッチンスペシャリストで2級建築施工管理技士の私が「営業」というのは「守備位置が逆」ではないかとも思うようになり、「設計」をやりたいと思うようにもなった。 それから、たとえば、リフォーム屋などは新築屋に比べて小規模な会社が多く、営業も設計も積算も工事管理もアフターサービスもない、すべて同じ人間がやるしかないという会社がけっこう多く、そうなると、営業だって工事管理だし、工事管理だって営業である、ということになる。 そういう経緯で、もともとは、建築学科出身でもなかったし職人でもなかったのだが、いつしか、「ある程度以上は建築屋」になった。
   しかし、「もともと、『しろうと出身』」という経緯がある。 「もともと、『しろうと出身』」というのは、これは卑下しているのではない。小堀住研(株)では、営業は「4年制大学の法学部・経済学部・商学部卒の者」がなることになっていたのだが、建築学科卒だが営業をやりたいということで営業になっている人も中にいた。 住宅建築業の仕事をする上で、顧客と話をする上で関係がある内容となると、法律や経済・商業学・経営学・会計学といったものよりも、建築学科でやっているものの方が関係するものは多いので、そうなると、営業でも建築学科卒の方がいいということはないか? とも思えてくるのだが、何社かに勤めて何社かの営業を見てきて、そうではないと思うようになった。 実際には、「卒業した学部だけで決まるのではなく、人にもよる」ということもあるのだが、どうも、建築学科卒の人間というのは、「なんや知らんけど、氏名と受験番号さえ書けば合格というような五流大学の建築学科でてきたくせしやがって、何さまや思うとんねん」という感じの人間が多いのだ。 別に「何さまやねん」というような態度の人間ばかりということはなく、そういう人間がいたとしても、そうでない人間もいるのだけれども、そうでない人間であっても、どうも、建築学科卒で建築会社に勤めた人間というのは、全般に、「しろうと感覚」ではないのだ。 『築地魚河岸三代目』という東京・築地の魚河岸の仲卸を描いた漫画で、魚河岸の仲卸 「魚辰」の娘と結婚し、銀行員から転職して魚河岸の仲卸 「魚辰」の三代目になった旬太郎について、「魚辰」の従業員 雅が、「三代目って、いつまで経っても『しろうと』みたいでカッコ悪いよな。 でも、かっこいいよな」という場面があった。 社会科学系学部出身者で戸建住宅の建築業の営業の仕事についた人間というのは、これに似ているところがあるように思う。 最初の出発点が「しろうと」なので、それから何年かその仕事について、実際にはけっこう経験も積んで知識も蓄えて、完全な「しろうと」とは違うのだが、それでも、「視点」というのか「目線」というのか「発想」というのかが「しろうと」の視点で話をすることができる、というところがある。 それに対して、建築学科卒の人間には、建築学科卒といっても何も知らんじゃないか、という人、というより、建築学科卒でも実際に仕事での経験のない人間にわかるものは多くないはずなのだが、そうであっても、「視点」というのか「目線」というのか「発想」というのかが「しろうと」の位置から見たものではなく、わかっていないくせに「先生」みたいな位置から口をきくようなところがある。それも、東大とか京大とかの建築学科を出た人間が、少々、お鼻が長いとしても、まだ、まったくわからんでもないのだが、「しょーもない私立大学」の建築学科出てきたような者がえらそうな態度をとってみたりするのだ。これは「人によっても違う」ので学歴だけですべて決まるわけではないのだが、一般的に、社会科学系学部出身者の方が、実際はある程度以上は経験も知識もあっても「しろうと」の視点、「しろうと」の位置からの話し方であるのに対し、建築学科卒の人、あるいは、建築の専門学校を出てきたという人というのは、実際にはたいしてわかっていなくても、「先生」のような「視点」「目線」「位置」から口をきくという人が少なくないように思う。小堀住研(株)では「営業はアホはあかんのや、アホは」と言っていたのだが、(株)一条工務店では営業本部長Aが「営業は学校出てないアタマのない人間がきさくでええんや」と言っていた。 実際のところ、「一流大学」卒の人間には、それなりに「プライド」もあるだろうし、頭を下げるのは得意ではない、という人もいる。 大学ごとに「悪口」みたいなものがあって、東大は「役人養成所」、慶應は「サラリーマン養成所」、中央大は「資格試験予備校」と言われ、言い過ぎかもしれないが当たっている面もあるのではないかと思うが、京大のことを「教員養成所みたいな大学」と言う人もあり、要するに、「アカデミックな伝統」とか「反骨の学風」とか言っているけれども、実際のところ、「学校の先生みたいな人間」ばっかり育成している大学じゃないか、といった批判があるようだ。 もしかして、当たっているかもしれない。京大卒だというスマイル党総裁・マック赤坂というおっさん見ても、なんか、京大卒だというだけあって、バカやってても「学校の先生みたい」な雰囲気を持っているようにも感じられる。(⇒《YouTube―何秒我慢できる?マック赤坂さんダイジェストが面白すぎてどうしても笑ってしまう✩ 》https://www.youtube.com/watch?v=hBzzMuFkNas ) そういう、特に京大型の「学校の先生みたい」な営業に好感を感じる人もあれば、好きではないという人もいるかもしれないが、戸建住宅建築業の営業の場合、知識を蓄えアドバイスできるようでないと、コンサルティングできるようでないといけないので、そうなると、「中卒か高卒の人が営業に向いている」という(株)一条工務店の営業本部長の主張でいくと、住宅・建築・インテリア・不動産に関しての知識を学習しようとしない学習意欲のない程度の低い営業ばかりになってしまうことになりかねない。 もちろん、中卒・高卒の人でも真面目に努力し、知識を蓄えようと努力する人もいるのだけれども、全般的には大卒の人間よりも学習意欲に旺盛でない人が多く、「学校でてないから気さくだ」とかいうのを「売り」にしていると、何年か経って、「一流大学」卒の人間が仕事にこなれてきた時には、「知識と経験を蓄えた正攻法の営業」を大学社会科学系学部卒の者ができるのに対し、中卒高卒の人間は「けたぐり・とったり・はたき込み・小股すくい・足取り・猫騙しばっかりの営業」になってしまっている、というケースもある。 これは「人にもよる」のであって学歴だけですべて決まるのではなく、あまり決めつけすぎない方が良いのではあるが、かつての小堀住研(株)が営業は「4年制大学の法学部・経済学部・商学部卒の人」を応募条件としていたのは、このあたりを考えてのものであったのなら、私はその選択は間違っていないように思う。 「一流大学」卒の者が何年か営業をやってこなれてきた時点においても、建築学科卒の人間はいつまで経っても「建築学科でてる」という変な「プライド」が離れず、いつまで経っても「営業はできない人」である場合が少なくないように思う。
   それで、私自身であるが、そういう経緯で、戸建住宅建築業の営業の仕事を中心に勤務して、知識と経験を積んできたが、卑下して言うのではなく、むしろ、プライドとして言うのだが、「しろうと感覚」「しろうとの視点」で見てきた人間であり、顧客と話をする際に、「犬走り」を「猫走り」とお客さんが言った時、「まちがっちゃいますよね」と元「しろうと」出身であるからこそ同じ位置から言えるのであり、お客様にとって「陸屋根(ろくやね)」と言わずに「ぺったんこの屋根」と言った方がわかりやすければそう言うし、「寄棟」「切妻」「入母屋」と言わずに「屋根って感じの屋根」と言った方がわかりやすければそう言う、元「しろうと」の視点でここを考えてあげないとといった所に配慮できるところがあるという、その点に誇りを持っている。 そういう元「しろうと」であるが、だからといって完全にしろうとであるわけではなく、誰よりも精進して学んできたという矜持があるが、そうはいっても、大学の工学部の建築学科等の建築構造についての専門の研究者ではないし、建築はそれぞれの分野についてはそれぞれの分野の専門の業者がいて、それぞれの分野についてはその専門の業者の方がよく知っているのが普通である。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)の自称「設計士(さま)」が、大工その他の職人・業者が、せっかく、こういうことすると問題が出るよと言ってくれているのに、「設計士(さま)」である以上、ひとの言うことをきいてはならない、と思っているのか耳を貸さないというのは、愚かであると私は思うのだが、それが設計事務所だと思っている人がいるらしい。
   で、私は住宅建築の業界で20年超働いてきた人間だから、何もわからないということはないし、インテリアコーディネーターやキッチンスペシャリスト・2級建築施工管理技士他の資格を取得する過程で学んだものもあるが、だからといって、何でも知っているわけではないし、それぞれの分野について、私よりよく知っている人はいると思うし、学問的専門的なものについては大学の建築学科・土木学科の研究者の方が詳しいであろうし、防水については屋根や屋上を扱う会社に勤めてきた人の方が良く知っているのではないかと思う。
   だから、私よりも詳しい人が見て、もしも、私が述べたことについて、適切と思えない箇所があったなら、ぜひとも指摘していただきたい。 そういった指摘は大歓迎である。

   だから、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の誰なのかわからないが、もしも、私が述べたものについて、最適ではないと感じたものがあるのなら、ぜひとも、指摘していただきたいものだ。 指摘は大歓迎である。
   ところが。 そうではなく、「信用毀損になる」などと脅迫まがいの文句を言って来たのだ。 愚かな。
   自社がやっていることが適切であるならば、自社がやっていることに自信があるならば、それを、事実を事実として掲載されることを妨害する必要はないではないか。 むしろ、自社の営業にプラスになるはずではないか。 なぜ、それを妨害したがるのか。 なぜか?  述べられた内容が適切である、自社のやっていることは間違っているという自覚があるということなのか? もしも、そういう自覚があるのなら、その部分を改めれば良いではないか。 そうした上で、この点は現在は改めました、と言えばよいではないか。 違うか?
   脅迫まがいの態度をとって掲載を妨害しようという態度は卑劣であり、それは、言論弾圧・表現の自由の侵害、民主主義を否定する態度である。 言論には言論で、もしも、書かれた内容が不適切だと思ったならば、反論すればよいことではないか。 なぜ、削除させたがるのか? なぜ、脅すのか?

    バルコニーの防水について、1980年代後半、私が新卒で小堀住研(株)に入社した年に、同社では、「1階の上に載せるバルコニーの場合、防水はFRP防水に限る、それ以外の防水の方法では雨漏れにつながるので不可。〔FRPとは、ファイバーレインフォーストプラスチック、ガラス繊維強化プラスチックの略で、荒っぽい言い方をすると、バルコニーをひとつの風呂桶みたいにするというもの。〕 FRP防水によるバルコニーか、もしくは、1階の上に載せるのではなく、足のついたアルミ製の規制のベランダ、もしくは、壁に取り付けるアルミ製の規制のバルコニーのいずれか。 屋上は、FRP防水でも雨漏れが発生するので不可」としていた。
   その後、1990年代前半に(株)一条工務店に移ると、(株)一条工務店では、1階の上に設置するバルコニーの防水はFRP防水ではなく、シート防水という方法で、防水シートを貼ってその上に人工芝を敷いて防水シートを保護するという方法をとっていた。 FRP防水でないとだめとは言わなかったが、1階の上にバルコニーをすべて載せるのはだめで、1階の外壁ラインから1尺5寸(455mm)バルコニーを外に出して、外に出た部分にバルコニーの排水溝をとり、外に出た部分を雨水が流れ、外に出た部分から下に排水をとるというようにしていた。そうしないとバルコニーの雨水溝の部分で雨漏れを起こした時に大変であるから1階の上にバルコニーをすべて載せる施工は不可としていた。 FRP防水による屋上の施工は、雨漏れを起こすので不可としていた。 そのうち、1990年代の後半になって、(株)一条工務店でもバルコニーの防水はシート防水ではなくFRP防水の方法をとるようになり、その際、防水シートを保護するために敷いていた人工芝は敷かなくなり、人工芝を敷いてほしいと希望される場合には「オプション」として敷くようになった。シート防水の方法からFRP防水の方法に変更したということは、(株)一条工務店でも、バルコニーの防水はシート防水とFRP防水ではFRP防水の方が好ましいと判断したということだろう。 
   千葉市の新華ハウジング(有)〔建設業〕にいた時、過去に広島建設(株)にいたという人がいて、そのSさんが言うには、広島建設では、「バルコニーの排水のとりかたを、横から排水をとるのはだめで、必ず、下からとらないとだめ」と言っていたというのだ。 それぞれの会社にそれぞれの見解があるようだ。
   バルコニーの防水には、FRP防水が最も強力な防水の方法かと思っていたら、そうではなく、栄住産業(株)という「屋上施工」「屋上緑化」をやっている会社の人が言うには、ステンレス鋼板・亜鉛メッキ鋼板による金属防水という方法があり、金属防水は施工する際の金額としてはFRP防水の約3倍かかるが、FRP防水なら10年少々で塗装をやり直す必要があるが、金属防水の場合は一度施工すればやり直す必要はなく、そして、防水性能も優れており、FRP防水では木造の屋上施工は雨漏れを起こすから無理であるが、金属防水なら可能であるそうだ。
   FRPの施工をした箇所というのは、見たところ、一見、コンクリートか何かのように見えるので火に強そうに見えるのだが、実際は木の合板の上にFRPを塗装しているので、それほど火に強いというわけではないのではないかと私は思ったのだが、小堀住研(株)で、FRP防水のバルコニーを施工することにした私が担当の契約客が打ち合わせの際に、「ここで、バーベキューでもできますね」と言われた時、同行してくれていた営業課長が「バーベキューはちょっとまずいですよ。火の粉が飛んだらよくないです」と言い、「そうですか。じゃ、しかたないですね」と言われたことがあった。(株)一条工務店でも、シート防水のバルコニーでもFRP防水のバルコニーでも、「ここで、バーベキューでもできますね」とバーベキューをバルコニーでやりたがるお客様はけっこうおられたのだが、(株)一条工務店でも、シート防水でのバルコニーでも、FRP防水でのバルコニーでも、バーベキューはやめてもらいたいと言っていた。 私は、防水シートやFRPについての専門家ではないので、自分が勤める会社がだめだと言うからにはそうなのだろうと思った。
   中には、建築会社がだめだと言っても実際にはそうでもないのではないかと思えるようなものもある。 (株)一条工務店にいた時、福島県会津若松市で私が担当で建てていただいた方があったが、(株)一条工務店では、会津地方では、屋根の施工は「トタンの段葺き」という施工でやりたいということで、そのお施主様は「トタンの段葺き」は嫌だ、化粧スレート(彩色スレート)での施工か瓦での施工にしたいと言われた。 それを(株)一条工務店の本社の人間に言うと、瓦の場合、2階の屋根に雪が積もった際に雪が凍って氷の塊になり、それが落下して1階の屋根に落ちた時に1階の瓦が割れるおそれがある、化粧スレートでも屋根の先の部分に雪が凍ってとどまった場合にその上の部分に雨水がたまった時にそこから浸透するおそれがあるので、積雪地の場合には「トタンの段葺き」の施工にしているということだった。 そう説明されるとなるほどと思える。 しかし、そこで問題になるのは、福島県でも浜通り地方は温暖で、会津地方は積雪地・・・と遠方の人には思われているけれども、浜通り地方の いわき市でも中通りに近い山岳部では冬場はけっこう寒いし、逆に会津地方でも会津若松市の街中は会津地方といってもそれほどは雪は積もらないというのだ・・・・が、屋根材のメーカーは行政区分をもとに、施工の可不可を判断しているらしい。 一般に暖かいと言われている いわき市でも冬場けっこう寒い地域もあるし積雪地と言われる会津地方でも会津若松市の街中はそれほどは雪は積もらないということを考えると、会津地方でも会津若松市の街中で建てる場合には化粧スレートで施工するというわけにはいかないのかと本社の人間に尋ねてみたのだが、「たしかに、行政区分で可不可を決めるというのは最適ではないかもしれないけれども、たとえ、そうであっても、屋根材のメーカーが保証できないと言っているものを住宅建築会社が施工するわけいにはいきません」ということだった。 そういうこともあるようだ。 だから、これは会社の判断だが、会社によって、屋根材のメーカーよりも判断に自信がある建築会社が、屋根材のメーカーがその場所ではだめと言っている場合でも施工すると言うのなら、可能性としてはありうることかもしれない。
    それで、FRP防水による屋上の施工というのは、小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも雨漏れを起こすから施工不可としていた。 栄住産業(株)では、FRP防水では木造での屋上は施工できないが栄住産業の金属防水なら大丈夫です、と言っていた。 但し、FRP防水で屋上を施工した建物がないかというと、そうではなく、あると思う。 住宅展示場やオープンハウスを見学に来られた方から「うちは屋上はFRP防水なのだけれども」という話を聞いたこともある。 しかし、そういった家はどういう構造かというと、鉄筋コンクリート造の場合が多い。 建物の構造には、「剛構造」と「柔構造」があり、素材としても「剛」の素材と「柔」の素材があると言われる。 豪構造というのは、向かってくる力をがっしりと受け止めるというもので、柔構造は「柳に雪折れなし」と言われるように多少は変形しながらも耐えて力が加わることがなくなれば元に戻るという耐え方である。 一般に鉄筋コンクリート造は剛構造で、在来木造は柔構造だと言われる。 木構造でも、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)や木質パネル構法は在来木造に比べると「剛」の構造だと言われる。素材としては、コンクリートは「剛」の素材であるのに対し、木は「柔」の素材である。 在来木造というのは、もともとが「おおざっぱ」なところがあって、法隆寺宮大工の西岡常一棟梁が書かれていた本を見ると、法隆寺宮大工には「木は寸法で組まず、木のくせで組め」というものがあるそうで、多少は動く素材、多少は動く構造であり、だからだめということではなく、多少は動きながらも耐えて存続していくという素材であるというのだ。 それに対して、コンクリートは剛の素材であり、まったく動かないわけではないとしても、木に比べると動かない素材であり、がっしりと受け止めて耐えるという構造・素材である。だから、鉄筋コンクリート造の建物でFRP防水の屋上施工をしている家があっても、だから、在来木造でFRP防水での屋上を施工しても大丈夫とは限らない。 特に、地震時には、建物は下よりも上の方がよく揺れる。3階の上に屋上を施工すれば、1階の上のバルコニーや2階の上の屋上よりもよく揺れる。 そういうよく揺れる場所でのFRP防水での屋上施工というのは、大丈夫なのだろうか。 結論として、大丈夫であるのかないのか、それは、申し訳ないけれども、私はそこまでの専門家ではないので、どうと私は断定して言えない。 上に述べたように、もともと、「しろうと」から始めた人間であるが、今現在は上に述べてきたような知識と経験を積んで来たので、まったく「しろうと」ではないが、断定的なことを言えるほどの「専門家」ではない。 だから、私よりもよくわかっている方がおられたら、ぜひとも教えていただきたい。 フリーダムアーキテクツデザイン(株)はわかっていてFRP防水で木造の建物の屋上を施工しているのだろうか?  問題はそこだ。 わかっていてやっているのかわからずにやっているのか。 
   フリーダムアーキテクツデザイン(株)でFRP防水によるバルコニーを設置されたお宅、墨田区のU様邸で、「この間も、親戚集まってここ(バルコニー)でバーベキューやったんですよ」と言われたことがあったのだ。 え? と思ったものの、そこで「それはだめですよ」と言ってしまうと、同社の「営業兼設計」が、「バルコニーでバーベキューをやるといいですよ」と言って図面を決定させて建てたか、もしくは、十分に説明せずに図面を決定して建てたか、であれば、「◇◇さん、そんなこと言われませんでしたよ」「どうして◇◇さんは言ってくれなかったんですか」という話になるおそれがあるので、はっきりと言わずにお茶をにごした・・・・が、帰社後、図面を見ると、「防火FRP」と書いてある、ということは、一般のFRPよりも火に強い特別のFRPをそこでは使用したので、それで、バーベキューをやってもらってもいいとしたのか? それで、そのお宅の「設計士(さま)」は誰だったかというと、フリーダムアーキテクツデザイン(株)では、「新規 担当」と「実施 担当」と2人に「営業兼設計」を分けていたのだが、「新規 担当」(前半)は統括のA木で、「実施 担当」(後半)は班長のE本だった。 どちらの担当であったとしても、あいつがやったことだから俺は知らないなどという言い訳は通じない。 どちらの担当者にも責任はある。 それで、「実施 担当」(後半)のE本に、「防火FRPというのは、特別に火に強いFRPを使ったとかあるのですか」ときくと、E本は何と言ったかというと、「特別のものじゃないよ。普通のFRPだよ」と、そう答えたのだ。 「普通のFRP」でバルコニーを施工して、そして、バーベキューをさせていたらしい。
   
    実際に、屋上をFRP防水で施工すると、必ず、入居後すぐに、雨漏れを起こすかというと、そうではない。 FRP防水で施工したバルコニーでバーベキューをすると、必ず、火事になるかというと、そうではない。フリーダムアーキテクツデザイン(株)が設計した(施工は別の会社)墨田区のU様邸にしても、3階の上のバルコニーは入居後1年経って雨漏れは別にしていないし、すでにバルコニーで何度かバーベキューをされたようだが火災になって焼失する事態にもなっていない。
      (株)一条工務店で、栃木県で最も在籍年数が古かった営業副所長になっていたKさんが、「せっかく、その見込客のためにいろいろとやってあげたのに、しょーむないところで契約してからに、そんな所で契約して建てたのでは、地震が来た時に倒れてしまうぞとか、雨漏れ起こすぞとか思うと、ところが、そういうのがなかなか倒れたり雨漏れ起こしたりしないんだよなあ~あ」と話したことがあり、俺が思ったことと同じようなことを、この人も思った経験があるんだなと思ったことがある。実際、大地震が発生して倒壊した家には構造に問題のある家があるが、そんな設計・施工の家では地震で倒れるぞとか思うと倒れなかったりするし、雨漏れ起こさないように気をつけて施工しても雨漏れ起こすことがある一方で、そんな施工では雨漏れ起こすぞと思うとしなかったり、ということはけっこうある。
   「程度の問題」としては、(株)一条工務店では横樋は、「外樋」(屋根の先に塩ビや金属の樋をとりつける)の施工とし、「内樋」(屋根の先端の内側に横向きの樋を設置する)の施工はしないとしていたのだが、なぜ、内樋の施工はしないかというと、「内樋では必ず雨漏れを起こす」からと言っていたのだ。内樋の方が樋が見えないので、屋根の先に塩ビなどの樋をとりつけるよりも外観・見た目が良い場合が少なくないので内樋にすることがあるのだが、(株)一条工務店では内樋の施工はしない、としていたのだ。 しかし、私が小学生であった1960年代後半に、その当時は在来木造の会社だった小堀住研(株)で建てた我が家は「内樋」の屋根になっていたが、20年以上経っても別に雨漏れは起こしていなかった。 だから、内樋で施工したからといって、必ず・ただちに、雨漏れを起こすというわけではない。 しかし、それからさらに10年以上経ち、内樋で施工した我が家は雨漏れを起こすようになった(屋根の先端の部分でであって、部屋中に雨が漏ってきたのではない)。 そして、リフォーム屋に依頼して補修をおこなったが、補修の費用はけっこうかかった。 内樋の施工は、施工ミスではないし、設計ミスでもないが、屋根の先に樋をとりつける方法と屋根の先端の内側に樋をつける内樋の施工では、屋根の外に樋をつける方法の方がその部分で雨漏れを起こしにくいのは間違いないし、樋が傷めば取り換えればよいことで、内樋が傷んだ場合に比べると、樋を取り換えるのはやりやすく費用もかからない。 (株)一条工務店には、「内樋で施工すると、間違いなく入居後すぐに雨漏れ起こしますよ」などと言いたがる人がいたが、それはウソだが、屋根の先にとりつける方法の方がその部分で雨漏れを起こしにくい、補修しやすい、補修の費用も少なくてすむ、というのなら間違っていない。
   FRP防水で屋上を施工してよいか。FRP防水のバルコニーでバーベキューをやってよいか。FRP防水の屋上は必ずただちに雨漏れを起こすというわけではないし、FRP防水のバルコニーでバーベキューをやると必ず間違いなく火災になるというものでもない。 問題は、そのあたりを、図面の打ち合わせをする際に、営業・設計の担当者がきっちりと顧客に話をして、顧客がそういったことを理解した上で図面を決定しているかどうか、という点だ。
   私が営業担当、もしくは、設計担当であったならば、そのあたりをきっちりと説明して、その上でどうするかお客様と一緒に考える。 私としては、3階の上に屋上を設けるならば、できるだけ、金属防水の方法をとった方が良いと思う。 バーベキューをやりたいのであれば、バルコニーも金属防水の方法をとった方が良いと思う。しかし、金属防水の方がFRP防水よりも施工時の費用はかかるので、そのあたりをお施主様と一緒に考えてどうするか決定することになる。そのあたりをきっちりと施主と話をできるかどうか、それが建築屋の「コミュニケーション能力」というものだ。 U様邸のフリーダムアーキテクツデザイン(株)の担当者、「新規 担当」(前半)の「統括」のA木、「実施 担当」(後半)の「班長」のE本とも、そのあたりに明らかに建築屋としての「コミュニケーション能力の不足」が見られる。
   もうひとつ、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の問題点としては、「建築基準法で良いとなっている以上は良いはずだ」という考え方だ。 入社1年程度なのに副統括にならせてもらっていた I 塚やアフター課のY本などの言うことを聞いていても、「構造担当の設計事務所がいいと言ってるんですから」としばしば言うのだが、構造屋さんが見るのは建築基準法をクリアできるかどうかだけだ、という事実を知らんわけでもないだろうが、と思うのだが、言ってあげてもきかないのだ。
   私がブログで述べたものに不正確な部分があるならば指摘してもらえば訂正もしよう。反論があるなら述べればよい。 しかし、書くなと脅迫まがいの文句を言ってくるというのは、そういうのはカタギの会社なのか? という印象さえ受け、恐怖を感じる。
  (2016.5.24.)

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