これは放射能汚染は大丈夫かな?(12)~パン3つ。 

[第191回]
《1》  2011年3月に福島第一原発で事故が起こって以来、放射能汚染の被害をできるだけ受けないようにしようとそれなりに努力してきたつもりであるが、2年以上経った今となっては少々疲れてきた。 何に疲れてきたかというと、正直なところ、事故直後と同じだけの配慮をする気力がなくなってきた。 食べるものも、これはいいか悪いかと考えても、産地から考えて疑問を感じるものが、なんか、おいしそ~に思えてみたり、当初、外食はできるだけ控えたが、だんだんとめんどうくさくなってきたり、外食する際にも使用されている食材を考えてやめたりもしたが、何度かそれをすると、いつしか、問題ありそうなものがおいしそうに感じだしたり・・。 
   ひとつ考えられるものとしては、米を使った菓子類などは、一般的には、国産の米と外国産のものであれば、「国産」とあるものは福島第一原発から近い地域の米が使用されている可能性が考えられるが、放射能汚染以外の問題については、外国産のものと「国産」のものであれば、すべてがということではないであろうが、「全体としては」「どちらかというと」であるが、「国産」のものの方が良い場合が多いのかもしれない。外国産の米を使った菓子には、その米の品質が良くなかったり農薬を多く使用していたりする場合が、「国産」のものよりも、比率的には多いのではないかという気がする。
   放射能汚染の被害が考えられる食材を使用していないもの・・と考えて食べると、それだけ選択範囲が狭くなり、食べるものの種類が狭まるので、前に食べたことがあって、原発事故以来あまり食べていないものというのは、その後もしばしば食べている物よりも食べたくなる・・ということもありうる話とも思える。
   そうなると、「長生きするよりも、今、食べたい物を食べた方がいい」という考え方も出てくるのではあるが、自分を別にして、この 「長生きするよりも、今、食べたい物を食べた方がいい」という文句を口にする人を見ると、「タール色素たっぷりの飴」とか、「放射能汚染の被害にあまりあっていなさそうな地域産のものがあるのに、福島第一原発から近い地域産の食品」だったりを、「私は食べたい物を食べるんですからねえ」とか言って買って食べているといったケースが多い。  言うと怒るかもしれないけれども、あなたの「食べたい物」って、「タール色素たっぷりの飴」とかそういう物のことなの?  福島第一原発から比較的遠い地域産の野菜や果物が売られているのにわざわざ近い地域産の物を買ってくる人って、福島第一原発から近い地域産の物が「食べたい物」なの?  なんか変なの・・・て感じがする。 しかし、その一方で、やっぱり、放射能汚染を考えて避けていくと、食べたいと思うもので食べられない物が出てきて、「長生きするよりも、今、食べたい物を食べた方がいい」かな?という気持ちになる時が出てくる。
   それで、私が思ったことだが、
1.「オール オア ナッシング(All or Nothing)」(全か無か)の考え方ではなく、「できれば」「できるだけ」「どちらかといえば」「可能ならば」でいこうと思うのだ。  そして、
2.陸上競技の中距離走の走り方について、今は昔、何かで読んだことがあるのだが、最初は「スタートダッシュ」で勢いをだして走る。 次にその勢いに乗って「中間疾走」でスピードを出して走る。 最後に「ラストスパート」で力の限り走る・・・というのだ。 これを読むと、な~んだか、最初は「スタートダッシュ」で次が「中間疾走」で最後が「ラストスパート」で、要するに名称は違えど最初から最後まで必死で走れということかい。 なんや、どこかの会社の支店長の朝礼の挨拶みたいじゃないの。 「今が一番大事な時です」とかいって、年中そう言うとるやないか・・・みたいな・・・・。
   それで、陸上競技の中距離走の「スタートダッシュ」「中間疾走」「ラストスパート」はそういう意味ではないはずなのだ。 そういう意味ではなく、まず、何かの練習をする、学習をするという場合でも、(1)最初、その練習・学習が習慣化するまでは相当に努力しないとやらない、つい怠けてしまいやすい。 だから、最初のうちは、なんとしてもやるぞという強い意志を持って継続しないといけない。 (2)それが習慣化すると、毎日、継続的に努力して練習・学習しているのであるけれども、それについて、それほどは苦痛を感じなくなる。 (3)最後、あともう少しで終わりという時期になると、どれだけ体力が残っているかなど関係なし。その後のことなんか考えずに死力を尽くす。 陸上競技の中距離走では、この(1)が「スタートダッシュ」で、「スタートダッシュ」の時というのは、それほどものすごいスピードが出ているわけではないが、走っている者としてはけっこうきつい。 (2)が「中間疾走」で体が走ることに慣れてきたので、まったく負担がないわけではないが、それほど大きく苦痛は感じないわりにけっこうスピードを出して走っている状態。 (3)が「ラストスパート」で、猛烈にスピードを出して走るもので、体力的にもきついのであるが、残りがわずかとわかっているので精神的には無茶苦茶きついわけではない・・というものだと思う。 決して、「今こそ一番大事な時」と年中、言ってる支店長のおっさんと同じではないのだ。
  それで、福島第一原発の事故があった直後というのは、いわば、「いきなりラストスパート」のようなものだったと思うのだ。 それで、今、新たに別の大規模な原発事故があったわけではないが、福島第一原発事故による放射能汚染の被害はそう簡単になくなりそうにない状況であり、こうなると、実際のところ、はてしなく「ラストスパート」を続けることは無理だと思うのだ。 原子力や放射能汚染に関する仕事をやっている人の場合はできるかもしれないが、そうでない仕事の者は、いつまでも「ラストスパート」の走り方は無理だと思うのだ。 ・・・ということは、走るのをやめて、どうにでもなれ・・という態度を取るのかというと、そうではなく、陸上競技の中距離走でいうところの「中間疾走」の走り方・対応に変える時期が来たということだと思うのだ。 そうでないとやってられない。 もしくは、放射能汚染の問題はなくならないから、継続的に考えていくしかないとして、福島第一原発事故直後の対応を「スタートダッシュ」と考えて、今後は「中間疾走」で行こうと考えるか。 それで行くしかないと思う。
〔 私は陸上競技については専門でも何でもないので、ここに述べた内容は間違っていないと思うのだけれども、もし、間違っていたらごめん。〕


《2》  それで、パンについてであるが、スーパーやコンビニで売られているパンで気にかかるものとして
1.「バター」が含まれているかどうか。 かつ、「マーガリン」「ファットスプレッド」「ショートニング」が含まれているかどうか。 
2.「米粉」が含まれているかどうか。
3.「イーストフード」が使用されているかどうか。
4.「果糖ぶどう糖液糖」が使用されているかどうか。
5.「イースト菌」によるか「酵母菌」によるか。
  この5点を主として考えた。 但し、5.は「できるなら」である。

1. 福島第一原発事故の後、牛乳などの乳製品から放射性物質が検出されることがあった。 もともとは福島県の乳製品は決して悪いものではなかったはずではあると私は思っているし、原発事故より何年か前、私が福島県に住んでいた時に購入して飲んだ福島県産の牛乳はたいへんおいしかった。 そうはいっても、原発事故による放射能汚染の影響を受けてしまった以上、消費者としては、考えざるをえない。 「暫定規制値」という緩い基準を満たしていたとしても、その基準は信用できないようであるし、又、その「暫定規制値」を上回っているものが、そのままの商品としてではなく他の商品に使用されて市場に出回っていないという保証はない・・と考えた時、産地がわからない「バター」が含まれているパンは要注意ではないか、と考えた。 どうも、福島第一原発事故の後、「バター」があらかじめ含まれているパンの割合が増えたような気がする。 これは統計的手法を使って厳密に調査したわけではなく、あくまで、私個人が買い物をする際に感じた感覚的なものであるが、どうも、そのような気がする。
   「バター」がだめなら「マーガリン」の方がいいか?  戦中世代の人と話をすると、戦後、食糧事情がよくなかった頃、「マーガリン」というものを「バター」のかわりに食べたがおいしくなかった、と言う人が少なくないが、最近の「マーガリン」はけっこうおいしい。 高脂血症・高コレステロール血症・高中性脂肪血症には、バターよりもマーガリンの方がいい・・・・と言われるが、「マーガリン」とは何なのか?  「バター」は動物性であるのに対し、「マーガリン」は植物性と言われたりするが、その「植物」とはいったい何なのか?
   「ウィキペディア―マーガリン」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%B3   を見ると、≪マーガリンは精製した油脂に発酵乳・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し練り合わせた加工食品で、その製造過程において水素を分子に付加して(水素付加、水素化)、常温で固体にしている。 ≫ ≪バターの主原料は牛乳だがマーガリンの主原料は植物性・動物性の油脂である。以前は鯨の脂肪(鯨油)を用いた物も普及していた。日本ではJAS規格により、「マーガリン類」の中で油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと分類されている。 ≫と書かれている。
   「マーガリン」は植物性であるから「バター」よりも高脂血症にはいいのかと思っていたら、≪マーガリンの主原料は植物性・動物性の油脂≫と書かれている。 その≪植物性・動物性の油脂≫という植物・動物て、いったい何ぞや? 
   「日本マーガリン工業会 マーガリンって何?」http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=dJgH0M1V3iiMnu2fgZamy6LCCaycLXtxU0t_md.racXhK.0eu.S1V.XC_t0mGDGKKrVYgdoJDMjCnh0CkkVfdr3pfFRcX2B4W8AKV8EFPOLtNWqSD1Phsemcz4gnRg0ec.lfWqqNWqsuwz.SFViT5qh079AqdzMG31239t8OT3I.AvMtNnKJrkscRA_OZvM0SR1L9mHXQg--/_ylt=A8vY8owS_vlRPbIAhqODTwx.;_ylu=X3oDMTEyczlkZm9pBHBvcwMzBHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAwMTE-/SIG=11ftuk2fr/EXP=1375438802/**http%3A//www.j-margarine.com/kiso/what.html を見ると、≪マーガリンとは、精製した油脂に粉乳や発酵乳・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し、練り合わせた加工食品≫≪マーガリンの原料は上質の油脂です。油の種類には様々なものがありますが、主に大豆油、なたね油、コーン油、パーム油、ヤシ油、綿実油、ひまわり油など植物油が60%強を占めています。動物性の油で主なものは魚油のほか、国産の豚脂・牛脂などが使われています。≫と書かれています。 決して無茶苦茶なものが使われているわけではないとしても、ずいぶんといろいろなものが原料として使われているようで、これだけ、いろいろな物が使われているとなると、放射能汚染の影響を受けているかいないかもわからなくなってしまう。又、「バター」と違って、乳製品ではないのかと思うと、≪粉乳や発酵乳・・などを加えて・・≫≪国産の豚脂・牛脂などが使われています≫とあって、「マーガリン」も乳製品や牛・豚が使われているようです。
  「ラーマ」とか、大手メーカーが作っている「マーガリンもどき」が「ファットスプレッド」でまともなものが「マーガリン」かと思うと、別にまがい物が「ファットスプレッド」というわけでもなかったようで、≪油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと分類されている。≫と「ウィキペディア」に書かれていますが、そうなると、放射能汚染の影響についても、「ファットスプレッド」と「マーガリン」はどちらがいいとも悪いとも言えないようです。
  「ショートニング」とは、「ウィキペディア―ショートニング」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0 を見ると、≪主として植物油を原料とした、常温で半固形状(クリーム状)の、食用油脂である。マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものと考えてよい。≫と書かれているので、放射能汚染の影響がどうかについても、「マーガリン」「ファットスプレッド」と同様と考えるべきでしょうか。
  それで。 「バター」にしても、「マーガリン」「ファットスプレッド」「ショートニング」にしても、あらかじめパンに入れられているというのは、どうも、自主性を侵害されているような気もしてあまりいい気がしない。 特に、「食パン」というものの場合、「バター」や「マーガリン」「ファットスプレッド」をつけたい場合は、「バター」「マーガリン」「ファットスプレッド」を自分で食パンに塗って食べたいもので、あらかじめ入れられているものというのは私は好きではない・・・が、最近、あらかじめ入っているものがどうも多いように思う。 特に、福島第一原発事故の後、増えたような気がするのだ。 厳密に統計を取って調べたわけではないのだが、「気がする」のだ。 それで、「バター」「マーガリン」「ファットスプレッド」「ショートニング」があらかじめ入っていないパンを買いたいと思っても、少数派でなかなかないのだが、↓はそのあらかじめ入っていない少数派のパンである。

2. 「米粉」は読んで字のごとく、米の粉であるが、どうも、福島第一原発事故の後、販売されているパンに占める「米粉」が含まれるパンの割合が多くなったような気がする。 これも、「気がする」であって、厳密に統計的手法を使って調査したわけではないが、「気がする」。
   その「米粉」に、福島第一原発から近い地域の米で、「米」として販売しようとすると売れにくい物が使われている・・・ということはないか?  なんか、ありそうな気がするのだ。 それで、「米粉」が含まれるパンや「米粉」が含まれる菓子はできるだけ買わないようにしてきたが、けっこう使われているものが多い。
   ↓ のパンは「米粉」が使われていないようだ。

3. 「イーストフード」とは、
≪   “ フード ”と書かれると、食べものと錯覚してしまうが違う。 合成添加物の塊だ。
  塩化アンモニウム・炭酸カルシウム・リン酸塩など13品目の合成添加物から、4~5品目を混ぜてつくられるのがイーストフード。 イースト菌にイーストフードを食べさせて小麦粉を発酵させると、機械でもふっくらとしたパンに仕あがる。 ・・・ しかし、塩化アンモニウムは毒性が強く、イヌに6~8g経口投与すると1時間以内に死んでしまう。 人間が大量に摂取すると、吐き気や嘔吐、さらには昏睡を起こすことがある。 熱で容易に分解されるが、有毒なアンモニアと塩化水素が発生する。 リン酸塩は多量に摂取すると、胃、腎臓、大動脈などに石灰沈着が起こり、骨中のカルシウムが溶け出して、骨が弱くなるとされる。 ≫(「週刊金曜日」編『買ってはいけない』1999.5.20.株式会社金曜日 所収、 渡辺雄二「“パンの王様”がつくる添加物の塊 山崎製パン ヤマザキクリームパン」 )
というので、できるだけ、「イーストフード」は含まれていないものを買うようにした方がよさそうだ、と考えた。

4. 「果糖ぶどう糖液糖」と3つ続けて書かれているものが原材料名に記載されている食品があるが、これはいったい何かというと、アメリカ合衆国などで、遺伝子組み換えとうもろこしから取ったものらしく、日本人は遺伝子組み換え食品自体については関心があるが、実は知らないうちに、遺伝子組み換えのとうもろこしから取った「果糖ぶどう糖液糖」が使ってある食品を食べている、という話が、雁屋哲氏の『美味しんぼ(おいしんぼ)』に出ていた。 知ったからには、「果糖ぶどう糖液糖」と3つ続けて書かれているものが原材料名に含まれている食品はできるだけ避けたいものだ。

5. 実は、私は、かつて、パンというものはイースト菌で作る物だと思っていた。 しかし、本来、そうではないらしいのだ。 
≪  オーガニックの材料を使っているのであれば、イーストではなく天然酵母でつくってもらいたいものだ。 天然酵母とは、ブドウなどの酵母菌を自然培養したもので、その際、酵母菌以外に乳酸菌などのほかの菌も一緒に増え、パンを発酵させる際、天然酵母特有の風味が出てくる。 これに対してイーストは、酵母菌以外の乳酸菌などを排除してしまう。 パンを膨らませるだけの酵母菌だけを竜さんアンモニウムやリン酸カルシウムなどの薬剤を使って純粋培養したものだ。≫(「週刊金曜日」編『買ってはいけない』1999.5.20.株式会社金曜日 所収 三好基晴「添加物入りオーガニック食品 第一屋製パン オーガニックつぶあん あんぱん」) というものらしい。

   それで。 1.「バター」「マーガリン」「ショートニング」があらかじめ含まれていない、 2.「米粉」が含まれていない、 3.「イーストフード」が使用されていない、 4.「果糖ぶどう糖液糖」と3つ続けて書かれているものが使用されていない、 5.「イースト菌」ではなく「酵母菌」で作られているらしい、 というパンを見つけた。 それが↓の2つである。 

【1】 フランスパン
「フランス産小麦20%使用 ※使用小麦粉に占める割合
イーストフード・乳化剤無添加 」
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(写真はクリックすると大きくなります。)
↑ 名称:パン
原材料名:小麦粉、 食塩、 発酵風味料、 パン酵母、 モルト、 砂糖、 ビタミンC(原材料の一部に乳、小麦を含む)
販売者:株式会社 神戸屋 MEK
       大阪市東淀川区豊新2丁目16番14号
購入店:コープみらい 
168円 賞味期限が近づいていることからの20%値引きで134円
袋代別2円
今回は、コープみらい(生協)で買いましたが、たしか、マミーマートでも買ったことがあるように思います。
 
  「小麦粉」は、「ウィキペディア―コムギ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%AE によると、≪2005年には栽培面積は21万ha、自給率は14%となっている≫≪日本の生産量は、86万300トン(2005年)、うち北海道での生産が全体の65%を占める。≫≪パン向けは国内生産の半分に満たない。これは、パン向けのコムギは、特に収穫期の高温多湿多雨に弱いため、国内では品質・収量ともに安定的な生産が難しく、農家が敬遠する傾向があるためである。≫とあるので、福島第一原発事故による放射能汚染を受けたものが使用されている可能性は高くないと思われる。
  「モルト」とは。 「はてな キーワード モルト 」http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E2%A5%EB%A5%C8 には、≪モルトとは麦芽のことだが、・・・≫とある。
  「発酵風味料」とは何なのかが、よくわかりませんが、全体としては、問題のありそうな保存料・添加物などはあまり多く使用されていないようですし、放射能汚染を受けている危険性の高い食品の使用もあまりなさそうです。
  「フランス産小麦20%使用」というのは、もしも、「90%以上」とかいうなら、小麦は大部分がフランス産の小麦なのだなと思うのですが、「20%使用」というのでは、残りの80%はどこのものなのだろう? と、逆に疑問に感じたりもします。 「ウィキペディア―コムギ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%AE には、≪日本のコムギ輸入相手国は、アメリカ合衆国 (55.9%)、オーストラリア (22.2%)、カナダ (21.2%) であり、その他の国は0.7%に過ぎない。≫とあり、それから考えると、フランス産の小麦というのは珍しいもののようですが、だから、フランスパンにはいいのか、どういうことなのかはよくわかりません・・・・が、なかなかおいしい。


【2】 全粒粉食パン 
「素材の旨み!」
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↑ 名称:全粒粉食パン 1斤
原材料:小麦粉  全粒粉  砂糖  植物性油脂  ぶどう糖  酵母  食塩
販売者:青空製パン(株) OA
       静岡県御前崎市白羽6729-1
購入店:船橋ビビットスクエア内 船橋食小路(たべこうじ)
358円
   【1】は何度も買って食べていましたが、今回、これを買ってみました。 なかなかおいしい。 「食パン」と書かれ、6枚切りとか8枚切りとかに切られていないので、食べる時に包丁で切るのがめんどうかとも思いましたが、実際には、別に包丁で切らなくても、十分、手でちぎって食べることができます。
   「全粒粉」とは何ぞや、というと、「ウィキペディア―小麦粉」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%BA%A6%E7%B2%89 によると、≪パンに使用する場合、パンに風味を与えるために必ずしもふすま部分を完全に取り除いたものが良いとも限らない。素朴な味わい風味を出すために、小麦粒をふすまごと丸々挽いた全粒粉も用いられる。≫ということだそうです。 放射能汚染の被害を受けた地域のものであれば、≪ふすまごと丸々挽いた≫というのは避けた方がいいかもしれませんが、パンに使用される小麦粉は「北海道産以外の国産」の割合は低いようなので、問題ないと考えていいかと考えました。
   「植物油脂」の「植物」が何かわからないという点はあります・・が、やわらかくてなかなかおいしい。
   「船橋食小路」は、全国から様々な食品を集めて販売している店で、他にも、「バター」「マーガリン」「ショートニング」が含まれていない、「米粉」が含まれていない、「イーストフード」が使用されていないパンが販売されていました。 この「全粒粉食パン」は少々値段がするといえばするけれども、たいへんやわらかくておいしい。


【3】 PSSバゲットフィヌ PASCO SPECAL SELECTION
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↑ 名称:パン
原材料名:小麦粉・パン酵母・食塩・ライ麦サワー種・岩塩・モルト・ビタミンC
製造者:株式会社パスコ東京
       東京都目黒区目黒本町二丁目1-12
購入店:マミーマート 273円
  「サワー種」とは、《ウィキペディア―サワードウ》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A6 を見ると、≪サワードウ (sourdough)又は 天然酵母 は、小麦やライ麦の粉と水を混ぜてつくる生地に、乳酸菌と酵母を主体に複数の微生物を共培養させた伝統的なパン種。≫≪乳酸菌が発酵の過程で生産する乳酸のため、サワードウをつかったパン(サワードウ・ブレッド、サワーブレッド)は特有の強い酸味と風味をもつ。≫≪サワードウ(サワー種とも呼ばれている)そのものをつくるには、小麦粉やライ麦粉を水と混ぜ、室温でしばらく放置すればよい。穀物のデンプンと水が接触すると、穀物自体に含まれる酵素のアミラーゼによってデンプンが加水分解され、マルトース(麦芽糖)をはじめとする糖類が生じる。≫と書かれています。
  「フランスパン」と「バゲット」はどう違うのだろうと思い、《ウィキペディア―フランスパン》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%B3 を見ると、≪フランスパンとは、小麦粉・塩・水・イーストのみで作られるフランスのパリ発祥のパンの総称。バゲットやバタールがよく知られている。≫と書かれており、フランスパンの1つが「バゲット」のようです。 実は、私は「バゲット」のことを「フランスパン」というのかと思っていましたが、そうではなく、「ウィキペディア」によると、フランスパンの種類として16の名称が出ており、それによると、クロワッサンもフランスパンだということで、たしかに、クロワッサンというのはフランス語だろうなという名前で、フランスパンでもバゲットとクロワッサンではずいぶんと違います。

   米の場合、「複数産地米」には福島県産の米、特に放射能汚染をある程度受けた米が含まれている可能性が考えられる。 「○○県産」と書かれているものでも、産地が偽装される可能性がないとは言えない。 米菓には、放射性物質の含有量が多いものが使用されている可能性も考えられる・・・といったことを考えると、時々はパン食にする方がいいとも考えたが、「パン」の場合、「パン」という名前の植物が生育するわけではなく、「パン」には小麦以外のものが相当含まれている「パン」があり、福島第一原発事故の後、「バター」「米粉」が含まれる「パン」が多くなったように思えたのですが、がんばって見てまわると、「バター」「マーガリン」「ファットスプレッド」「ショートニング」や「米粉」が含まれていないパンも、以上3点など比較的身近所で販売されているようです。

   「これは放射能汚染は大丈夫かな?」シリーズはかなり多くの方に見ていただけているようではあるのですが、しかし、別に、放射能関係の専門家でも食品の専門家でも何でもない私がこのような問題をブログに公開する必要もないかとも思ったのですが、今回は、これはよさそうと思ったものを発見したので、うれしさから公開させていただきます。
   但し、私は「しろうと」ですから、あくまで、「私はこう思った」という性質のものです。 もっと、専門的な方が見ると、ちょっと違うぞという部分もあるかもしれません。 ご批判は遠慮なくどうぞ。

   なお、今でも、スーパーなどで買い物をする時に周囲を見ていると、「原材料名」を見ないで買っている人がいますが、少なくとも、「原材料名」をともかく見た上で、自分なりに考えて買うようにした方がいいと思いますよ。 少なくとも、「原材料名」を見て考えて買うか、見ずに買うかなら、見て考えて買うようにした方が放射能汚染の問題にしてもそれ以外の問題についても被害が少ない方向に進むと思います。
     (2013.8.1.) 

《3》  私が勤務した千葉市中央区の会社に、マルチ商法の「『○○ウェイ』」は品質のいいものばかりを売っているから」と執拗に勧める人がいましたが、たとえ、実際に良い物を売っていても、個々に自分で判断せず、「○○ウェイの物はいい」と信仰する思考は問題があることを述べ、ここで公開いたしましたが、ある程度長くなりましたので、別稿とした方が見やすいかと思い、次回にまわし、[第192回]に《マルチ商法 と「良い商品」 について。》http://tetsukenrumba.at.webry.info/201308/article_2.html として公開させていただきました。(2013.8.8.)

(追加)【4】
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 ↑ 名称:パン
原材料名:小麦粉・レーズン発酵種・岩塩・ライ麦粉・ラード・パン酵母・モルト・醸造酢・(原材料の一部に小麦を含む) 内容量:10枚
製造者:敷島製パン(株) パスコ東京多摩工場
       東京都昭島市武蔵野二丁目12-3
購入店:マミーマート 273円
  「レーズン発酵種」とは。 《おいしいパンの百科事典―世界の天然酵母種(発酵種)》http://panpedia.annex.jp/knowledge/fermentation.html に、≪世界的には乳酸菌活性が高い発酵種が多く、発酵種の多くはサワー種(SourDough)と総称されています。天然酵母種(発酵種)の特徴は、酵母や乳酸菌の採取源や培養に用いるものによって異なります。例えば、ホップス種、酒種、レーズン発酵種、リンゴ種などがあります。≫≪果実種―果実の皮に付着している酵母を利用したもので伝統的なパンに利用されています。果実の糖分が分解され発酵液を用います。一般にはぶどう、リンゴなどが良く利用されます≫とあります。
  「岩塩」  放射線量の高い場所に食塩を置いておくと、「塩の放射化」ということがあるらしい。 福島第一原発から近い場所の工業団地の工場や飲食店が置いていた食塩が「塩の放射化」をきたし、その食塩が食品に使用されている・・・という可能性もゼロとはいえないでしょうけれども、可能性として高くはないでしょう。岩塩は外国産でしょうけれども、「塩の放射化」をきたした可能性を考えると、もし、「放射化」をきたす場所にあったなら、海でとった塩も岩塩も関係はないでしょう・・・が、可能性は高くないと考えるしかないと思います。
  「ライムギ粉」 ライムギは、《ウィキペディア―ライムギ》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%AE によると、日本では≪現在では青刈りして飼料や緑肥とするための生産を除きほとんど栽培されていない≫そうだ。≪主要なライ麦生産地帯はドイツからポーランド、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、ラトビア、及び北部ロシアへと続く。また、カナダ、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、中国北部でも栽培される。≫という。ベラルーシ・ウクライナなどはチェルノブイリ原発の事故の影響はまだ残っているだろうが、そこまでは考える余裕はないか。
  「ラード」  《ウィキペディア―ラード》http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89 には≪ラード(英: lard、伊: strutto[1])、豚脂(とんし)は、調理に用いられる豚の脂肪全般。日本では豚肉の脂肪で構成された部位を塩漬けに加工した食材を「ラルド」、豚の脂肪組織から精製した食用油脂を「ラード」と呼称する。≫とある。 原材料名の中に「ラード」と書かれた場合は、どこの豚かもわからない。 
  「醸造酢」とは、《コトバンク デジタル大辞泉―醸造酢》http://kotobank.jp/word/%E9%86%B8%E9%80%A0%E9%85%A2 に≪穀類や果実を発酵させてつくった食酢。米酢・バルサミコ酢などがある。≫とある。 元の≪穀類や果実≫がどこのどういうものかはわからない。
  多少、気になるのは、「ラード」と「醸造酢」の≪穀類や果実≫がどこのどういうものかという点か。
  そのくらいは、いいにするか。 いいにしないと食べてよいパンはほとんどなくなってしまう可能性がある。
     (2013.11.6.)  


原発事故 残留汚染の危険性
朝日新聞出版
武田 邦彦

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