高層マンション「津田沼ザ・タワー」による居住環境破壊。商業地域に住居マンションは不当。勝手な自然改変

[第463回]
   日本の人口は特に増えていないにもかかわらず、高層マンションなどというものが作られて自然環境が破壊されている。 高層ビルでも、「オフィスビルの高層ビル」と「高層マンション」では事情は違う。又、マンションでも、都心部で下層階と最上層階にはオフィスや店舗が入居して、中上層階に住居階としてマンションになっているというものと、全体がマンションというものでも事情は違う。 それから、オフィス用のスペースが増えても需要がある都心部と、その地域の実情を考えると、高層ビルは害こそあれ益にならないという場所でも事情は異なる。
   私が宅地建物取引主任者(→宅地建物取引士)の試験に合格したのは1992年、学習を始めたのは1989年の初めあたりからでしたが、「用途地域」というものが都市計画区域においては指定されている・・・というのは、長く住宅建築業の業界に勤めて来て今では「常識」になりました・・・が、ところで、落ち着いて考えてみて、」「用途地域」についての条文というのは、都市計画法にあるんだだっけ、建築基準法だっけ? ・・・て考えると、住宅建築業の業界に勤めてきた者でも、あれ、あれ、あれ? なんて思う人が少なくないのではないかと思います。 「地域地区」について都市計画法でこういうものを定めることができますとしているのが都市計画法第8条1項、「用途地域」としてこういう地域を指定します・・と規定されているのが都市計画法第9条1項~12項。用途地域ごとの建築物の用途制限についての規定は都市計画法ではなく建築基準法で、建築基準法第48条1項~12項 に規定されている。都市計画法と建築基準法の両方に用途地域についての条文はある、ということのようです。
   船橋市の駅から少々歩いた場所、坂の中腹の場所で戸建住宅を取得した我が家の2階の窓から南方を見たところ、30年弱前にそこに住んだ時に比べると背の高い建物が建って眺望は悪くなりましたが、あんな背の高い建物は建ってもらいたくないがなあと思っても、あるいは、夜間の防犯を考えて屋外に開いた廊下に明るい照明をつけているのかもしれないが、ある程度の高さのマンションでそれをされると、まるでそこに照明塔が建っているかのようで、坂の中腹の戸建住宅に住んでいる者としてはうれしくない、特に中学生の頃から星座を見るのを楽しみにしてきた者としては、「智恵子は東京には空がないと言う」と『智恵子抄』の高村幸太郎の詩に述べられている昼間の空だけでなく、夜間の空もまた東京にはなくなったように思えてきます。特に、ここ我が家は「東京都」の23区内ではなく、千葉県船橋市ですから、決して都心のマンションに住んでいるわけではないので、郊外に住んだのに、郊外に「空がない」というのはどうも納得いかないところがあります。しかし、6階建て・7階建てくらいのマンションというのは、まあ、建ってもしかたがないのかなあ・・と思ったりもしていたのです。

   しかし、↓ はいくらなんでもひどすぎるのではないか!?!
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↑ この写真は、[第455回]《戸建住民の居住環境悪化を招く 都心でもない場所での高層マンション建築に受忍義務があるのか? 》https://tetsukenrumba.at.webry.info/201905/article_3.html にも掲載して述べました。 我が家が建っている場所の用途地域は第一種低層住居専用地域ですよ。 「第一種低層住居専用地域」というのはどういう用途地域かというと、都市計画法第9条第1項に≪第一種低層住居専用地域は、低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域とする。≫と定められている地域ですね。ということは、第一種低層住居専用地域は≪低層住宅に関わる良好な環境を保護≫されるべきであり、第一種低層住居専用地域の住人は≪低層住宅に関わる良好な環境を≫破壊するような建築物が建てられないよう求める権利があるはずですよね。それなのに、なぜ、我が家の南の正面に↑みたいな巨大な岩山を人工的に造られなければならないのですか? おかしいと思いませんか!?!
   それから、我が家は船橋市の東部です。東京都23区の山手線の内側ではありません。東京の山手線と大阪の大阪環状線はいずれも円になって走っていますが、山手線の方が縦長の楕円で円内の面積が広い。東京の中心部というと、「山手線の内側で中央線より南側とその周辺、山手線の西側は山手線の東西両側、山手線外でも銀座・日本橋・京橋付近は都心部に含む」といったあたりでしょうか。もしも、そのあたりで住みたいと思ったならば、高層ビルというものをどう考えるべきか、高層ビルがいいのかどうかという問題は都心部でもありますが、その問題は今は横に置いておいて、新宿西口とかそういう場所、あるいは池袋サンシャインとかそういう建物がどうという話は置いておいて、です。都心部に高層ビルの商業施設やオフィス中心の高層ビルができるというのは、それは高層ビルをあまり好まない者としても、多少はしかたがない・・・かもしれないとも思うのです。しかし、我が家は千葉県船橋市で、船橋市と習志野市の境目から遠くないあたりの船橋市ですよ。戸建住宅に住みたいと思うから、都心から少々離れた場所に住んだのです。便利さだけなら東京都内の特に「山手線内及びその周辺」かそうでなくても東京から近い場所に住んでいるのです。戸建住宅として環境の悪くない場所に住みたいから、だから、船橋市に住んだのです。それは我が家だけではないはずです。戸建住宅として環境の悪くない場所に住みたいから船橋市や習志野市に住んだのに、なぜ、目の前に巨大な岩山を人工的に造られなければならないのか!?! もちろん、船橋市でもマンションの住民はいますし、船橋市でマンションに住んではだめとまで言うつもりはありません。しかし、ですよ。せいぜい、6階建てくらいのマンションならば、マンションを中心に建てる地域と戸建住宅をもっぱら建てる地域を用途地域で分けるようにすれば、まったく影響はないということはないとしても、戸建住宅の住民もマンションの住民もある程度は共存できるでしょう。それでも、第一種低層住居専用地域ではない住居系の用途地域に古くから戸建住宅に住んできた人が、すぐ目の前に大きなマンションを建てられて迷惑だという問題は出ているようですが、それでも、ともかく、マンションを中心とする住居の地域ともっぱり戸建住宅の地域に分けて共存をはかっているのです。しかし、↑みたいなものを建てられてしまったのでは、これでは共存できませんね。 ここまで巨大な岩山を人工的に造られてしまいますと、少々、離れた場所にも影響を及ぼすことになるのです。
   又、我が家は坂の中腹の位置に建っています。1階の南側は南側のお宅の1階の上の方と2階が前にありますが、2階は南側のお宅の2階より高く、南側のお宅の屋根より上が見えます。眺望も良く、風通しも良い。夏場も2階は窓を開放すると風通しが良く、クーラーなしでも涼しく過ごせます。この環境を得るために、我が家は駅から少し距離があるけれども、この位置で購入したのです。それなのに、なぜ、目の前に↑のような巨大な岩山を人工的に造られなければならないのですか? 我が家は第一種低層住居専用地域に建っています。東京都内ではなく、東京都内から少し離れ、通勤には少々時間がかかりますが、そのかわりに環境のいい場所に住んだのです。それなのに、なにゆえに、↑のような巨大な岩山を南側の目の前に人工的に造られなければならないのでしょうか?!?
   家相では、住宅を建てるには「四神相応の地」がいいと言われています。「北に山があり、南がひらけていて、東に清い川の流れがあり、西に大通りがある」というのです。我が家は、北に「山」というほどではないが北側が高い場所で、南が低くなっており、西に県道船橋我孫子線(通所「ふなとり線」〔船橋と我孫子ではなく、船橋と取手ということで、「ふなとり線」〕が南北に走っており、東に川の流れがあるかというと、ある程度東に行くと花見川なんて川が北から南に流れていることはいるけれども、それは少々離れているので、あてはまると言えるかどうかわからないが、ともかく、 「北に山があって南がひらけていて西に大きな通りがある」という3つの条件を満たした場所を購入したのです。そうでない場所なら、駅に近くて便利な場所もあります。ともかく、すべての条件に有利な場所というのはなかなかありませんが、我が家の立地は、北が高くて南が低い「南下がりの立地」で、「西に大きな通りがある」立地の北・南・西については家相・地相のいい場所を買ったわけです。ところが、南に↑のような巨大な岩山を建てられてしまうと、「南が開けている」という条件が損なわれることにもなり、地相が悪化されてしまいます。運気の低下をも招くことになります。せっかく、駅から少し距離はあるが北が高く南が低い立地の場所を購入したのに、南に我が家よりも高い岩山を人工的に造られなければならないのでしょうか?!? ↑のマンションの販売会社・建設会社、購入者・住居予定者は、なにゆえに、先住戸建住民の住居環境を悪化させ、地相と運気を低下させる権利があるのでしょうか? 彼らにそのような権利があるようには思えないのです。
  又、我が家は北が高く南がひらけている立地で、南側にまっすぐ行くと海、東京湾に至る場所で、我が家より南側は平野であったはずなのです。ところが、我が家よりも海に近い場所に↑のような高層マンションを建てられてしまうと、特に、今後も2つめ3つめと建てられてしまうようなことがあると、↑の高層マンションより内側、北側、↑の高層マンションから我が家までの間の土地は「盆地」にされてしまうことになります。 南側は平野である土地を購入したのに、なにゆえ、その場所を「盆地化」されなければならないのか? ↑の高層マンションの分譲業者・建設会社および購入者・入居予定者というのは、先住の戸建住民およびマンション住民といえども高層マンションではなく通常のマンションの住民にその居住地を平野から盆地に改変する権利があるとでも考えているのでしょうか? そのような「権利」などはいはずですが。

   さて、↑の建築中の高層マンションですが、いったい、どこなのか? 我が家は船橋市の東部で、習志野市に比較的近い場所ですが、すぐ近くが習志野市と境界というほど習志野市に近いわけではない、という場所で、↑の写真は2階の窓から南方を見て撮ったものです。船橋市なのか習志野市なのか、海に近い場所に、まるで、海からの風をさえぎるついたてみたいに高層マンションを建てようと考えた業者がいたようだが、船橋市なのか習志野市なのか、調べてみようと考え、クルマで南方に走ってみました。しかし、我が家の2階からは見えても、クルマで走り出すと、見えたり見えなくなったりします。一時は見失ったものの、ふなとり線(県道船橋我孫子線)から東方にまたもや見えてきました。そして、ついに場所を突き止めた。
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↑ フナトリ線の船橋税務署より少し南から東に入ったあたりから見たもの。

 ↑ 「旗」マークのあたり、住居表示としては、習志野市谷津 から東を見て撮影。 この付近の家からすると東側なので、我が家のように南側に岩山を造られるのとは事情は違いますが、それでも、東からの日光を遮ることになるでしょう。
  この撮影地から東へはクルマは通れないので、再度、フナトリ線に出て、少し北から南東に入り、途中、左折すると、巨大な岩山が見えてくるので、そこからは見失うことなく、たどり着くことができます。

  結論を言うと、↑の巨大な岩山は、JR「津田沼」駅の南、かつてはダイエーだったモリシア津田沼 http://www.morisia.com/about/ の南側の道路を隔てた南の「仲よし幼稚園」の跡地の「津田沼 ザ タワー」の建築現場だった。↓
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( ↑「津田沼 ザ・タワー」(工事中)。 北西側から見たもの。)
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( ↑「津田沼 ザ・タワー」(工事中)。 北東側から見たもの。)
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( ↑「津田沼 ザ・タワー」(工事中)。 北側の「モリシア津田沼」の西よりモリシアを経て見たもの。手前が「モリシア津田沼」)
  撮影日、雨が降っていたため、レンズに雨滴がつき、拭いて撮影するようにしたものの、拭いた後にも雨滴がついて、そのため、一部、写真に雨滴による曇りのようなものが見られますが、その点はご容赦願いたい。


( ↑「旗」マークが「津田沼 ザ・タワー」(工事中)。 ☆ひとつ=いまいち〔日光の手前〕 )

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 ↑ 工事中ながら、すでに「完売」らしい。居住環境を悪化される我が家などには工事について説明もなく始めて、すでに「完売」とは・・・。 「傍若無人」とはこのことか!


   [第455回]《戸建住民の居住環境悪化を招く 都心でもない場所での高層マンション建築に受忍義務があるのか? 》https://tetsukenrumba.at.webry.info/201905/article_3.html  で、我が家の2階から見て、この下品で野蛮なこの高層マンションを見て、この建築中の高層マンションの場所は船橋市なのか習志野市なのか、どちらだろうか、どちらかというと船橋市だろうか・・・と思ったのですが、JR「津田沼」駅の南側で習志野市です。但し、「京成 津田沼」駅は百パーセント習志野市ですが、JR「津田沼」駅は習志野市と船橋市にまたがって存在しており、↑の「津田沼 ザ・タワー」はJR「津田沼」駅の南側で完全に習志野市ですが、JR「津田沼」駅の北側は船橋市である地域が多く、習志野市と船橋市の境目付近の習志野市ということになります。

   役所で都市計画を立てる部署はどこかというと、市の都市計画課ですね。 さて、この問題ですが、船橋市の都市計画課に話すべきことか、習志野市の都市計画課に話すべきことか、という問題があります。 明らかに違法であるから工事を差し止めてくれといった場合には、その建築地の市役所に言うべきでしょう。 その場合には、言う相手は都市計画課よりも建築指導課になるでしょうか。
   しかし、今回、現地で見ますと、この「津田沼 ザ・タワー」は、
《事業者》 三菱地所レジデンス株式会社
        執行役員 街開発事業部長 岡田友裕
       三井不動産レジデンシャル株式会社
        執行役員 千葉支店長 各務徹
       野村不動産株式会社
        住宅事業推進二部長 守島洋
と大手の会社3社で、
《設計者》 株式会社フジタ 一級建築士事務所 赤木寛
《施工者》 株式会社フジタ 千葉支店 高橋時男
と、設計事務所が設計して建設業者が建設するという方式ではなく、設計と施工はいずれも、株式会社フジタ。
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( ↑ クリックすると大きくなるので、大きくして見てください。 )
株式会社フジタ については、大手と思っている人もいるようですが、私自身の感想としては、あまりいい会社とは思っていません。 1980年代後半、新帝国警備保障(株)でガードマン(交通誘導警備士)のアルバイトをして各ゼネコンの工事現場に行ったのですが、その際の「工事監督」の態度など、その会社によって異なったのですが、(株)フジタ は大手だというにしては「工事監督」の勤務態度が不真面目で、安全対策にも良識が欠けており、「大手だからいいとは言えない会社」という印象を私は受けました。 1日だけでも実際にその会社の工事現場で働いた者の感想ですからね。 
   ともかく、事業者3社・設計者兼施行者1社は、いずれも、大手なので、そういう会社の場合、「公式にはヤクザではないのかもしれないがヤクザみたいな顔してるおっさんの不動産屋」が事業者で「そのへんのいいかげんな工務店のおっさん」が施工者の工事ですと、「いかにも、違法やってそう」て感じですが、決めつけるわけにもいきませんが、↑のような大手の場合には、「明らかな違法」はおこなっていない可能性が比較的大きそうにも思えます。但し、「違法ではない」というのと、「法の抜け穴をくぐっている」というのは同じではありません。この点はきっちりと理解し認識者ておくべきです。
   もし、「明らかな違法」がおこなわれているのであれば、その土地の所在地の市役所の建築指導課に指摘して、是正してもらうように指導してもらうべきでしょう。 しかし、 「明らかな違法」がなされていないのなら、それなら、どんなおかしな物を造られても、市民は何も文句は言えないのでしょうか? そうではあるまい・・・・。

   これを読んでくださっている皆さんも一緒に考えてみてください。
1. 我が家は船橋市で、我が家の居住環境に影響を与えている高層ビルの建築地は習志野市。 さて、この問題について、役所に言うとすると、船橋市役所の方に言うべきか、習志野市役所の方に言うべきか?
どう思いますか? ・・・実際には、両方とも関係あるし、両方とも責任はあるはずです。我が家の地域を第一種低層住居専用地域に指定したのは船橋市ですから、船橋市役所は住居系用途地域の居住環境を守る義務があるはずですね。そうでしょ。 同時に、習志野市役所は習志野市役所の管轄区域で建築されるものは、習志野市内の居住環境に影響を及ぼすかどうかだけを考えればいいというものではなく、隣接している市の住民の居住環境もまた考慮しないといけませんね。そうでしょ。違いますか?
  用途地域の決定その他の都市計画は、県ではなく市がおこなっているのですが、市が決める際には自分の所の市のことだけを考えて決めればいいというものではなく、隣接する市のことも互いに考えて決めるべきであり、決める際には連携して決めるべきはずです。もしも、境界に近い場所、もしくは、特に境界に近くない場所でも↑のような高層ビルの場合には、相当離れた場所までも影響を及ぼしますから、そういうものについては、隣接する市とも協議した上で決定するべきですもし、隣接する市と協議して決めるということができないのなら、都市計画は、用途地域や高さ制限などの規定は「市」ではなく「県」が担当して決めるようにするべきです。そうでしょ。そう思いませんか?
2. 事業者も設計者・施行者も大手ですから、「明らかな違法」は絶対にしていないと決まってはいないとしても、「そのへんのいいかげんな不動産屋のおっさん」が事業者で「そのへんのいいかげんな工務店のおっさん」が施工者の工事に比べれば、「明らかな違法」はされていない、少なくとも、「名目上は適法」になされている可能性が高そうですが、「名目上は適法」なら、それなら市民は文句は言えないのですか? そうではあるまい。
  又、もしも、「名目上は適法」でありながら、市民の生活を考えた時に、不適切なものが「名目上は適法」に建てられるということなら、その場所の規制のあり方に問題があるということですね。そうでしょ。違いますか?
3. 私は、現在、船橋市民です。↑の高層マンションの建築地は習志野市です。 習志野市役所は「市民のため」に働くべきですが、この場合、「市民のため」とは「習志野市民のため」であって船橋市や八千代市・千葉市の「市民のため」に働く必要はないということになるでしょうか。そうではあるまい。そうではなく、習志野市役所は「習志野市民のため」だけでなく、居住環境という問題については習志野市の建築物が隣接する市に影響を与える場合には隣接する船橋市や八千代市・千葉市の「市民のため」にも働くべきですね。そうでしょ。違いますか?
4. 市役所の都市計画課というのは、都市計画を立てる部署です。 建築基準法や市町村の条例その他に違反するものは、建築指導課が、それは違反ですから困りますと指導するべきですが、同時に、都市計画課は、その市およびその周辺の場所の環境を悪化させないように都市計画を立てるべきであり、都市計画が適切かどうかについても、市民の声をきくべきですね。違いますか?
   都市計画かは、市民の居住環境を守るための部署ですから、もし、違反でないなら認めて当然でおかしな計画がまかり通っても、それでも「明確な違法」でない限り認めて当然などと思っているのなら、そんな「都市計画をおこなわない都市計画課」には存在価値がないことになります。都市計画をおこなわない都市計画課を都市計画課とは言えない。そうでしょ。違いますか?
5. 一般に、国家公務員1種というと、東大法学部とかそうでなくても旧帝大国立大学とかの出身の人が多く、地方公務員でも都道府県とか、市町村でも、大阪市とか政令指定都市くらいになると「一流大学」卒の人が多いのに対し、そうでない市町村になると、「どうせ、ええ学校出とれへん、アホばっかりや」とか言う人がいるのですが、ひとりひとりがどの学校を卒業しているかというのは、それはその人の問題で、「一流大学」を出ていない人でも真面目に仕事をして成果を出す人だってないわけではありませんから、どの大学を出ているかについて文句を言ってもしかたがない・・・として、もしも、担当者がそれほどしっかりしていないのであれば、それなら、「しっかりしていない」担当者が対応するのではなく、「しっかりした者」を呼んできて対応させるようにした方がいいですね。そうでしょ。違いますか?
   ・・・以上の点について、次回、実際に船橋市役所と習志野市役所に訪問して話をした内容について述べます。

6. 高層ビルというのは、解体したいと思った場合、解体できるのか?  解体できないのなら、解体する方法が考えられていないようなものを建設して良いのか? 解体する方法が考えられていないようなものを造るというのは、放射性廃棄物の処理の方法が考えられていないにもかかわらず原子力発電所を建設して稼働してきたようなものと違うのか?   
7. 高層ビルの場合には、都市計画での規制がなければいいという考え方ではいけないのではないか。 ↑の「津田沼 ザ・タワー」は44階建て。 きりのいい数字で、1階あたり3メートルと考えて計算すると、
 3m/階 × 44階 = 132m
↑に掲示されているものの写真を掲載しましたが、それには、152.10m(建築基準法による高さ)、161.04m(ペントハウス含む高さ) と書かれています。
100mを超す高さです。『登山・ハイキング 三浦半島 1991年版』(日地出版)によると、鎌倉の鎌倉宮の東の天台山が141.4m。 建長寺の東の鷲峰山が147m。「津田沼 ザ・タワー」は海水面からではなく建築地の地盤面から152.10m。鎌倉宮の東の天台山や建長寺の東の鷲峰山よりも高いのです。大阪府箕面市の箕面スパーガーデンがあるあたりが、たしか、海抜150mくらいだったはずです。インターネットで検索すると、新潟県三条市の高峰山が150mと出ていました。「津田沼 ザ・タワー」はそのくらいの高さの物を人工的に造っているのです。怖れを知らない「バベルの塔」みたいなものです。 大阪市の通天閣の特別屋外展望台(RF)が97.5m(通天閣HP「館内案内」https://www.tsutenkaku.co.jp/tour/index.html )。「津田沼 ザ・タワー」はその5割増しより高いんですよ。非常識だと思いませんか?!?
  モリシア津田沼 のビルは11階だてですが、そのくらいのものなら、都市計画だけで考えていいでしょうけれども、100mを超す建造物を建てられるということは、そこにひとつに岩山を人工的に造るということであり、その地域の地形を改変するということになります。 そういうものを、都市計画上の規制に違反しないからということだけで、私企業に自由に作らせて良いのでしょうか? その地域の地形を改変することになるようなものについては、広く住民に意見をきいて、必要なら住民投票をおこなうなどして考えるべきものではないのでしょうか?
8. 根元的な問題として、「空は誰のものなのか?」 空を占拠してそれを売るなどということが認められて良いのか? 「津田沼 ザ・タワー」の事業者がやっていることは、いわば、空を占拠して売っているようなものと違うのか?!?
9. ↑の「津田沼 ザ・タワー」の建築地は、用途地域としては「商業地域」であり、商業地域であるから、住居系の用途地域に比べて容積率などは大きく指定されており、容積率が大きく指定されているという条件を利用して、↑のような高層ビルが建築されているようです。 しかし、↑の「津田沼 ザ・タワー」は商業施設のビルではなくマンションです。 商業施設が下層階3分の1くらい入っていて、その上にオフィスが入っていて、最上階も商業ビルが入っていて、上の方の何階か住居スペースがあるというビルではありません。 現地の掲示によると、「主要用途  共同住宅(759戸)  自転車駐車場」と書かれています。 商業地域というのは商業施設を作るべき場所だから容積率は大きめに設定されている・・というのですが、商業施設のビルではないのです。おかしいと思いませんか?
   いいですか。再確認しておきたいと思います。都市計画法第9条10項には、≪商業地域は、主として商業その他の業務の利便を増進するため定める地域とする。≫と明記されているのです。そこは≪主として商業その他の業務の利便を増進するため定める地域≫と規定されており、大部分を住居とする巨大な岩山マンションを建てるべき場所とは規定されていないのです。なぜ、そんな場所に巨大な岩山マンションが建設中なのでしょうか? おかしいと思いませんか?
10. 「津田沼駅 徒歩4分。 駅ペデストリアンデッキ直結 」なんて看板に書いてあるのです。しかも、このJR「津田沼」駅「というのは「快速の停まる駅」なのです。 おかしいと思いませんか? JRの快速の停まる駅・京成など私鉄の特急の停まる駅の周辺というのは商業施設とか市役所その他の行政施設・公共施設が設けられるべき場所と違いますか?  もしも、その駅のすぐ近くに「共同住宅(759戸)」なんて専用住宅が大部分を占めるマンションを建てられてしまったなら、そういうマンションに駅の周囲を占拠されてしまったならば・・・→そんな駅にJRの快速、私鉄の特急を停める必要がありますか? 駅の周囲をマンションに占拠されたような駅なら、たとえ、その駅を存続させるとしても、JRの快速・私鉄の特急を停車させる必要はなく、各停だけ停まる駅で十分なのと違いますか? JRの快速、私鉄の特急は他の駅に停車させればいいのと違いますか?  

  予想として、この傍若無人な環境破壊の高層マンション「津田沼 ザ・タワー」については、今回から3回程度、前に述べたものと合わせると4回程度で述べることになると思います。 すべて完成してから公開することも考えましたが、現在、この傍若無人な高層マンションの工事が進行中であり、多くの人に関心を持っていただきたいと思いますのです。
   又、ここまで工事が進んだ以上は、今さら止められないのではないかと言う人もありますが、しかし、それならば、「やったもの勝ち」なのでしょうか?  国後島・択捉島・色丹島・歯舞諸島は「実効支配」をされれば、「実効支配」をされた側は文句は言えないのでしょうか?  そうではないのではありませんか? 今からでも、できるだけ早く、多くの人に関心を持っていただきたいと思いますので、作成できた部分から公開していくようにして、その後の部分は追って公開するというようにしたいと思います。

☆ 習志野市「津田沼 ザ・タワー」(工事中)の横暴!!!
[第455回]《戸建住民の居住環境悪化を招く 都心でもない場所での高層マンション建築に受忍義務があるのか? 》https://tetsukenrumba.at.webry.info/201905/article_3.html
[第463回] 高層マンション「津田沼ザ・タワー」による居住環境破壊。商業地域に住居マンションは不当。勝手に自然改変〔今回〕
[第464回]「津田沼ザ・タワー」は下品で野蛮。事業者・設計者・開発行為事業者でない者になぜ問合せさせようとする? https://tetsukenrumba.at.webry.info/201906/article_9.html
[第465回] 商業地域の容積率を悪用する「津田沼 ザ・タワー」。及、都市計画しない習志野市都市計画課 https://tetsukenrumba.at.webry.info/201906/article_10.html
[第466回]「津田沼 ザ・タワー」の確認票他+死人が出る可能性がある三菱地所レジデンスと(株)フジタの工事現場https://tetsukenrumba.at.webry.info/201906/article_11.html
[第467回]「津田沼 ザ・タワー」宅地建物取引業の票。ももんがあのような茶碗のかけらのような野蛮な高層マンション https://tetsukenrumba.at.webry.info/201907/article_1.html
[第468回]「津田沼ザ・タワー」事業者名票枠外に別の問合先記載は不適。地下鉄をありがたがる人と高層マンションをありがたがる人https://tetsukenrumba.at.webry.info/201907/article_3.html


≪ また、丘陵地など造成した土地で、敷地が傾斜している場合には、北が高く、南がいくぶんなだらかに傾斜しているような土地が最高である。ついで西がわずかに高く、東、東南、南にかけて平坦になっている土地もよい。この逆、つまり東、東南、南が高く、北や西へ向けてなだらかに開けている土地はあまり吉相とはいえない。
( 鶴野 晴山『よい家相・よい部屋相』-幸せを呼ぶ家づくり・吉相に変える部屋づくり』1989.6.10.KKロングセラーズ <ムック>の本 ↑)
 せっかく、吉相の土地の家を購入したのに、吉相の土地の家に住みたいと思うから駅から多少距離があり、多少坂を登る位置で購入したのに、なにゆえに、坂の中腹の我が家よりも南に巨大な岩山マンションを建てられて我が家の土地の相を吉相から凶相に変えられなければならないのか?!? なにゆえ、この「津田沼 ザ・タワー」の事業者・建設業者と購入者・居住予定者は、先住住民の土地の相を吉相から凶相に変える権利があるのか? そんな「権利」なんてないはずであるが!

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