東京のキリスト教書店1 「サンパウロ」「サンパオリーノ」及、四谷界隈。イナカモンの低俗「高級ホテル」

[第243回]東京のキリスト教書店(1)
   20歳前後の頃から、キリスト教書店に立ち寄るのが好きだった。 御茶ノ水のCLCクリスチャン文書センターは、ずいぶん何年も通ってきた。 渋谷のライフセンターがけっこう気に入っていたのだが、福島県~栃木県~山梨県と転勤して東京に戻って来て、久しぶりに行ってみようと思っていくと見当たらない。 持っていた いのちのことば社の目録の後ろで、九州の方のライフセンターに電話をして、渋谷のライフセンターはどうなったかわかりませんか? ときくと、渋谷と池袋のライフセンターがなくなったかわりに、新宿に「オアシス」ができたと教えてもらった。 オアシスは悪くはないが、なぜか、足が向くところとそうでもない所があって、御茶ノ水のクリスチャン文書センターの方がよく行く。  ひとつには、新宿のオアシスは、新宿とは言っても南口の南で、紀伊国屋書店とかがある新宿の東口などとは方向が違うのと、ここしばらく、千葉県に住んでいるので、御茶ノ水の方が近いということもある。  大規模な所では、銀座の教文館があるが、かえって、小規模な所の方が居心地がよかったりする時もある。
※ 御茶ノ水 クリスチャン文書センター(CLC BOOKS 御茶ノ水店) http://www.clc-shop.com/clconline/user_data/shops.php#ochanomizu 、https://www.facebook.com/CLCocha 
新宿 オアシス http://www.wlpm.or.jp/g_shop/oasis/shop_info.html 、 http://www.clc-shop.com/clconline/user_data/shops.php#w_oasis
銀座 教文館 http://www.kyobunkwan.co.jp/ 

    今はなくなったライフセンター渋谷店は、雑居ビルの3階だか4階だかにあって、階段を登って行った所で、「知る人ぞ知る」て感じだったが、その点、御茶ノ水のCLC BOOKS は、ビル全体がクリスチャン文書センターというビルで、駅からも近く、わかりやすいのですが、まあ、キリスト教書店というのは、あんまり、「もうかる店」でもないだろうから、駅の目の前とかにないのはしかたがない・・・・・・と思っていた。 大阪でも、オアシス梅田店は大阪駅前第二ビルの2階に楽譜屋のササヤ書店の隣というのか向かいにあるくらいで、ササヤ書店というのは、今は大阪駅前第二ビルに入っているが、かつては、大阪駅前第二ビルの南側の東西の道、今は地下をJR東西線なんてのが通っている道の南側に、ひっそりと、「知る人ぞ知る」店として存在していたのであり、「知る人ぞ知る」店を知っていて、かつ、そこを「男の隠れ家」のように愛好している・・・という、それだけでうれしくなるような店だったが、そのササヤ書店と並んであるくらいだから、オアシス梅田店もまた「知る人ぞ知る」店・・のはずだ。 そう思っていたら、先日、東京メトロ丸の内線で「四谷」駅を出たところ、目の前に「サン パウロ」という店の掲示が見えた。
※ オアシス 梅田店 http://www.wlpm.or.jp/g_shop/umeda/shop_info.html
ササヤ書店 http://www.gakufu.net/
〔 東京で、大阪のササヤ書店に該当するような楽譜屋はないかと思ってのだが、今に至るまで見つからない。楽譜に関しては、東京では、ヤマハ銀座店http://www.yamahamusic.jp/shop/ginza が私は見やすい。ヤマハの渋谷店がいいという人もいたのだが、インターネットで検索すると、渋谷店は2010年12月26日で閉店したらしい。(http://www.yamaha.co.jp/news/2010/10080501.html )〕
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※ 「サン パウロ」東京宣教センター http://sanpaolo.or.jp/?page_id=217#a
サンパウロ修道会 http://www.sanpaolo.or.jp/
   入って見て、店の雰囲気とか、それから、置かれている物とかを見ると、キリスト教書店でも、ここは、プロテスタントではなくカトリックのものだというのがわかります。 何をもってわかるかといっても、これや! と言いにくいのですが、まあ、行ってみればわかります・・・・が、マリア像がある・・・というのは、プロテスタントの方でもあったような。 チョコレートを売ってる・・・といっても、プロテスタントの方でも売っていたような。 カトリックの作家の遠藤周作の著書が置かれている・・・といっても、プロテスタントの方でも売ってるし。 何で区別するかというと、よくわからんのですが、全体の雰囲気でわかる。
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↑ 右のポスターの『杉原千畝物語』の 杉原千畝(ちうね) という方は、第二次世界大戦中に、リトアニアに大使として赴任していて、ナチスドイツの迫害から逃げてきたユダヤ人に、独断でビザを発行して助けた人で、ドイツと同盟を結んでいた日本の政府から帰国を命じられても、最後までビザを発行し続け、最後、リトアニアを離れる時に言った言葉は、「ごめんなさい。すべての人を助けることができなくてごめんなさい」だった・・・・と、何に書いてあったかというと、『憂国のラスプーチン』の中で、元外務省の佐藤優氏がモデルの憂木護(まもる)という人物の発言で見たのですが。 杉原千畝がカトリックの信者だったというわけでもないようです。 「アッシジの聖フランシスコ」は、やっぱり、カトリックて感じ。 マリア像の背面が見えていますが、たしかに、マリア像がでっかい! というのはあるが、大きくないマリア像ならプロテスタントのキリスト教書店でもある。    
※《ウィキペディア―杉原千畝》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D
〔 『憂国のラスプーチン』はなかなかおもしろいが、田中真紀子とか鈴木宗男、小泉純一郎、森喜朗、アントニオ猪木 といった人の似顔絵は大変良く似ているのですが、佐藤優がモデルという憂木護の顔が実物の佐藤優氏に比べてあまりにもかわいすぎる。〕

   中に入ると、カトリックの祈祷文の本が置かれていたりするあたりは、やはり、カトリックの書店て感じがします。 何か国語かの『聖書』が置かれていました。 ラテン語の『聖書』もありました・・・・となると、「このラテン語の聖書には、『ヨハネ黙示録』の13章が欠けている」と言ってみたくなります・・・が、「取り寄せましょうか」「うむ。至急、頼む」という会話をすると、Gと連絡がとれる・・・・・はず? なんて思って言うと、怒られるかな・・・・・。
〔   意味がわからない方のために説明しますと、国籍不明・年齢不詳の世界的スナイパー、日本人・中国人・日本人とロシア人の混血・日本人とユダヤ人の混血などの説があり、毛沢東の子孫・東郷平八郎の子孫という説があるがはっきりしない、報酬は高額であるが受けた依頼は必ず実行する、但し、依頼者に嘘や裏切りがあった場合には依頼者の命はない、「デューク東郷」と名乗ることもある、という「ゴルゴ13」と連絡をとる方法として、「毎日新聞」の1面の「毎日新聞」という題字のすぐ下に「G13型トラクター求む」という広告を出すというものと、ラスベガスのカジノのスロットでめったにでないというなんとかを出すというのと、キリスト教系のラジオ番組で讃美歌13番をリクエストするというもの、それに、神田神保町のなんとかいう古書店で、「ラテン語の聖書を探しているのだが」「ラテン語の聖書なら、そこに1冊、あります」「この聖書には『ヨハネ黙示録』の13章が欠けている」「取り寄せましょうか」「うむ、至急、頼む」という会話をすると連絡がつく、というのがあったのだ。 で、神田神保町の古書店ではないが、書店にラテン語の『聖書』があると、「この聖書には『ヨハネ黙示録』の13章が欠けている」と、どうも、言ってみたい誘惑にかられる・・・・・が、やっぱり、言っちゃいかんか・・・・・。 〕 

   サンパウロ修道会 は、同会のホームページの「当会について」http://www.sanpaolo.or.jp/about-us.htmlを見ると、≪1914年にイタリア人のアルベリオーネ神父によって、「社会的コミュニケーションの手段を用いてキリストのことばをすべての人びとに伝える」ことを使命として創立されました。  会員は司祭と修道士から成り、現在30の国と地域で、書籍、雑誌の発行と普及、またテレビ、ラジオの分野でも活躍しています。  日本における聖パウロ修道会は、1934年、イタリアから来日した2名の会員によって基礎が築かれ、1955年、日本管区になりました。 ・・・・≫と出ています。 やっぱり、そういう真面目なお店に行って、「このラテン語の聖書には『ヨハネ黙示録』の13章が欠けている」・・・なんて、言っちゃいけませんよね。 一瞬、言いたくなるのですが・・・。

   北海道十勝カルメル会修道院 製作のチョコレートが販売されていたが、「チョコレートはチョコレートだ」が、なかなかおいしい♪ ↓
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    この店舗のビルの裏手あたりに、「サン パオリーノ」http://www.sanpaolino.jp/pages/306895/profile 、http://www.sanpaolino.jp/という修道院製品を販売している店が別にある。↓
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↑ この「悠STANZA 四谷ビル」の1階、左下の部分です。

  「サンパオリーノ」のHPの「サンパオリーノについて」http://www.sanpaolino.jp/pages/307105/corp を見ると、≪ 販売主:宗教法人カトリック聖パウロ修道会  店舗名:サンパオリーノ≫で、聖パウロ修道会 がやっている店のようです。

   東京メトロの四谷駅とJRの四谷駅からは道に出る場所は一緒で、四谷駅から出て「サンパウロ」と逆側に上智大と聖イグナチオ教会http://www.ignatius.gr.jp/index_j.html があります。↓
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↑ 手前の建物が聖イグナチオ教会です。
   「聖イグナチオ教会」の「イグナチオ」とは、“受験世界史必出人名”のイグナチウス=ロヨラからきているようです。 知った時、へ~え・・・・と思いました。 考えてみると、上智大はカトリックの教会ですし、遠藤周作の『札の辻』でも、戦中、カトリックの大学だということで上智は軍部からにらまれていた話がでています。(慶應は、戦中でも天皇制の研究をやったりしていた。それだけ、独立自尊と学問の自由を重んじてきた大学だといったことを言う方が慶應義塾の関係者でおられますが、そういう面がまったくないわけではないとしても、上智などはカトリックの学校だということで軍部から「目をつけられていた」のに対し、慶應は塾長の小泉信三という人が「どう考えても、左翼とか社会主義とかを志向する人ではない」ということから「大目に見られていた」という話もあります。)
※ イグナチウス=ロヨラ Ignatius Loyola  1491頃~1556 もとスペインの貴族で軍人。 ザビエルら6人でイエズス会を結成。 初代総長となる。
 (全国歴史教育研究協議会 編『新版改訂 世界史用語集』1978.新版改訂第10刷 山川出版社 )
   聖イグナチオ教会の今の建物は、《ウィキペディア―イグナチオ教会》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%AA%E6%95%99%E4%BC%9A によると、≪ 1995年(平成7年)4月17日、第1期工事が着工する。1997年(平成9年)9月20日、旧聖堂最後の司祭叙階式が行われ、翌1998年(平成10年)1月、新聖堂の第1期工事が完成し、1月10日、11日に遷堂式が行われた。1999年(平成11年)4月6日には第2期工事が竣工し、現在の教会が完成した。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災により、鐘楼の十字架がぶら下がった状態となったが、翌2012年(平成24年)に修復された。 ≫というものだそうです。
   「上智大の敷地の一部分」なのか「隣接地」なのかにあるので、上智大の教会なのかと思ったらそういうわけでもないらしく、《ウィキペディア―イグナチオ教会》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%AA%E6%95%99%E4%BC%9A≪ 聖イグナチオ教会は、上智学院の一組織ではなく独立している。しかしながら、上智大学において入学式が実施される際には、聖イグナチオ教会は「入学記念ミサ」を捧げ、卒業式が実施される際には「卒業記念ミサ」を捧げており、上智大学において行われる儀式と聖イグナチオ教会において行われる儀式で時間が重複することは無い。また、キリスト教関連の書籍や文献がある「聖三木図書館」は、1953年(昭和28年)に聖イグナチオ教会から上智学院へと移管された。 さらに、聖イグナチオ教会も上智学院もイエズス会と関係を有している。それ故、聖イグナチオ教会と上智大学との間には密接な関係があるとみなして差し支えない。しかし、上智大学の構内においては、クルトゥルハイムというミサを捧げる聖堂が別途設けられている。 ≫と出ています。
   遠藤周作の『札の辻』という短編小説に戦中の上智大での話が出ていますが、遠藤周作は旧制 灘中学校や慶應大学と違って上智大には行っていないので、取材した上での話かと思ったら、《ウィキペディア―遠藤周作》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%97%A4%E5%91%A8%E4%BD%9C を見ると、遠藤周作は上智大の予科に1年だけ行っていたようですね。

   さらに。 上智大や聖イグナチオ教会と道路をへだてた逆側を見ますと、十字架のかかった建物が見えます。↓
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↑ 右側の建物です。 十字架が大きくかかっているところを見ると、これは、カトリックの教会堂かと思って、地図を見ると、「幼きイエス会 二コラ・パレ修道会」のようですが、さらに左側の建物も、よく見ると、窓の配置が十字架の形状になっています。 これも教会堂かと思って地図を見ると、雙葉学園のようです。

    ここもまた、上智大と聖イグナチオ教会の関係みたいな立地です。 もしくは、千葉大と東大生産研究所の関係みたいな立地。 ちなみに、最寄駅:JR総武線「西千葉」、もしくは京成電鉄千葉線「みどり台」の千葉大のキャンパスの一角をグイッとえぐりとるように東大生産技術研究所なるものがありまして、千葉大を卒業したある知り合いが「東大優先みたいに東大にえぐりとられてるの。 ほんと、あれ、見ると、千葉大って東大の下なんだなて実感させられるみたい」と言っていましたが、《最近、「松嶋みどり・丸川珠代と同じ大阪教育大付属池田中学校」「丸川珠代と同じ大阪教育大付属池田高校」を卒業して、大学在学中に女子中学生をアパートに監禁した某が行っていた千葉大》は、東大の生産技術研究所に敷地をえぐりとられていまして、そのあたり、いかにも、東京帝国主義大学て感じがしますし、千葉大なんか行くと、東大の下に千葉大があるんだなあ~あ・・・というのをそこを見て“実感”してしまうとか言います・・・が、千葉大の西千葉キャンパスは、もともとが東大の第二工学部だった場所だとかいう話もあります。

↑ 千葉大西千葉キャンパスの一角のうち、南東側のぐいっと削り取られている一角が東大生産技術研究所です。
※《ウィキペディア―東京大学生産技術研究所》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80 
   それで、雙葉学園と「幼きイエス会 二コラ・パレ修道院」とは、帝国主義東大と帝国主義国に領土をえぐりとられた千葉大の関係ではなく、「幼きイエス会」が二コラ・パレ修道院と雙葉学園を作ったらしい。
※《(カトリック女子修道会) 幼きイエス会(二コラ・パレ)》http://www.ijnico.or.jp/ 
《幼きイエス会二コラ・パレ修道会 学校法人雙葉学園》http://www.futabagakuen-jh.ed.jp/ 


   ところで。 四谷には、四谷駅とホテル ニューオータニとの中間付近に、女子パウロ会 のキリスト教書店というのか、書店兼聖具店というのかがあったと記憶しており、一度、行ったことがあるのですが、どうも、見つかりません。 なくなってしまったのかと思って、インターネットで検索すると、女子パウロ会のHPhttp://www.pauline.or.jp/ の「女子パウロ会のお店」http://shop-pauline.jp/?mode=f5  に、「聖イグナチオ教会案内所」というのが出ています。 もっとも、あくまで、「聖イグナチオ教会案内所」なので、聖イグナチオ教会の内部にあるもののことかもしれません。 何年前でしたでしょうか。 まだ、10年は経っていないはずですが、たしか、四谷駅とホテル ニューオータニの間に女子パウロ会のお店があったと記憶しているのですが、私の記憶違いではないはずですが、今は見あたりません。

   上智大とJR中央線の間が堤のように高くなっていて、堤から下に上智大の運動場があります。 私は、この堤がけっこう好きです。
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↑ ホテル ニューオータニ http://www.newotani.co.jp/makuhari/ 。 右後ろは新館(といっても、できてけっこうなるけど。)

   ホテル ニューオータニ は、かつては、帝国ホテル・ホテルオークラ とともに高級ホテルの「御三家」と言われていた時代があった。 私も宿泊させてもらったことがあったものの、父は「ここは、わしいみたいなエライエライ人間しか泊まってはならないホテルなんやぞ。 あんたあなんかは泊まってはならないホテルやねんぞ」とか言っていたので、そんなもの、泊まりたくもないわ、と思ったことがありました。 ロシア革命でアメリカ合衆国に亡命したドン=コサック合唱団の指揮者 セルゲイ=ジャーロフが、「ああ、ロシアに帰りたいなあ。 ロシアの居酒屋で一杯やりたいなあ。 アメリカの金ぴかの御殿みたいなホテルにはうんざりしたよ」と話したという話をどこかで読んだ記憶があるのですが、別に「エライエライエライ人間だけが泊まることを許されるホテル」などというそんなものに泊まりたいとは思わない。 なにしろ、バックミュージックとしては「ヴォルガの舟唄」とか「ドビヌーシカ(仕事の歌)」とかが似合いの人間ですからね・・・。〔⇒《YouTube―ЭЙ, УХНЕМ!(エイ ウーニェム)(ヴォルガの舟唄)》 https://www.youtube.com/watch?v=AfqO1HmLTT8&list=PL63B3242CBA26DF68 、《YouTube―SHALYAPIN(シャリアピン) Folk Song 1910 & 1924 Дубинушка(ドビヌーシカ) ШАЛЯПИН 》https://www.youtube.com/watch?v=xeLxsBpzYDg&index=3&list=PL6BD5C1249C6F676B 〕  しかし、考えてみると、私はヨーロッパに何度か旅行に行きましたが、泊まったのは、たいてい、二ツ星か三ツ星のホテルですが、ニューオータニとか「エライエライエライ人間しか泊まることは許されないホテル」とかに泊まるおっさんというのは、たいてい、五ツ星のホテルに泊まるわけです。そして、観光ツアーでガイドさんに連れられて観光バスに乗って名所旧跡に行くのです。 二ツ星・三ツ星のホテルに泊まった人間は、翌朝、自分の足と自分の判断力で街を歩くのです。 考えてみると、五ツ星のホテルに泊まる人って、かわいそうな旅行してますよね・・・・。

   ホテルニューオータニ のHPの「会社情報」http://www.newotani.co.jp/group/company/ を見ると、ホテルニューオータニ は、東京の四谷というのか赤坂見附というのか紀尾井町というのかとともに、大阪と千葉市の海浜幕張にもあると出ています・・・・が、1993年からしばらく、福島県いわき市の湯本地区にも「ホテル ニューオータニ」はあったのです。 いわき市の地図に掲載されていました。 でも、紀尾井町のホテルニューオータニのHPには、福島県いわき市にホテルニューオータニがあるとは書かれていませんよね。 これはどういうことだろう?
   別に不思議でも何でもないのです。 いわき市の湯本温泉というのは、温泉湧出量日本一という名湯ですが、大谷さんという方が経営していた旅館があったらしいのですが、大谷さんは、ホテル形式にして建物を新しくしようと考え、新しくなった建物に「ホテル ニューオータニ」と命名されたらしいのです。 紀尾井町のホテルニューオータニだって大谷さんが社長を勤めるホテルですから、いわき市の大谷さんがホテルニューオータニをやったって悪いことはないはずです。 今どうなっているかわかりませんが。
   ちなみに、福島第一原発の事故で今は立入禁止になっている区域の双葉町に、「テンウッド」という家具屋さんがありました。 富岡町の夜の森には「理髪店 セビリヤ」(⇒《YouTube―Largo al factotum - Leo Nucci (Il Barbiere di Siviglia-Rossini) https://www.youtube.com/watch?v=zwg6SFAsn9s )がありましたが、どちらも立入禁止区域になってしまっています。

   かつては、帝国ホテル・ホテルオークラ とともに「高級ホテル」の「御三家」と言われたホテル ニューオータニですが、最近では「格落ち」したらしく、「西洋式高級ホテル」では、外資系のシェラトン、ヒルトンに帝国ホテルが「高級ホテル」としては評価され、ホテルニューオータニはシェラトン、ヒルトンや帝国ホテルに比べて「格下」の評価になった、と何であったか週刊誌だか月刊誌だかに載っていた。
   そうかもしれん、て感じがする。 ホテルオークラ もチェーン店みたいのがいっぱいできて、「世界の磯崎が設計したポストモダンの集大成」とかいう中庭の中央に溝があって足をつっこんでひっくり返って怪我しそうで、オブジェは子供の眼くらいの高さに鉄芯が飛び出ていて危険がいっぱい、音楽ホールは「納骨堂みたい」な、「世界の磯崎が設計したからにはほめにゃならん」つくばセンタービルに入っている ホテルオークラフロンティアつくば なんて、あんまり「高級ホテル」て感じがしない・・・・が、それでも、なにしろ、「世界の磯崎」が設計したからにゃ、ほめにゃならんのでしょうけれども、でも、あんまりいい感じしないよお~お・・・・なんて言うのは、正直というのか、世渡り下手というのかの私くらいかもしれませんが、あんまり「高級ホテル」て感じしないね・・・・。
   そして、ホテルニューオータニ ですが。 かつては、父が言うには「わしい のようなえらいえらい特別にえらい人間しか宿泊してはならないホテルやねんぞ」ということでした。 京都の祇園の茶屋みたいに、「一見さん、お断りどすう~ぅ」みたいなホテルで、カネだせばいいというものではなく、誰かの紹介がないとだめとかあったと聞きました・・・・が、2001年だったと思うのですが、(株)一条工務店http://www.ichijo.co.jp/ なんてイナカモンの成り上がり社長の会社が、「営業成績優秀者の表彰」とかいうのを、紀尾井町のホテルニューオータニで開催したのです。 あんなイナカモンの会社が使ったんですよ。  イナカモンの会社が。
   この場合、「イナカモン」というのは、田舎出身という意味ではありません。「『いなかもの』という言葉には2通りの意味がある。 田舎出身という意味での『いなかもの』は別に悪いことはない。 しかし、『精神面がイナカモン』というのはいけない」とおっしゃったのは誰かというと、福沢諭吉先生です。 いいこと言いますよね、天下の一万円札は。 で、(株)一条工務店の「営業成績優秀者」とかいって来る連中、考えてみてください。 良いとは言えない方の「イナカモン」だらけですよね。 そういう人が使用するホテルになったのです、ホテル ニューオータニは。 だから、今さら、「特別にエライエライ人間だけが利用できるホテルやねんぞ」とか言われても、「ああ、そう」て感じ。 くっだらねえ~え!!!  フィ~ガロフィガロフィガロフィガロフィガロ~オ♪〔⇒《YouTube―Luciano Pavarotti - Figaro》https://www.youtube.com/watch?v=RTk79LAd0eM&ebc=ANyPxKp8Lvo0vsg3DssJrPnMrYw6tLD1hTWjZV8wO7hbHGMA-7bR9l34UAU-h8xi5oSdJfaXCyvSaY3aMG1vgwvrZUsWqfyp2w 〕

   さらに。 海浜幕張の ホテルニューオータニ なんて、「宗教右翼」の1つ、倫理研究所(=倫理法人会)が会場に使ったりしてるようですよ。 反社会的勢力が使ってるんですよ。 
   くっだらねえ。 「高級ホテル」なんてそんなものなのか。 「格落ち」したホテルニューオータニだからそうなのか・・・・。
   倫理研究所(=倫理法人会)(旧 「ひとのみち」)の問題は、まず、「宗教じゃないんです」と言って、今一つ教養水準が高くないオーナー社長にとりいって、「社長の命令です」とか言って従業員に倫理研究所(=倫理法人会)に参加させようとするところです。 そのやり口をやるために、あえて、「宗教団体」になっていないようですが、宗教であるかないかは「宗教団体」になっているかなっていないかで決まるわけではありません。 「宗教団体」になっていなくても、宗教の性質をもっているものは宗教です。そもそも、「太陽を拝みなさい」とか(太陽は皇祖アマテラスだとして、拝みなさいと言い、教育勅語を教義としていた戦前の「ひとのみち」の流れをくむ団体だけあります)、「社長を拝みなさい」とか言ってる団体が、なぜ、宗教じゃないのですか?
   「親孝行しなさい、とか教えてあげてやろうと言ってるんだあ」とか言うのですが、「教えて」いらんよ、丸山なんとかなんかに。 人に「教えてあげてやろうと言ってるんだあ!」とか言う前に自分がやったらどうですか。「親孝行」とかいうのを。 もっと、給料はらってくれて、休日もきっちりとらせてくれたら、親孝行もできますよ。 サービス残業させるのやめてもらえませんかねえ、親孝行のために。
    また、「政治団体ではありません」「右翼団体ではありません」とか倫理研究所(=倫理法人会)は言いまくっていますが、神話から説く戦前型日本史教科書の採択・靖国神社公式参拝の定着・教育基本法改悪を働きかけている団体が、なにゆえ、政治団体じゃないのですか? なにゆえ、右翼団体ではないのですか? きっちり、政治団体でしょ。 右翼団体でしょ。 違いますか? 違うというのなら、どこが違うか説明していただきたいですね。
[参考]《阿修羅 日本における「宗教右翼」の台頭と「つくる会」「日本会議」》http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/1179.html
《日本同盟基督教団 「教会と国家」委員会 君が代強制反対キリスト者の集い報告 委員 柴田智悦(横浜上野町教会 牧師)》http://domei.biz/x/modules/b_committee/?page=article&storyid=76
    そういうはた迷惑な団体がホテルニューオータニ使ってるようです。 その程度のホテルです。 アホくさい! その程度です、その程度。 その程度のホテルですよ、アホくさい!


    私は、かつて、「茶道」とか「お茶」とかいうのは、「お花」と一緒で、さらに言うと、東大京大以外の大学の仏文科と一緒で、なんかしょ~もないやつのくせにカッコつけたがる女が嫁入り道具としてやるもの・・・・と思って軽蔑していました。 でも、住宅建築業の仕事について、茶室や茶道を知らないではすまないということで学んでみますと、本来は違うのです。 茶室でもてなす主人は「隠者」であり、「隠者」とは、権力者でもなければ金持ち・財産家でもない。 権力もなければ財産も特にない。 しかし、志は低くない。 権力もカネも特にあるわけではないが、教養は低くない、志は低くない、というそういう者がせいいっぱいのもてなしをしよう・・というのが、それが茶室であり茶道であり「お茶」だというのです。 なんだか、現在の、「けっこうなお点前ですこと、オホホ・・・・」とか言って「ほめにゃならん」という「お茶」とは本来の茶道はずいぶんと違いますね。「ニューオータニで泊まって来たんだどお」だの「ニューオータニで食事してきたんだどお」とか言って自慢するイナカモンのおっさんというのは、「けっこうなお点前ですこと、オホホ・・」とかいうのを得意とするオバサンと一緒でくだらん。(株)一条工務店の いわき市の営業所にいた時、従業員で「仙台はすんげえどお、ち~かてつがあるんだどお。おら、仙台行って、ち~かてつ 乗ってきたんだどお。どうだ、すげえだろお。おい、おめえ、地下鉄、見たことへえだろ。おら、地下鉄乗ってきたんだどお」と自慢するおっさんがいましたが、それと同程度。
   佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞した時、佐藤栄作なんぞがノーベル平和賞を受賞するとはけしからんと怒った人がいましたが、本多勝一は、ごはんにカレーをかけるとカレーライス、犬の糞に小便をかけると堆肥であってどちらも悪くない、悪いのは、ごはんに小便をかける行為、犬の糞にカレーをかける行為がよくない。佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞するのはけしからんと怒った人というのは、佐藤栄作という犬の糞にノーベル平和賞というカレーをかけるのはけしからんと怒ったわけだが、そもそも、ノーベル平和賞というものはカレーではなく小便のようなものであり、佐藤栄作という犬の糞がノーベル平和賞という小便をひっかけられるというのは「いかにも、ふさわしい」と言うべきであり、むしろ、ノーベル文学賞を辞退したJ=P=サルトルこそさすがだ、と書いていたが、そうかもしれん。 ニューオータニで泊まった・・・とか、ニューオータニで何々をやったとかいうのを自慢にしたいイナカモンは、しょせん、教養水準の低いイナカモンであり、その類と一緒にされたくないと思えば、むしろ、そういう「しょーもない成金イナカモンのホテル」なんぞ、泊まりたいとは思わん!!!   バックミュージックとして「ドビヌーシカ」が似合う男としては、成金イナカモンホテルなんぞ、ポリシーに反するし・・・。〔⇒《YouTube―SHALYAPIN(シャリアピン) Folk Song 1910 & 1924 Дубинушка(ドビヌーシカ) ШАЛЯПИН 》https://www.youtube.com/watch?v=xeLxsBpzYDg&index=3&list=PL6BD5C1249C6F676B 、《YouTube―仕事のうた 》https://www.youtube.com/watch?v=6GRUhyhiKjY 〕
   ホテルニューオータニ幕張http://www.newotani.co.jp/makuhari/index.html は、払うべき従業員の給料はらわずに逃げても、倫理研究所(=倫理法人会)にはカネをはらう男、それで「リンリ、リンリ」と鈴虫みたいに鳴いてばかりでやかましいやつらが集会に参加するホテル。 そういう連中のホテルだ。 あほくさい。 そういう人間的に程度の低い連中のホテルだ。  「ドビヌーシカ」に感動する者の泊まるホテルではない。
   (2016.4.21.)
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私は生まれ故郷で多くの歌を聞いた
喜びや悲しみの歌を耳にした
だがその中で思い出に刻み込まれた一つの歌がある。
それは労働者の仲間たちの歌だ

  おお 樫の棒よ持ち上がれよ
  おお緑の葉のついた棒が動きだす
  引っ張るぞ引っ張るぞ
  それ!

祖父から父へ、父から息子へと
この歌は引き継がれていく
そして労働の力が失せたならすぐに
樫の棒に頼みの綱としてすがるのだ

私はこの歌を仕事仲間たちが歌うのを聞いていた
丸太を垂木にあげながら歌うのを
と突然丸太が崩れ仲間たちは歌をやめた
二人の元気な若者が下敷きになったのだ

木材を積んだ船を曳くときも鉄を鍛えるときも
シベリアの鉱山で鉱石を掘るときも
胸の苦しみと痛みと共に我等は一つの歌を歌う
その歌であの樫の棒を偲ぶのだ

だが時が来て民は目覚めよう
力強い背を延ばし
地主や皇帝、坊主や貴族を倒すため
民はもっと強い樫の棒を探し出すだろう
(「Дубинушка(ドゥビヌーシカ)」 伊東一郎訳。
『ロシア民謡集 モスクワ郊外の夕べ』岸本力 編。 伊東一郎 ロシア語対訳・解説。 2003.11.20.全音楽譜出版社 ↑)

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