「マルチ商法」と「良い商品」について。原理研そっくり、○○ウェイの勧誘。職場を悪用してのマルチ勧誘。

[第192回]
   私が勤めてきた千葉市中央区鵜の森町 の ◇◇ハウジング有限会社(建設業)に、マルチ商法の 「○○ウェイ」 にはまっている人が何人かいました。 「はまっている」と表現してしまうと、その活動をやっている人から怒られるかもしれません。「はまっている」というのは否定的な表現であり、それをやっている人としてはその活動に参加してはいても「はまっている」とは考えていないでしょう。


 それをやっているおっさんK(40代前半)が言うには、「○○ウェイ」は、世間一般の商品よりも質のよいものを提供しているのだそうです。 調理器具にしても何にしても世間一般より質の良い物を提供しているので、「○○ウェイ」で買うものは価値がある、と言うのです。 しかし、私は気が進まないのです。
[「成功するマルチいうたら だいたい方程式は決まってるんや
 掃除とか調理に使う日用品 あとは自動車の類
 日本人が使っているものより 2~3割性能のええ物やったらバッチシやで
 ちょっとくらい高くってもどうってことないんや
 セールスポイントさえ押さえておいたら 競合商品の10倍くらいの値段つけても
 商売できるで それがマルチや」 
(青木雄二『ナニワ金融道 骨の髄までいただきますの巻―昔話じゃありません マルチ商法永久不滅!!』2008.8.12.講談社 アンコール刊行 より) ] 

   その理由としては、
1.  「マルチ商法」と「ネズミ講」の違いがよくわかっていない人がいますが、青木雄二『ナニワ金融道』を読んで知ったのですが、≪「ネズミ講」ははじめから違法≫であるのに対して、≪「マルチ商法」は一応、合法≫であるという違いがあるようです。(「闇金(やみきん)」(闇金融)は最初から違法であるのに対し、「街金(まちきん)」は、一応、合法・・みたいなものでしょうか・・) しかし、実質的には、「マルチ商法」も、性質として「ネズミ講」とあまり変わらないところがやはりあるのです。
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(↑青木雄二『ナニワ金融道 骨の髄までいただきますの巻―マルチ商法は永久不滅!!』(2008.8.12.講談社 アンコール刊行)より↑)(↑クリックすると大きくなります。↑)

2.  勧誘が異常にしつこい。 職場のそのおっさんKの誘い方を聞いていて、これは、何十年か前に同様の勧誘法を受けたことがある、と気づいたのです。 「同様の勧誘法」というのは、どこでどういう相手からのものかというと、今はむかし、私が20代で大学生であった時、大学の構内、学部掲示板の前で、ひとりで、履修科目の連絡事項を見て、それを書きうつそうとしていると、話しかけてくる男・女がいたのです。 原理研究会(原理研)という人たちです。 1980年代前半、私が慶應義塾大学に在籍していた時、教養課程の日吉でよく誘われました。 2人以上でいると誘われにくいようですが、常に誰かと一緒にいるというわけにもいきません。 学生にはともかく誘うのが気に入らないように言う人がけっこうありましたが、私は、誘うこと自体は誘ってもかまわないと思っていたのです。 但し、誘った上で、相手が拒否したならば、そこであきらめてほしいのです。 相手が拒否の意思表示をはっきりと示しているのに、それでもおかまいなしに勧誘を続ける。 特に、学部掲示板で連絡事項を書きうつそうとしている人間にそれを妨害するように勧誘するのはやめてほしいのです。 ところが、原理研究会の人たちはそれを理解しなかったのです。 だから、私は、勧誘するということ自体は自由だと思っていましたが、断っている相手に対しても執拗に食い下がる、その場を離れようとするとどこまでも後をついてくるといったことに対してうんざりさせられたのです。 千葉市中央区鵜の森町の新華ハウジング有限会社にいた「○○ウェイ」に「はまっていた」おっさんK(40代前半)も原理研と同様だったのです。 ひと言誘うくらいは誘って悪いことはないと思うのですが、相手が断ったら、その相手の意志を尊重してほしいのです。 ところが、職場という逃げられない場所を利用(というより、悪用)して断りの意志表示をされてもおかまいなしに執拗に勧誘を続けるのです。 一度、仕事で一緒にクルマで出かけた際、クルマの中という逃げられない場所でこちらの気持ちなど完全に無視して「○○ウェイ」の勧誘を長時間に渡って延々と続けられて閉口したことがあり、新華ハウジング(有)(千葉市中央区)の会社に戻った時には「ああ、やっと着いた。ああ、やっと拷問から解放された」と思ったのですが、会社の社屋内に入ると、「もう、二度とこの男とは一緒にクルマで出かけたくない」と思ったところに、またしても「アム○ェ○」の勧誘を始め、「○月○日の◇時に、△△で○○ウェイの集会がありますから、必ず来てください。」と言ってその集会の会場案内図を会社のコピー機でコピーして持ってきて、「絶対来れますよね。」などと、行くのが当然のような言い方をしてきました。これでは、この人は会社人としては問題人間であると判断されてもいたしかたないことになります。 マルチ商法の「○○ウェイ」 のその相手の意志・相手の気持ちを踏みにじる人の気持を考えない勧誘態度にはうんざりさせられます。
   ◇◇ハウジング(有)のそのおっさんKは前職に住宅建築請負業のK建設・H住宅などで営業をやっていたと自分で言っていたのですが、人の気持ちを考えない理解しない思いやらないその態度を見て、「この人は営業ではないな」とも思いました。営業とはまず人の気持ちを理解するのが仕事であり、こんな営業ありません。 「アム○ェ○」の営業活動(彼が勧誘して誰かを「アム○ェ○」に入れてその人が何かを購入すればそのたびに彼に何%かのカネが入るのです。彼が勧誘して入れた人間がさらに別の人間を勧誘して入れるとその人が買った代金からもネズミ講のように何%か彼に入るそうです。「ネズミ講」そのまんまと違うのかという感じがしますが「マルチ商法」だそうです。)をやりたいと思うなら、まず、人に話を聞きたいという気持ちになってもらえるように努力して、そして、聞こうという気持ちになってもらえることができれば的確に説明して理解してもらい、次に、購入したいという気持ちになってもらうように努力するもので、このおっさんのように相手に「かなわんなあ~あ」とうんざりさせて嫌われて、さらに、嫌がっている相手にそれでも性懲りもなく嫌がられる行為を“ストーカー”のように平気で続けるというのは営業ではありません。“全国トップ”とかでなくてもある程度以上営業の経験のある人間ならこのくらいはわかるはずですしわからないような人間を営業とは言いませんが、彼はわからないようでした。
(1)  さらには、そのおっさんKは、「私はまだシルバーの段階の人間なのでうまく説明できないところもありますから、一度、○○ウェイの集まりにきてもらって、ゴールドかダイヤモンドの段階の人から説明を聞いてもらうといいですよ。そうすればわかってもらえると思います。」などと言いだした。この言いまわし、そっくりそのまま、昔、原理研(原理研究会)の人間から聞かされた言いまわしです。そんなもんにはまっとるのか、このおっさんはあ~あ・・・とあきれた。「○○ウェイ」がどんなに良い商品を販売していたとしても、その拡張法は「原理研と一緒」であり、はた迷惑です。
(2)  「○○ウェイは、絶対にいいものしか売らないから」と、そのおっさんKは、ひとつひとつの商品を個々に自分自身で判断せずに○○ウェイという団体を信仰する言いまわしをしましたが、この言い回しも昔、聞いたことがあります。 誰から聞いたかというと、在来木造の I 工務店の栃木県のS営業所にいた時、同じ営業所にいた創価学会員のおっさんTさんから聞かされたのです。「聖教新聞は他と違って、絶対に正しいことしか書かないから。」と言って聖教新聞を購読しろと執拗に迫られたのです。 で、やはり、Tさんもまた、聖教新聞が書いていることを個々に適切かどうか自分自身で考えて判断しようという精神姿勢は完全に欠落していたのです。自分自身で考えて判断するかわりに、「聖教新聞が書いていることは絶対に正しい」と信仰していたのです。そういう「信仰」を持ちたい人には、「○○ウェイは絶対にいいものしか売らないから」とか「聖教新聞は絶対に正しいことしか書かないから」というような言いまわしは効果があるのかもしれませんが、そんな信仰持ちたくない人間には効果はありません。(私は、ここしばらく、日経を購読しており、その前は朝日を購読していましたが、日経にしても朝日にしても、「○○新聞の言うことは絶対に正しいから」なんて、そんなアホなこと思っていませんよ。思わされてたまるか。)
(そのおっさんKは、マルチ商法の「アム○ェ○」だけでなく、神道系新興宗教の団体で右翼系政治団体であるR理研究所〔=R理法人会〕にもはまっていたようであり、「アム○ェ○」の集会に参加するために終業時刻前でもおかまいなしに帰ってしまうとともに、R理研究所の「早起き会」だかに参加して会社に大威張りで遅刻してくることもあり、そういったマルチ商法や新興宗教の団体にはまりやすい精神構造、そういう傾向の団体の人間を寄せつけやすい体質であるのかもしれません。)
※原理福音統一協会・原理研究会(原理研)・国際勝共連合については、たとえば、
森山 諭『原理福音統一協会―勝共連合―のまちがい』(1985.1.31. 三訂版 ニューライフ出版社) 参照。
※R研究所(=R法人会)については、
《宗教団体、霊感商法などの被害リンク集まとめ@Wiki》https://sites.google.com/site/antireligionwiki/home/rinri-jpn
《日本における「宗教右翼」の台頭と「つくる会」「日本会議」》http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/1179.html 他参照。

3.  そして、「良い物を販売している」とそのおっさんKは思っていたようですが、ある商品が良い物であったとしても、他の商品も良い物とは限りませんし、その時、扱っている商品は大部分が良い商品であったとしても、その後も良い物を売るという保証はないのです。 森永乳業は、かつて、ヒ素入りのミルクを販売して多くの人に迷惑をかけたことがありますが、その後もヒ素入りのミルクを販売しているわけでもありません。 一度、問題のある商品を売ってしまった会社でも、その後も同様のケースもあれば、その後、むしろ、それを教訓として、他よりも良心的な会社運営をする場合もありえます。 創業の頃、良い物を売っていても、その後、利益が出て会社が大きくなるとともに、質が低下する場合もあります。 「作家で精神科医」の なだ いなだ氏のペンネームは、たしか、スペイン語で「なんにもない。なんにもない。」という意味だったと思います。 なだ いなだ氏がどこかで書いていましたが、誰か同氏の友人が「あれは、ギリシア語で『どうでもいい』という意味だそうですよ」と言う人がいたそうで、なだ いなだ氏は、「『どうでもいい』と『なんにもない』とは、まったく意味が違う。 スペイン語とギリシア語の違いよりもはるかに大きな意味の違いがある。」とどこかに書いていたと思います。 「なんにもない」というのは、信頼できるものは「なんにもない」ということで、信頼できるものは「何にもない」が、だから、絶望して捨てばちになるのではなく、信頼できるというものは「なんにもない」が、それでも自分は責任を持って生きていくぞ、というのが「なんにもない」だというのです。 私は、新聞にしても、どの新聞は比較的良心的な書き方をするとか考えたりしますが、そうであっても「信じる」ようなことはしません。 どの人は比較的良心的な発言をする人のようだと考えたりもしますが、だからといって無条件に「信じる」ということはしません。 メーカーでも商店でも、良い物を作ることが多い会社のようだ、良い物を売ることが多い会社のようだと思うことはあっても、決して「信じる」ということはせず、実際に購入するかどうかは、個々に判断して決めます。 ところが、マルチ商法の「○○ウェイ」に「はまっている」人というのは、「○○ウェイだからいい」という思考をしてしまっている人が多いようで、私に執拗な勧誘をしたおっさんKもそうなのです。 たとえ、どんなに良い物を売っている会社であっても、「信じる」という思考は私はしたくないし、そういう思考形式に陥った時、それは宗教に近い思考であり、たとえ「良い物」を売っていても「良い思考」は売っていないと判断するしかないのです。 だから、私は、「○○ウェイ」 はお断りしましたし、お断りせざるをえないのです。
  
   もうひとつ、職場を通じてしつこく勧誘するというのは、かつて、在来木造のI 工務店の栃木県の営業所にいた時、同じ営業所にいた創価学会員のおっさんから「聖教新聞」を購読しろとし~つこいしつこい勧誘を受けてへいこうしたことがありましたが、「○○ウェイ」も同様です。 職場という逃げようのない場所を悪用しての断っても断っても理解しない執拗な勧誘は、嫌われるだけなので、控えた方がいいと思います。 
(創価学会の人に関しては、I 工務店のそのおっさんは無茶苦茶しつこくてへいこうしましたが、それまでにも創価学会の人が同じ職場にいたことはあり、他の人はそのおっさんみたいでもなかったので、すべての人が傍若無人にしつこいというわけでもないようだと思っていますが。)
   どのようなものでも、「自分自身で自ら考え判断するという姿勢」と「実際に好ましい品質のもの」という両方が必要で、自分で考える姿勢が消失すれば、最初は品質の良い物が扱われていても、いずれ、品質が低下する可能性は十分考えられると思います。 勤務時間中でもおかまいなしに「アム○ェ○」の集会に行くというあたりも、宗教がかっている印象を受けます。

   食品に対する放射能汚染やその他の問題も、専門の方の意見を参考にしながらも、自分自身で考えるという姿勢を保ちたいと思います。
    (2013.8.1.)
今回の内容は、前回[第191回]《これは放射能汚染は大丈夫かな?(12)~パン3つ。 》http://tetsukenrumba.at.webry.info/201308/article_1.html にその一部分として公開いたしましたが、ある程度長くなりましたので、分けた方が見やすいと考え、別稿として公開させていただくことにいたしました。(2013.8.8.)

※ 「マルチ商法」については、インターネット上にも掲載されているものがあるようです。たとえば、
《YAHOO!知恵袋―アムウェイはマルチ商法とかではなく本当にいい商品でそれを使い他者に伝えると他...》http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13106240838  
※日本司法支援センター法テラス「マルチ商法について悩んでいませんか」http://www.houterasu.or.jp/service/shouhishahigai/multi/ 他参照。

↓ 青木雄二『ナニワ金融道 骨の髄までいただきますの巻―マルチ商法は永久不滅!!』(2008.8.12.講談社 アンコール刊行)↓

 
マルチ商法は永久不滅!!
↑1. ねずみ講は違法、マルチなら合法!!
↑2. 人類普遍法則、親玉だけウハウハ!!
↑3. すべてわかる、警察の裏金作り!!
↑4. 詳解、取り付け騒ぎと金融破綻!!
↑5. 頭を下げたら儲からない!!
↑6. ヤクザなら殴って自首してヒット&アウェイ!! 


↓ 青木雄二『ナニワ金融道 トイチの怖さは10日でわかる!の巻――街金とは手口が違う!! 闇金はハナから犯罪!!』(2008.6.11.講談社 アンコール刊行)↓ 
 
↑ 街金とは手口が違う!! 闇金はハナから犯罪!!
↑1. 闇金は向こうから関わってくる!!
↑2.・・・・ 3.・・・ 4.・・・ 5.・・・ 8.・・・
 


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