すぐおいしい、すごくおいしい 大阪モノレール♪ 及、電車・列車と路線バスへの全面広告についての検討。

〔第123回〕
すぐおいしい、すごくおいしい大阪モノレール♪ ↓
   なんだか、電車を食べたくなっちゃった。↓
画像

(↑ 大阪モノレール「蛍池(ほたるがいけ)」駅 を門真市方面に発車しつつある「電車」〔やっぱり、モノレールも「電車」だろうな・・・。〕 車体が少々ぶれているように見えるのは手がぶれたのではなく発車しかけ動きかけに撮ったものだからです。 
クリックすると大きくなり、ますます食べたくなります。 )
   あ~あ、もうだめ、チキンラーメン食べたくなっちゃった。 福島第一原発事故以来、使用されている食品の産地が不明なものは買うまいと思い、インスタントラーメンも買わない・食べないようにしてきたが、もうだめ、これ↑見たら、チキンラーメン食べたくなっちゃった。 『ラーメン発見伝』に出てくる全国の名門ラーメンよりも、なんといっても、チキンラーメンこそラーメンのクラシック的存在・・というより、このモノレール、これ見せられたら、あ~、もう食べたくなっちゃった・・・・・という、この、すぐおいしい、すごくおいしい大阪モノレール。 チキンラーメンが走ってるよ・・・・。 なんとも強烈な広告だわ、こりゃ。
※「すぐおいしい、すごくおいしい」がわからない方は、
→「ニコニコ動画―チキンラーメン CM」http://www.nicovideo.jp/watch/sm1452729
  「YouTube―'84 日清チキンラーメンCM 」http://www.youtube.com/watch?v=JSRhAUUEIwU 参照。

  昔、国鉄で動労・国労が強くてストライキや遵法闘争を行っていた頃、電車の車体に書き込みがされたりすることもあったように思う。 15年くらい前、イタリアに行って、ローマで国鉄に乗った時、やはり、そんな感じの車体への書き込みの入った電車を見た。 電車に落書きするな、と言いたい電鉄会社の経営者がいるらしいが、一方で、カネを取って、広告主の車体への書き込みを認めるというのは、なんだか「カネさえもらえばかまわん」みたいで、なんか納得いかない気分であったが、この電車に関しては、いいか悪いかよくわからないが、・・・・なんだか、電車を食べたくなっちゃった。 強烈! 実に強烈である。 帰りに駅前のローソンでチキンラーメン買っちゃった。 たまらん。 放射能汚染を受けている食品の使用有無がわからないものは買わない・食べない・・と思ってきたが、誘惑に負けてしまった。 なんとも、強烈な電車だ・・・・・。 いいか悪いかよくわからないが・・・・。

1. 労働者の団結権との関係
  日本国憲法の第28条に、
第二十八条  勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。
という条文があります。(日本国憲法 http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?H_CTG=1&H_CTG_GUN=1&H_FILE_NAME=S21KE000&H_NAME=&H_NAME_YOMI=%82%A0&H_NO_GENGO=M&H_NO_TYPE=4&H_NO_YEAR=19&H_RYAKU=1&H_YOMI_GUN=1&IDX_OPT=3 ) この団結権・団体交渉権・団体行動権は、日本国憲法に書かれているから「保障」されるというものではなく、勤労者(労働者、従業員)の団結権・団体交渉権・団体行動権はいかなる時代・場所においても保障されるべきものであり、それを日本国憲法の条文で確認したというものです。
  この団結権は、労働組合という一般的・継続的な団結についてに限らず、特定の問題についての団結、あるいは、一時的な団結についても、又、結成された団結だけでなく団結を結成しようとする動きについてもあてはまります。 それに基づき、職場に、労働組合、及び、その他の団結が掲示をおこなうことは認められるべきであり、使用者はそれを拒否することはできません。但し、掲示する場所について、使用者が掲示されたくない場所について要望することはできるので、どこに掲示する、どこには掲示しないという点について、使用者と労働組合、及び、その他の団結との間で話し合いを持ち、掲示する場所、掲示しない場所を決めることは間違っていないとされます。
  労働組合、及び、その他の団結は、勤労者(労働者・従業員)に対してだけでなく、社会一般、国民全般に対して、自分たちの主張を訴えることは正当な行為であり、社会一般、国民全般に対しても、自分たちの主張を訴える内容の掲示をしたとしてもそれを問題とされることはないはずです。
  それで、鉄道の労働組合、及び、その他の団結が、社会一般、国民全般に訴える方法として、電車・列車の車体に書き込みをするのは認められるべきかどうか、という問題がでてきます。
   鉄道会社の経営者は、電車・列車の車体への書き込みはされたくないようであり、それは、掲示するにしても、この場所には掲示しないでもらいたい、こちらの場所におこなってもらいたいと掲示する場所について、使用者が主張をしても、これは悪いことではないとされていることから、電車・列車は書き込みをするべきものではないということで、電車・列車への書き込みは禁止されることになった・・・・と理解したのです。
   しかし、電車・列車の車体は書き込みをするべきものではないという理由で書き込みを拒否したはずが、その後、鉄道会社は、電車・列車への企業広告の書き込みをおこなうようになってきたのです。 そうなると、理由づけがはっきりとしなくなってくるのです。
   電車・列車の車体に広告を入れてはならないということはないでしょう。 しかし、一方で、労働組合やその他の団結による電車・列車への書き込みを拒否した理由は、電車・列車の車体は書き込みをするべきものではないので、主張は他の場所に掲示してもらいたいという理由であったと理解していたのですが、企業の広告をペインティングするとなると、労働組合やその他の団結によるペインティングを拒否した理由があいまいになってきます。

2. 電車・列車、路線バスの利用しやすさ との関係。
   鉄道の場合、駅に来る電車・列車は、どのようなペインティングがされていても、その鉄道の電車・列車であろうと乗客は思うのですが、路線バスの場合、ほぼ全体をペインティングしたものが最近ありますが、そうなると、バス停で待っている者が見ても、それが路線バスだと気づかない可能性が出てきます。 昔、『赤ひげ』という江戸時代の医者を扱ったテレビ番組で、「御仕着せ」という制服を着るのをいやがった若い医者がおり、その医者が患者のところに行くことがあった時に、体の具合が悪いことを話せばすぐに対処できたのに、話さなかったことから患者が死に至ったということがあり、「赤ひげ」が、「うちの者が行った時に、どうして話さなかったのか」と言うと、「そんなこと言ったって、あの人、御仕着せも着てなかったじゃないですか。療養所の人だなんて、どうしてわかるんですか。」と家族が話す場面をテレビで見たことがあります。 私は、交通誘導のガードマンをアルバイトでやったことがありますが、その時の研修で、「交通誘導のガードマンにとっては、制服を着ているということは相当に重要なことですから、制服を忘れて行くということは絶対にないように気をつけてください。」と言われたのを覚えています。 路線バスの場合、部分に広告を入れるのはよいとしても、全体を広告としてペインティングしてしまうと、それが路線バスだと認識しにくくなって、利用しやすさが低下してしまうという可能性もあると思います。 路線バスがそのバス会社のバスに特有のデザインをまとっているというのは、路線バスとして求められる性質のひとつではないのか、そのバス会社の制服を着ていない路線バスは路線バスとしての条件を十分に備えていると言えないのではないかという問題があると思います。 私が見たものでは、ある私立の学校の広告を全面に入れた路線バスを千葉県内で見たことがあり、路線バスを待っていて、それを見た時、その学校のスクールバスかと思い、一瞬、路線バスではないと思ってしまった経験があります。 路線バスの場合、車体への広告は、それがその路線バスだと認知できる範囲にとどめるようにした方がいいのではないかと思いますが、どうでしょうか。

3. デザイン性の問題  デザインに優れた電車・列車を作るということで、電車・列車をアピールしようとする姿勢を放棄することにならないか、という問題。
   車体全体が広告 というのは、相当に強烈でアピールできる広告ではあるのですが、一部分に広告を表示する場合と違って、もはや、車体のデザインについて考慮しようという意識は完全に喪失してしまっているという点では肯定できないような気もします。

4. 宣伝・広告の効果としてどうかという問題。
   電車・列車の車体への広告については、どう考えるべきか、問題点もあるのですが、・・しかし、実際問題として、「ああ、チキンラーメン食べたい!」という気持ちになる広告であり、思わず写真撮ろうかという気持ちになる広告・車体でした。 広告の効果としては、すぐれた広告だということになると思います。

   なぜ、停車中に撮らなかったかというと、もともと写真を撮るつもりにしていたわけではなく、近くにいたおねえさんが携帯電話の写真機能で撮りだしたのを見て、私も撮ろうという気持ちになり、それで、発車しかけに撮ったという次第です。

※大阪モノレール については、
「大阪モノレール」http://www.osaka-monorail.co.jp/ 
「ウィキペディア―大阪高速鉄道」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93
「ウィキペディア―大阪高速鉄道 大阪モノレール線」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B7%9A   他参照。
(2013.2.24.) 

※インターネット上で検索していると、大阪モノレール のホームページにもチキンラーメン車両が出ていた。
http://www.osaka-monorail.co.jp/fan/wrapping_chicken.html 
が、大阪府や豊中市・吹田市他の市・大阪の5大私鉄などが株主になって作られた大阪高速鉄道株式会社という半官の会社(http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/co02.html )が、ホームページに入れてまで1企業である日清食品の商品を宣伝する必要があるのか? という気もするけれども・・。 でも、電車、食べたくなっちゃった・・・・・・。 (2013.2.26.) 


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