「なぜ、こんな男を」 歴史上の3人~ヒトラー・麻原彰晃・橋下徹~知性の低さ・文化的水準の低さの表れ

〔第112回〕
   「なぜ、こんな男を・・・・」「なぜ、こんなくだらない男に・・・・」という表現をされた人間が過去に2人いた。
ひとりは、ドイツの独裁者であったアドルフ=ヒトラーである。
もうひとりは、オウム真理教という新興宗教団体において独裁者であった麻原彰晃(松本 智津夫)である。

   終わってみれば、まったく、内容空虚なくだらん男に、よくこれだけ多くの人間が心酔してつき従ったものだとあきれるのであるが、その時、心酔していた人のその時の意識では、希望の星であったのであろう。

   最近、「週刊現代」(講談社)が、なぜか、一生懸命、橋下徹を持ち上げている。 きょう、コンビニの雑誌の棚を見ていると、「フライデー」(講談社)の表紙に「最も 総理に近い男 橋下徹」などと書かれているのを見た。
実際には、橋下が国民にそこまで人気があるというよりも、誰か、マスコミに影響力のある人間で、橋下のような右翼的・ファッショ的な人間を国民に支持させたいと考えている人間がいるということであろう。 

    かつて、一部の週刊誌の記事のタイトルというのは、電車の中づり広告に載せることで国民を洗脳することを考えて作成されているのではないか、と言われたことがあったが、この「総理に最も近い男 橋下徹」とか、こういったタイトルを週刊誌の表紙に載せる人というのは、「嘘でも百回言えば真実」とでも思っているのだろうか。

   この男の人気などというものは、しょせん、バブルだと私は思っている。 もともと、そう長く持つ人間ではないはずだ。 別の表現をするならば「ハリコの虎」である。

   しかし、それでも、それなりに、なぜか、話題に出ているので、もしかすると、もしかして、それなりの勢力を、たとえ一時的でも、持つ可能性はないとは言い切れない。
   そうなった時、橋下は3番目の男になる。
ヒトラー・麻原彰晃(松本 智津夫)に続き、「なんでこんなくだらない男に」と後で言われる男の3番目になる。

   今回は、きょう、コンビニの棚で見た「フライデー」(講談社)の表紙を見て、橋下が、
3大「くだらない男」
になる可能性大 と思えたことから、特に準備も構想もなく急遽このブログを入れさせてもらうことにした。 だから、短い。

   しかし、この空虚な男を持ちあげたがっている人間というのは、誰なんだろうな?

   そして、実際以上に橋下が人気があるかのように報道しているマスコミがあり、それは、マスコミに影響がある人間で橋下のような右翼的・ファッショ的な人間を存在させたがっている者がいるようだと私は見ているが、それにしても、実際に、日本の国民で、こんなくだらない男を評価する人がそれなりにいる・・・というのは、、日本人の文化的水準が高くない、ということを示しているようで、悲しい。

  夏目漱石『三四郎』(角川文庫 他)より引用します。
≪ ・・・すると髭の男は、
「お互いは哀れだなあ」と言い出した。 「こんな顔をして、こんなに弱っていては、いくら日露戦争に勝って、一等国になってもだめですね。 もっとも建物を見ても、庭園を見ても、いずれも顔相応のところだが、――あなたは東京がはじめてなら、まだ富士山を見たことがないでしょう。 今に見えるから御覧なさい。 あれが日本一の名物だ。 あらよりほかに自慢するものは何もない。 ところがその富士山は天然自然に昔からあったものなんだからしかたがない。 我々がこしらえたものじゃない」と言ってまたにやにや笑っている。 三四郎は日露戦争以後こんな人間に出会うとは思いもよらなかった。 どうも日本人じゃないような気がする。
 「しかしこれからは日本もだんだん発展するでしょう」と弁護した。 すると、かの男は、すましたもので、
 「滅びるね」と言った。・・・・・・≫

   橋下 徹 のようなくだらない男を評価するような人間がそれなりにいるようでは、「滅びるね」・・・ということになってしまうと思う。 なげかわしい。
   (2012.8.4.)
   




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この記事へのコメント

ひげ
2012年09月09日 15:51
まさしく、おっしゃる通りです。先日私も週刊現代の中吊り見出しを見て驚愕しましたね。恐ろしいほどの独裁者ぶりと無教養ぶりを露呈させている氏を持ち上げる国民性が思いやられます。

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