三権分立の原理も理解できない橋下徹。 天皇が元首と誰が決めた? 法敵・橋下の横暴を許すな!

〔第85回〕
   今もって、橋下に期待している人がいるということを驚かざるをえない。 お笑い芸人 から宮崎県知事になった、東国原(ひがしこくばる)〔そのまんま東〕が、自民党に、「私を総理大臣として、かつぐ意志がありますか。」と言った時、誰であったか、自民党のベテランの議員が、「ちょっと前まで、単なるお笑い芸人でしかなかった人が、いったい、何を言うか。ふざけるのもたいがいにしろ。 どうかしてるんじゃないか。」というようなことをテレビで言っていたのを聞いた。 橋下 徹 の場合も、 「ちょっと前まで、芸無し芸人 兼 3流弁護士」でしかなかった男が、なんだか、突然、態度がでかくなって、いったい、何様かという感じである。
   たしか、ちょっと前まで、テレビのバラエティー番組で、後ろの方の席に座って、「弁護士」と書いた札を胸につけて座っていて、司会者から振られると、あんまり芸のない文句をボソボソ言ったいたように思うのだが、知事選には「200パーセント出ない」とか言っていたくせに、「知事」になって、「市長」になると、今度は、ずいぶんと、口数が多くなってきたものだ。 そして、また、ずいぶんと態度もでかくなってきたものだ。

   橋下 徹 については、「お笑い芸人」とは違って、「弁護士」「早稲田大学卒」「北野高校卒」という肩書から、“知識人”“教養人”を期待した人もあったかもしれないし、最初の時期においては、もしかすると・・・・と期待したくなる人がいても、不思議ではなかったかもしれないけれども、もう、すでに化けの皮ははがれてきているのであり、今もって、期待している人というのは、いったい、何なんだろうか、と不思議に思う。 もはや、「単なるお笑い芸人」以下の男だと十分わかったと思うのだが・・。

   人間は学校だけで決まるものではないが、「早稲田大学卒」という部分については、私は、早稲田大学という大学は、日本における「一流大学」と言う人は言う大学の中では、最も「玉石混交(ぎょくせきこんこう)」の度合いが大きい大学だと思っている。(他の大学に比べて、実際に、早稲田大学を卒業していないくせに、「僕は早稲田の政経出てるんだけれどもな。」と学歴詐称する人が大変多い大学でもあるが、詐称ではなく、本当に卒業した人でも、「玉石混交」の度合いが大きい大学だと私は思っている。)

   「北野高校卒」の部分について、ひとつだけ、北野卒だけのことはある・・・かな・・と思ったのは、「政治家の中では最もイケメン」と言われた時に、「『政治家の中では最もイケメン』と言われても、『ウンコの中では最も形のいいウンコ』と言われているようなもので、うれしくない」と橋下が言った発言である。 「○○の中で最もイケメン」などと言われても、別段、うれしがらないあたりは、やっぱり、北野卒の人間だけあるかなあ・・・とも思ったが、それだけ。 他は、北野卒というに値しない。 私は、北野高校の卒業生として、この男に北野卒を名乗ってほしくない。 今まで、このブログで、何度も述べてきたが、  「公立の名門校」出身者の良さというものが、橋下にはまったくないし、橋下の民主主義に敵対する姿勢は北野の校風・伝統とは異質なものだ。
(政治的態度については、「ウンコの中でも、最も汚らしいウンコ」)

  「弁護士」という部分だが、一般の職業の場合、その職業につくための資格を取得しても、実際にその仕事をしていなければ、資格としては○○だが、職業としては、「元・○○」であって「(現)・○○」ではないのだが、弁護士の場合は、登録さえしておけば、実際に仕事をしていなくても、あるいは、ほとんど仕事をしていなくても、単に、「弁護士」で通るところが他の仕事と異なるところで、橋下にしても、今は「大阪市長」が本職であるのだから、資格は「弁護士」の資格を持っていても、事実上、「元・弁護士」であろうが、「弁護士」として通るらしい。
  だが、ここで、3つのことを理解する必要があると思うのだ。 私が小学生の時、どの先生だったか忘れてしまったが、小学校のある先生から、「物は使えば使っただけ減る。 但し、ひとつだけ、そうでないものがある。頭は使えば使うほど増える。」と言って教えられたのだ。 そうなのか? 最近では、プロ野球の投手で、「投手の肩は消耗品」というようなことを言って、投球練習を制限する投手がいたりするけれども、頭は、使えば使うほど増えるのか・・・・。 実際には、大学受験や卒業後に資格試験を受ける場合など、持ち時間に制限がある場合には、学習すればするほど良いというものでもなく、限られている学習時間の中で、いかに、試験の点数をアップさせることに役立つことをやるか、逆に考えると、試験の点数アップにつながらないことはやらないか、という判断が求められる時が出てくるけれども(このあたり、柴田孝之が『東京大学機械的合格法』だったか『司法試験一発合格の秘訣』であったか、どちらかで述べていたが、柴田の大発見というほどのものでもない。『試験に出る英単語』とか『出る順宅建』とか言う本が出版されるように、学問そのものは、試験に出るもの以外はやらなくてよいということではないとしても、入学試験にしろ資格試験にしろ、試験というものは通るために受けるものであって、落ちるために受けるものではないのであり、「試験に通る」というためには、「試験に出る」部分を「出る順」に学習するということが要求される時があり、その結果として、「試験に出る」「出る順」という視点で見て、後位のものは「やらない」ことになる時もあるだろう。)、小学生くらいにおいては、いろんなことを貪欲に学習すれば、それが、他のことを学習する上においても生きてくる、又、何かを学習するために精進・努力したならば、その学び方は、他の物を学習する場合にも使えることがあるので、「大脳は消耗品」などと、プロ野球のピッチャーみたいなことを言わずに、どんどん学習するべきだ、というのは間違っていないと思う。
  こういう「頭は使えば使うほど増える」というのは、「先生」でも、特に小学校の先生がよく言うことだと思うのだが、私は、「弁護士」という職業についている人に関しては、あてはまらないように感じている。 東大とか京大とか、そうでなくても、早稲田とか、ある程度以上の大学を卒業して、司法試験という難しい試験に合格した人だから、さぞかし、頭は良いのではないか・・・・と期待する人がいるらしいのだが、弁護士という職業についている人については、むしろ、頭の大部分が司法試験に合格するために使われてしまって、他の部分では、世間一般の平均くらいの人間を着実に下回る・・・という人が少なくないように感じている。 弁護士という種族の人間と、ある程度以上つきあったことのある人なら、たぶん、私と同じことを思うのではないかと思うのだ。 弁護士に関しては、司法試験という難しい試験に合格したような人だから、さぞかし教養人ではないか・・・という期待は裏切られる人の方が多く、司法試験という難しい試験に合格するために頭の大部分を使ってしまって、他のことについては、世間一般の平均くらいの人間の常識を下回る・・という人の方が多いと思う。 一般論としては、弁護士なんて、頭よくないよ。 実際問題として。
  私が、慶應義塾大学に行っていた時、法学部のある年配の教授が「リーガルマインドさえ身につければ、司法試験などは、簡単に通る」と言われたことがあるそうで、「あるそうで」というのは、ご本人から直接聞いた話ではなく、法学部のある若手の先生から聞いた話で、その先生は、「○○先生は、そうおっしゃるけれども、ぼくは、リーガルマインドさえ身につければ、司法試験なんか簡単に通るとは思わないですね。 でも、リーガルマインドは大事だから、リーガルマインドを身につけるようにしましょう。」と言われたのを覚えています。 それで、 弁護士などをやっている人というのは、リーガルマインド(法の精神)を身につけて、その上で、法律全般を学習して、弁護士の資格を取得したのか・・・と期待したくなるのですが、 実際には、「チンピラが司法試験に合格して弁護士を名乗っている」ような弁護士とか、リーガルマインドとは縁もゆかりもないような、ろくでもないのが多い・・・と思う。 リーガルマインドを身につけて、その上で法律全般を学び、弁護士として活躍してもらいたい・・というのは本来であろうけれども、本来のようになっているかどうかは別問題。
  戦前は、弁護士のことを「代言人(だいげんにん)」と言い、「三百代言(さんびゃくだいげん)」というけなし言葉があったらしい。 最近では、弁護士というのが、なんだか、ずいぶんと評価が高くなったが、そこまでのものか、という気もする。 『味いちもんめ』という漫画の中で、新宿の「割烹・藤村」の花板(板前の長)の熊野さんが「職業に貴賎はない、というのは本当や。それぞれの職業の中に貴賎がある。立派な尊敬すべき勤め方をする者もおれば、卑しい勤め方・仕事ぶりの者もいる。」と述べる場面があったが、人間的にも能力的にも立派な弁護士がいたとしても、それは、その人が立派なのであって、弁護士になっている人間誰もが立派なのではないと思う。実際には卑しい奴の方が多いのではないかと思う。

   実際のところ、橋下というのは、かつては「漫画家」であったが、今や「右翼活動家」となった 小林よりのり 程度の男ではないのか? 
   もしくは、東日本大震災がおこり、地震・津波・原発事故に苦しむ人が多くいる中で、「天罰が下った」などと発言した石原慎太郎の跡継ぎみたいな男か。 なんなら、橋下が「二代目・石原慎太郎」を襲名して、初代には引退してもらってはどうか?


   橋下 の暴走はとどまるところを知らない。 又、橋下の暴走は、大阪府・大阪市の問題に限らず、日本の全般の問題に口出そうとしてきているようだ。

ー・-・・--・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
橋下氏「元首は天皇陛下」 参院議員に「船中八策」説明
産経新聞 2月18日(土)7時55分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120218-00000089-san-pol
 地域政党「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長は17日、参院予算委員会のメンバーと会談。橋下氏は、維新が次期衆院選公約として策定中の「維新版・船中八策」(維新八策)に盛り込んだ首相公選制について、実現後も「あくまで国家元首は天皇陛下だ」との考えを示した。
 維新八策の骨子公表後、橋下氏が国会議員と議論したのは初めて。日本では憲法上、国家元首の規定はないが、内閣法制局の見解で天皇陛下とされており、大統領制と同じ国民の直接投票となる首相公選制導入後の元首の規定について、疑問の声が上がっていた。
 会談では、外山斎委員(民主)が首相公選制について「大統領制とほとんど変わらない。国家元首は首相になるのか」と質問。橋下氏は「国民が直接選ぶことと(選ばれた首相が)国家元首であるということに論理的な必然性はない。天皇制のもとにおいて、国家元首は天皇陛下だ」と明言した 一方、維新八策で示された参院廃止についても質問が集中した。片山虎之助委員(たちあがれ日本)は「廃止するなら衆議院がいい」と冗談を飛ばし、「改憲が必要で簡単にはいかない」と牽制(けんせい)。山本一太理事(自民)は「衆院も参院も廃止して一院制にすると言ってほしい」と要望した。
 橋下氏は「大阪府庁と大阪市役所が100年戦争をやってきたのと同じ状況が、衆院と参院でもあると感じた」と皮肉り、「衆参という形は国民が望んでいない」と持論を述べた。
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

  戦前の大日本帝国憲法とは異なり、日本国憲法では、天皇を元首としていない。


第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。 

(「日本国憲法」http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM 参照)
   
とされており、あくまで、天皇は、≪日本国の象徴であり日本国民統合の象徴≫であり、「元首」ではない。
  当然のことながら、橋下 徹 に、天皇を「元首」とする権限も権利もない。    
  大阪府知事にも大阪市長にも、天皇を元首と決める権限も権利もないのは当然のことだ。
弁護士なら、このくらいのことは理解できていてよさそうなものだが、橋下には、中学校の「公民」、高校の「政治経済」のレベルでの認識も欠如しているらしい。

  もはや、これ以上、この男の暴走を許したのでは、日本の民主主義が危ない。   

  天皇は、象徴であって、元首ではない。 
  橋下が、勝手に元首にする権利も権限もない。 
  思いあがるのもたいがいにしてもらいたいものである。


  大阪府と大阪市をひとつにして、衆議院と参議院をひとつにして、首相を公選制にして・・て、「独裁」と、はっきり主張するこの男、本気で、ヒトラーになるつもりなのか?
      (2012.2.18.)


憲法講話 (岩波新書)
岩波書店
宮沢 俊義

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 憲法講話 (岩波新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



昭和時代 (1957年) (岩波新書)
岩波書店
中島 健蔵

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 昭和時代 (1957年) (岩波新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ナチスの時代―ドイツ現代史 (1961年) (岩波新書)
岩波書店
H.クラウスニック

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ナチスの時代―ドイツ現代史 (1961年) (岩波新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 10

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

大阪の呑気な地域の進学校OG
2012年02月20日 17:46
北野高校卒業生ではなくても、同感です。
私は、金髪の目立ち過ぎる高校が、大体統廃合されてしまった現在では、公立で、一番低い部類の高校を最近よく連想します。
その高校に特殊なクラスがあって、そのクラスには、選りすぐりの反社会分子と、選りすぐるの優等生がいたんもですが、そのクラスのみ、相当頻繁に連想します。
もちろんその特殊なクラスの反社会分子を連想するのです。
彼らが、政治に乗り込んできたかのようなので。
橋下徹氏は、偏差値44だったという話がありますが、全日制に合格したとは、あまり信じられません。
2012年03月10日 14:34
うんことか使ってる幼稚なお前がいうな
社会共産民主盗が正式です
2012年05月05日 17:52
政治家もその前はただの一般人。
不満だらけの嫉妬しか伝わらないです

この記事へのトラックバック

  • オークリー サングラス

    Excerpt: 三権分立の原理も理解できない橋下徹。 天皇が元首と誰が決めた? 法敵・橋下の横暴を許すな! 哲建ルンバ/ウェブリブログ Weblog: オークリー サングラス racked: 2013-07-06 07:50