これは放射能汚染は大丈夫かな?(3)―みたらし団子・ナッツ類・「いろはす 温州みかん」

〔第60回〕
1.みたらし団子
  食品の放射能汚染が言われるようになり、この機会に、食事を相当に考慮して食べて、間食・菓子類は控えるようにすれば、ダイエットになってその部分は良いかと思ったのですが、どうも、コンビニなどに入ると、誘惑に負けそうになってしまいます。
  主原料として米を使った菓子類は、新米が出るまでは、昨年の米の収穫は3月11日の福島第一原発の事故より前なので、産地にかかわらず、問題はないと考えて良いと判断してきたのですが、新米が出てきてからは、逆に、米を使った菓子類というのは、「米」として販売されているものでは「単一米」の場合は産地を「○○県産」と表示もするのに対して、いったん、菓子などに加工されると、「原材料名」に「米(国産)」「うるち米(国産)」「もち米(国産)」といった表示だけなので、「米」として販売されているものよりも、放射能汚染された米が使用される可能性は高くなりそうに思えるのです。
  3月11日の福島第一原発事故までは、国産の米を使用しているものと、外国産のものでは、国産のものの方が、一般に、評価は高かったのですが、「米(国産)」「うるち米(国産)」「もち米(国産)」という場合の「(国産)」がどこのどういうものかわからない以上は、この際、外国産の「米」「うるち米」「もち米」を使用しているものを購入した方が良いか、といったことを考えたのです。 その例が↓です。
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 ↑「みたらし団子」 山崎製パン株式会社 東京都千代田区岩本町
     購入店:ミニストップ
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  原材料名を見ると、「上新粉(うるち米(米国))」と書かれているので、素性のわからない「(国産)」よりも、今現在の状況においては、ベストではなくてもベターかと思ったのです。
  しかし、問題がまったくないというわけではないでしょう。 「醤油だれ(砂糖、醤油、昆布だし)」昆布は、やはり、「米」と同様に、「昆布」として売られている物には産地が書いてある場合が多いのに対して、「醤油だれ(砂糖、醤油、昆布だし)」の「昆布」は、どこのどういう素性のものかわからないのです。 醤油がどういう醤油かもわからない。
  「加工デンプン」の場合、「デンプン」というのは、様々な植物から採れるので、これは、どこのどの植物からで、その植物の放射能汚染の有無もわかりません。
  「グリシン」は、≪この添加物は 乳化剤と一緒に使うと、ご飯に艶と甘みをつけ、古米でも 新米のように炊きあがるんです。 「安く」て「きれい」になるのです。≫と雁屋 哲 作・花咲 アキラ 画『美味しんぼ(おいしんぼ) 101 食の安全』(2008.3.5.小学館)の「食の安全(3)」で登場人物が述べていますが、≪古米でも新米のように炊きあがる≫ということなら、「グリシン」を使用しているおにぎりや菓子類は、古米を使っている・・→ということなら、むしろ、現在においては、「米(国産)」の場合でも、放射能汚染については、その部分については安全ということになってくるのですが、実際にはどうでしょうか。古米か新米かにかかわらず、とにかく「グリシン」は使っているとかいうことも、・・・なんか、ありそうですね。
  「調味料(アミノ酸等)」というのは、化学調味料のことでしょう。
  あとは、「トレハロース」「ソルビット」「pH調整剤」「カラメル色素」「酵素」と「(原材料の一部に卵、小麦を含む)」の「卵」と「小麦」です。
  こういうところで使われえる「卵」「小麦」というのは、それほど良いものではなさそうな気がするのですが、「(原材料の一部に」「を含む)」という表現なら、それほど多くはないと推定して、この際、いいことにして・・・いいのかな?
  「週刊金曜日」編『買ってはいけない』(1999,5,20.株式会社金曜日)に掲載されている船瀬俊介・三好基晴・渡辺雄二・山中登志子「座談会・本誌で言えなかったここだけの話」で、渡辺雄二氏が≪山崎製パンの社員は「ヤマザキパンを食べない」という話は何度か聞いたことがあります。・・・≫と述べ、同誌で「ヤマザキ クリームパン」が取りげられているように、パンなどの会社でも、山崎製パンは、大手ではあっても、食品添加物などの使用度合いという点については、あまり高く評価されない会社と思ってきましたが、そうであるからこそ、使用する「米」「うるち米」は当然のごとく「(国産)」ではないので、「うるち米(米国)」という部分については、福島第一原発事故による放射能汚染の影響はないと考え、「(国産、米国産)」と書かれているようなものよりも良いかと考えました。(外国産を求めるというのは、悲しいことではあるのですが。)
〔 山崎製パンの「みたらし団子」は「上新粉(うるち米(米国))」を使用しているようですが、「みたらし団子」でも、「(国産、米国産)」の物を使っているメーカーなどもあり、販売されている「みたらし団子」がすべて、外国産の米を使っているというわけではありません。 〕
〔(追記) 3つを串にさしただんごについて、〔第71回〕《これは放射能汚染は大丈夫かな?(10) ~すりごまだれ串だんご 》http://tetsukenrumba.at.webry.info/201112/article_6.html で、すりごまだれ串だんご、あんだんご、三色だんご についても述べました。そちらもご覧くださいませ。(2011.12.30.)〕

2.ナッツ類
(1)「アーモンド&マカダミア」  共立食品株式会社 東京都台東区東上野1-18-9
       購入店:ミニストップ  
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  「アーモンド(アメリカ)」「マカダミアナッツ(オーストラリア)」は、もともと、日本で生産していないものですから、他の問題がないかどうかはさておき、福島第一原発からの放射能汚染の影響は関係ないでしょう。
  「植物油」は、どんな油かわからないけれども、今までも食べてきたのだから、ここでは、問わないことにして、「食塩」もどこのものかはわからないけれども、わざわざ、福島第一原発の近くの海から海水を汲んできて作ったということは、しないでしょうから、放射能汚染に関しては、いい・・・かな?

(2)「カシューナッツ」  共立食品株式会社 東京都台東区東上野1-18-9
       購入店:ミニストップ 
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  「カシューナッツ(インド)」は、福島第一原発からの放射能汚染に関しては大丈夫でしょう。
  「植物油」「食塩」は(1)と同様。

(3)「ピスタチオ」  
       購入店:セブンイレブン
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  「ピスタチオ(アメリカ)」「食塩」なので、福島第一原発からの放射能汚染については、問題ないと考えて良いのではないでしょうか。
  ピスタチオは、不飽和脂肪酸を含むので、高脂血症・高コレステロール血症に良いと書かれた本を、昔読んだような気がするのですが、どこで読んだか記憶がはっきりしません。 
  アーモンドやマカデミアナッツと違って、食べる時に殻を割らないといけないので、めんどうくさいと思う人もあるかもしれませんが、逆に、手間がかかるので、食べ過ぎないということもあるかもしれません。
  実は、昔、ピスタチオというものが、日本で、それほど出回っていない時、「ミックスナッツ」として、ピスタチオの他、アーモンド・くるみ・カシューナッツなどが一緒に入った袋を買って食べた時、私は、ピスタチオだけは、殻を割って食べるということを知らずに、殻のまま食べていたのです。それを話すと、たいてい笑われるのですが、今は、ピスタチオというのは、日本で一般的に出回っているので、殻を割って食べるものだと皆が知っていますが、始めて出回るようになった時、そんなことは知らないし、「ミックスナッツ」として袋に入り、他のナッツ類はそのまま食べるのですから、ピスタチオもそのまま食べるものだと思って、殻のまま食べたのです。 なんだか、堅い、食べにくいものだなあ、と思いながら、小魚は骨のまま食べるのと同じく、むしろ、その堅いところにカルシウムがあって健康に良いのだろうか、と真剣に考えて食べたのです。 「ビッグコミック」2011.11.25.号(小学館)に、「北見けんいち の 昭和トラベラー 第50回 昭和30年 東京都・北区赤羽」に、≪そういえば父がシベリアから帰ってくる前に、母がバナナをもらってきたことがありました。当時は高級品で、ボクは小躍りしましたよ。ところが弟は皮をむかずにかぶりついて、それを見た母が「バナナの食べ方も教えてあげられなかった」って泣いてね。・・・いろいろな思いが重なった涙だったんでしょうね。≫と、漫画家の北見けんいち氏が述べていますが、私がピスタチオを殻のまま食べたという話を聞いて、うちの家族の誰かが泣いたかというと、泣かずに笑ったし、友人知人も、誰も泣いてくれずに笑うヤツばかりでしたが、ピスタチオが日本に出回ったばかりの頃においては、割って食べるということは知らなかったし、笑うことないと思うのですが、しかし、笑うのです。
  「ウィキペディア―ピスタチオ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%AA を見ると、≪2002年7月、日本に輸入されたイラン産のピスタチオナッツについて、発癌性物質のアフラトキシンが相次いで検出された。[3]アフラトキシンはカビ毒(マイコトキシン)の一種であり、天然の発癌性物質の中でも最強の毒性を持つ。≫と書かれていますが、外国から輸入されるナッツ類の場合、そういう問題がでる可能性は考えられるでしょう。
  ナッツ類は、ダイエットに良いと書かれた本と良くないと書かれた本の両方を読んだ記憶があるのですが、それが何のどこに載っていたか、今、見つけることができません。

3.「いろはす 温州みかん」 
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↑(左)「いろはす 温州みかん」 品名:清涼飲料水
  (右)「いろはす」 品名:ナチュラルミネラルウォーター  
    いずれも、販売者:コカ・コーラ カスタマーマーケティング株式会社  購入店:ミニストップ
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 ↑「いろはす 温州みかん」品名:清涼飲料水 の表示
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 ↑「いろはす」品名:ナチュラルミネラルウォーター の表示
  3月11日の福島第一原発の事故までは、こういうものは、私は買わなかったのです。 なぜかというと、温州みかん のジュースであるかのように見えて、実は「無果汁」とはっきりと書いてあるわけで、そういうまがい物を飲むよりも、飲み物ならお茶とかコーヒーとかを飲み、果物ならば果物を食べるか、果汁○○%と本物の果汁が入っているものを飲めば良いと思ってきたのです。
  しかし、原発事故以来、水は大丈夫か、手を洗う・入浴するという場合は大丈夫としても、飲み水として大丈夫か?という不安がでてきた後、原発事故の直後に売られていた物は、それより前に生産された物なので、「清涼飲料水」に使われている水も問題はないとして、少し経った後で生産された物は、「ミネラルウォーター」として売られている物は、どの県のどこが採水地で・・・と書かれているけれども、御茶・コーヒー・紅茶・清涼飲料水として売られている物の水がどういうものを使っているかがわからないわけです。
  「サンデー毎日」2011.8.14.号に掲載されている《「その水は安全ですか?」》で、大手8社(日本コカ・コーラ、伊藤園、キリンビバレッジ、アサヒ飲料、サントリーHD、サッポロHD、キリンビール、アサヒビール)に独自検査体制や採水地を質問した結果について、≪(実践女子大の)田島(眞)教授(食品学)は「全体的によくやっている。独自基準も評価できる。・・・・・」≫と述べられているようですが、しかし、そうは言っても、「お茶」「コーヒー」「清涼飲料水」で使用している水は、どこのどういうものという表示はないわけです。
  それなら、「いろはす 温州みかん」とか「ボルビック レモン」「ボルビック マスカット」といったものを飲むようにすれば、どこの水かということは明示されているわけですから、この方が良いかと考えたのです。
  『買ってはいけない』(株式会社金曜日)には、渡辺雄二氏が「JT(日本たばこ産業) 桃の天然水」をあげていますが、どこが良くないという指摘かというと、一番に、≪「桃の天然水」に含まれる「果糖ぶどう糖液糖」≫のエネルギー量が大きく、「天然水」という名前だから水だと思って飲むと≪糖分の摂りすぎ≫になるということ、≪「天然水」とうたっているが、製造を委託している工場が、地下水を使っているだけにすぎない≫ことが主な理由のようです。だから、「桃の天然水」にしても「いろはす 温州みかん」にしても「ボルビック レモン」「ボルビック マスカット」にしても、飲む場合は、あくまでも、それは「清涼飲料水」だ、ファンタ・コーラの類であって水ではないのだと思って飲むべきでしょう。
  それで、「果汁100%」のジュースというものも売られてはいるのですが、「果汁100%」といっても、「ストレート」という表示のものは、果汁そのものであるわけですが、「果汁100%」でも「濃縮果汁還元」というのは、もとの果汁を濃縮した液に、後から水分をたして元の果汁と同じだけの水分になるようにしたものですから、後から加えた水がどこのどういうものかという問題がでるわけで、「お茶」「コーヒー」「スポーツドリンク」「清涼飲料水」と、その点では変わらないのです。
  それで、水分を補給したいのではなく、「清涼飲料水」を飲みたいという時には「いろはす 温州みかん」などを飲むようにしたのです。
  「原材料名」を見ると、まず、「ナチュラルミネラルウォーター」。これは、「いろはす」の水と同じ???
  「ウンシュウミカンエキス」というヤツですが、「エキス」というと「粋」というのか、その物の中でも特に価値が高いところを採ってきたかのような言葉ですが、実際はそうではないでしょう。「無果汁」と書いてありますし。「エキス」って、いったい、何なのでしょう。たぶん、あまり良いものではないと思うのですが・・・。
  「糖類(果糖、砂糖)」 もしかして、どこかの国の遺伝子組み換えの植物から採ったものとかいうことはないのか?とか考えたくなりますが、・・・。
  「塩化Na」「酸味料」「香料」「乳化K」「酸化防止剤(ビタミンC)」も、あんまり好ましくはないだろうけれども、この際、目をつぶるとして・・・。
  それよりも、問題は、「ナチュラルミネラルウォーター」です。 品名:清涼飲料水の「いろはす 温州ミカン」でない、品名:ミネラルウォーターの単なる「いろはす」の場合、≪原材料名:水(鉱水)≫と書かれているとともに、≪●採水地 静岡県駿東郡小山町≫と書かれているのですが、「いろはす 温州みかん」には≪●採水地 静岡県駿東郡小山町≫が書かれていないのです。 ということは、もしかして、「いろはす 温州みかん」という名称であるから、「いろはす」と同じ水を使って作っているという印象を受けるけれども、実は、「いろはす 温州みかん」で使っている水は、「どこかそのへんの適当な水」・・・なんてこと・・・・絶対ないとは言えないような・・・ありそうな、なさそうな、ありそうな・・・・。
  それで、もしも、「どこかそのへんの適当な水」とすれば、その「適当な水」て、どこの水なんだ?ということになるのですが・・。「いろはす 温州みかん」の方には「採水地」は書かれていないとしても「ナチュラルミネラルウォーター」とは書かれているわけですから、どこかの議員が飲んだような福島第一原発敷地内の水とかではないとは思うのですが。 「いろはす」よりも「いろはす 温州みかん」の方が値段も高いわけですから、差額分が「ウンシュウミカンエキス」「糖類(果糖、砂糖)」「塩化Na」「酸味料」「香料」「乳化K」「酸化防止剤(ビタミンC)」であるとして、共通分については、≪水(鉱水)≫≪●採水地 静岡県駿東郡小山町≫であってよさそうなのですが、なぜ、≪●採水地 静岡県駿東郡小山町≫を「いろはす 温州みかん」には書かないのか・・・というのが、やっぱり、気になるわけです。「どこかそのへんの適当な水」に「ウンシュウミカンエキス」「糖類(果糖、砂糖)」「塩化Na」「酸味料」「香料」「乳化K」「酸化防止剤(ビタミンC)」を入れた物をありがたがって飲んできたとすれば、アホ丸出しになるのですが・・・。 もしかして、私はアホだったのだろうか・・・・・。

◆  ここで述べてきたことがすべて適切かどうかわかりません。 しかし、スーパーやコンビニで買い物をしている人を見ると、「原材料名」の表示も見ないで買っている人が少なくありません。「原材料名」の表示を見た上で、「ベストではなくてもベター」「ベターでさえないとしても『ワーストではない』」ものを購入しようという姿勢があるかないかであれば、そういう姿勢を持った方が、全体としては悪くない物を購入し、悪くない物を口に入れることができることになるのではないでしょうか。

◆  京大原子炉実験所の小出裕章助教が、小出裕章・矢ヶ崎克馬『3・11原発事故を語る』(2011.8.30.本の泉社)で、
≪ 汚れていない食べ物なんて一つもない。・・・・私としてはやはり責任があって放射能の感受性の鈍くなった人間からそれを摂取するしかないと、私は思っているのです。
   ・・・・これからは食べ物に関して60歳禁止の食べ物、50歳禁止の食べ物とかね(なるほど、笑)。そういうふうな仕分けの仕方をして、きちっと表示をして汚染の少ないものが、とにかく子供に回るようにする。そういう手立てが必要なのではないかと私は思います。≫
と述べておられます。 一理ありそうにも見えますが、しかし、たとえば、三世代で生活している家庭があったとして、食事の際に、毎度毎度、3つの食事を作り分けて食べるということが実際問題としてできるでしょうか? 又、親が食べている物、祖父祖母が食べている物を子供が欲しがった時に食べさせないということが、必ずできるでしょうか? 老親に放射性物質の含有量が高い物を毎度食べさせるということが、心の痛みを伴わずにできるでしょうか? 夫の親に放射性物質の高い物を食べさせるということを、嫁の立場でできるでしょうか?
  それとも、後先のことを考えずに性交をして子供を作った男・女とそのできた子供には放射性物質の含有量の少ない物を食べさせて、すでに結婚していても悪くない年齢であるけれども、ふさわしい相手とめぐりあう事が出来ずに独身でいる男性・女性、結婚はできたけれども、子供が欲しいと思いながらできずにいる男性・女性は、後先の事を考えずに性交をして子供を作った男と女とその子供の為に犠牲になって放射性物質の含有量の高い物を食え! 少子高齢化を防ぐために子供を作って社会に貢献している人間の為に、子供を作らずにいる人間は罰として放射性物質の含有量の高い物を食え! と言われるのでしょうか? もし、そういうことであれば、相当ひどいことを言われていることになりませんか? 小出さんは、そういうつもりで言われているのではないのかもしれません。しかし、そういう結果になるのではないでしょうか? 「うちは子供があるのですからねえ!」と、子供帝国主義みたいなおばさんが登場しそうですね。 そして、自公政権がおこなった「地域振興券」を親が使ったのと同じく、「子供手当」も親が使う可能性が高いのと同じく、「うちは子供がいるのですからねえ」と言って取得した放射性物質の含有量の少ない物を、子供ではなく親が食べるということが十分ありそうですね。
  中部大学・武田邦彦教授が、動画の中で、さんまは大丈夫か、という質問に対して、大人の男性が外で食べるなら、まあ、大丈夫かな、というくらいだけれども、家で食べると、親が食べているのに、子供が欲しがった時に、食べさせないというようにもいかないだろうから、家ではやめた方がいいかもしれない、というように答えておられたと思います。それなら、わかります。この点で、武田教授の方が、現実的なことを言われているように私は思います。
  
◆  北里大学獣医学部の伊藤伸彦教授が、「宝島」2011.10.月号(宝島社)の《専門家6人に聞いた コメの「セシウム汚染」 私たちはこう考える》で、≪問5 「放射能の米汚染」、私はこう思う≫において、≪・・・・「放射能レベルが低い」という理由で、海外産を求めるのは愚の骨頂。ポストハーベスト農薬など、放射能より明らかに悪影響な他の化学物質の汚染がある。 将来的に国産の食料確保が難しくなる危険性も。≫と述べられていますが、米であれ他の物であれ、放射能汚染だけから判断するのではなく、ポストハーベスト農薬など他の化学物質の汚染についても考えた上で、どれを購入するか決めるべきだというのであれば、その通りだと思いますが、「愚の骨頂」ではないと思います。現在においては、最優先で考えるべきは放射能汚染ですから、この際、他の問題については、3月11日以前よりも、ひとまわり緩く考えても、放射能汚染を防ぐようにするべきではないでしょうか。
   又、≪将来的に国産の食糧確保が難しくなる危険性≫があるのではなく、すでに、日本の食糧自給率は相当に低いのです。そして、放射能汚染された産物を国民が食べないことにより≪将来的に国産の食糧確保が難しくなる≫ようでは困るので、放射能汚染された物を国民が食べるべきであるのではなく、≪将来的に国産の食糧確保が難しくなる危険性≫をもたらす原子力発電所というものは、都会だけでなく、農業・畜産業・水産業がおこなわれている地域においても作るべきではなかったのであり、作るべきではないのです。 この点において、伊藤伸彦さんの発言は逆立ちしたような主張となっているように思います。
  

  念のため、お断りいたしますが、私、「しろうと」です。 これは、あくまで、「大丈夫かな?」 であって、「大丈夫だ」でもなければ「危険だ」でもありません。私よりも、こういった問題に詳しい方で、ここで述べた内容について、不適切だと思われることがあった方は、ぜひ、コメント欄にでも御指摘いただきたく、よろしくお願いいたします。 又、ここで、出させていただいた商品の会社の方で、それは違うよ、と思われることがありましたら、コメント欄にでも、ぜひ、御指摘ください。

● 水についての問題ですが、政府は、福島県双葉郡の避難している方に戻ってもらおうということを言っているといいますが、もしも、戻った際、水は大丈夫なのでしょうか。 東京や大阪など都会の人間は、水は水道の水を使うのが普通で、井戸があっても、庭に水撒きをするのに使う程度であったり、たとえ、通常の生活に井戸水を使用していても、上水道をひこうと思えば目の前の道まで上水道が通っているという場合が多いと思いますが、福島県の双葉郡あたりでは、井戸水を生活用水に使っていて、上水道を引こうと思っても何百メートルも離れた所までしか上水道の本管が来ていないという場所があるはずです。 「地下水」でも、西日本の「ミネラルウォーター」は大丈夫かなと思いますが、双葉郡の井戸水については、すでに、福島第一原発から地中に入った放射能汚染水の影響を受けてしまっている可能性があるのではないでしょうか。 その範囲はどれくらいなのでしょう。都会の人間は、井戸水がだめなら、とりあえず、上水道で生活すればいいじゃないか、くらいに思ってしまうかもしれませんが、そういかない地域も双葉郡にはあるはずです。「戻ってもらおう」と言っている人は、そのあたりもわかって言っているのでしょうか。

  最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。コメント・トラックバック・気持ち玉、いずれも歓迎いたします。
                (2011.11.14.)
  

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