ガイガーカウンター購入記

第52回〕  3月11日に福島第一原発の事故が起こるまで、ガイガーカウンターなどというものは、原子力発電所やその他の原子力関係の施設で働く人か原子力の研究者が持つ物と思いこんでいましたが、3月11日の原発事故以来、私が住む東京から千葉にかけての地域においても、放射能汚染は他人ごとではなくなり、ガイガーカウンターを購入した方が良いのだろうか、とも思いながら、いったいどういうものを購入すれば良いのかわからずにいました。

  そうしたところ、中部大学・武田邦彦教授のブログ http://takedanet.com/ に、6月20日、《 推奨できるガイガーカウンター 》http://takedanet.com/2011/06/post_1dba.html という稿が発表されました。ウクライナ製の「TERRA MKS-05」。 武田教授は、≪ この測定器は個人用・携帯で、お値段もそこそこです。個人ではかなり高い買い物ですが、これからの長い放射線とのつきあいを考えると、健康への出費では良いかも知れません.≫と述べておられ、確かに、放射能汚染の問題は、簡単になくなるものではなく、もはや、これから何十年間、放射能汚染とかかわりながら生きていかなければならないわけですから、≪個人ではかなり高い買い物≫であっても、確かな物を買うようにした方が良いと思ったのです。 そして、どれが良いかというようなことはわからないので、この際、武田教授の推薦の物を購入しようかと思い、株式会社フジテックスのホームページをインターネットで見たのですが、・・・・高い。 10万円までなら、少々、値段がしても、と思ったのですが、フジテックスのホームページを見ると、私の記憶では、その頃、16万円くらいの値段がついていたような気がします。現在(2011年10月11日)では、フジテックスのホームページで、この「MKS-05」 http://www.saigai-kiki.com/radiological-equipment/radiationdetector/item-654.html を見ると、税込で141,750円(税別135,000円)と書かれています。 ちょっと、きつい・・・・。

  ・・・・と思ってためらっていると、武田教授のブログで、さらに、《 推薦できるガイガーカウンター・パート2 》http://takedanet.com/2011/07/post_10fc.html が発表され、フランス製のガイガーカウンターが推薦されました。フジテックスのホームページでは、http://www.saigai-kiki.com/radiological-equipment/contents/item-628.html に掲載されており、2011年10月11日現在、110,250円(税別105,000円)と書かれています。 う~ん。 それと、ウクライナ製の物は、β線・γ線を計ることができるけれどもα線は測れない、フランス製の物は、γ線のみの測定のようですが、それで良いのだろうか、とも思い、購入をためらってきました。 又、インターネットで見ると、購入は申込から何カ月か入荷待ちとか書かれていたりもします。

  貧乏人には、10万円を超えるものは、やっぱりきつい、と思い、それで、〔第50回〕《武田邦彦講演会(於:江戸川区。 9/11)を聴きに行ってきました。 及、マンションと戸建住宅の比較。 》http://tetsukenrumba.at.webry.info/201109/article_1.html でも述べたように、9月11日の江戸川区船堀で開催された武田邦彦教授の講演会に行って、どれというのではなく、こういう基準で選べばよいというのを教えていただけないかと質問できないかと思ったのですが、参加者も質問したい方も多く、途中でめげてしまったのでした。 

  それで、選び方については、『週刊朝日MOOK マンガだからわかりやすい あなたの家族を守るための放射能の教科書』(2011.8.20. 朝日新聞出版)に、「あなたの不安にすべて答える Q&A100」の「Q68」から「Q77」までに、放射線測定器について述べられており、「Q72 いろいろな製品が売られているけど どれを選べばいいのでしょう?」などの質問と回答が書かれています。
  そして、実際の機種については、日本放射線監視隊『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』(2011.6.14.ソフトバンククリエイティブ)に、16種の物について説明されています。 
TERRA-P MKS-05 製造国:ウクライナ    β線・γ線が検出できる。
RADEX RD1503     製造国:ロシア       β線・γ線が検出できる。
RM-2021        製造国:中国       γ線・β線が検出できる。
DP802i          製造国:中国        γ線・β線が検出できる。
RAY-2000A      製造国:中国        γ線が検出できる。
FJ2000          製造国:中国      γ線が検出できる。
EXPART          製造国:ロシア      β線・γ線が検出できる。
GAMMA          製造国:ロシア      γ線が検出できる。
Monitor 4         製造国:アメリカ合衆国 α線・β線・γ線が検出できる。
RAY-2000       製造国:中国       γ線。
DRSB-88        製造国:ロシア      β線・γ線。
Nuk Alert          製造国:アメリカ合衆国 γ線。
RAD Triage/RAD Sticker 製造国:アメリカ合衆国 γ線。
CD V717          製造国:アメリカ合衆国  γ線。
GC-SJ1         販売:システムトークス  γ線。
GC-S1          販売:システムトークス  γ線。
という16機について説明がされ、かつ、
C6981
C6968 のアメリカ合衆国製の2種の、ガイガーカウンターキットを購入して組み立てるものについて説明がされています。
  これだけ見て読んで学習すると、な~るほどなるほど、とどれを購入すれば良いかわかったかというと、ますますわからなくなってきてしまいます。
  
  日本放射線監視隊『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』(2011.6.14.ソフトバンククリエイティブ)の最初に載っている ウクライナのECOTEST社製の「TERRA-P MKS-05」 は、『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』に掲載されている写真では、黄色の外見なのですが、武田教授が最初に推薦されたウクライナ製の黒色のものの色違いではないでしょうか。

  そこで、もう一度、インターネットで検索しました。 
「TERRAーP MKS-05」と入れて検索をクリックし、「ヤフーショッピング」でずらずらと並んでいるうちで、一番安い価格がついているのが、イーデンキ の、58,900円でした。 これなら購入可能範囲と思い、9月29日に申し込み、配達されたのが10月4日でした。 特に、「入荷待ち」というようなことはありませんでした。
  但し、その後、アマゾンショップで見ると、50,000円の値段がついていました。今、見ると、アマゾンショップでも、もっと安い価格がついている店もあります。
画像


  そして、届いた物をよく見ると、それは、ECCOTEST社の「TERRA-P+ MKS-05」で、『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』に掲載されているものは、「TERRA-P MKS-05」らしく、「+」がついておらず、正面中央のデザインが、ほんのちょっと違います。
  しかし、フジテックスのホームページを見ても、黒色のものでこちらのデザインの物が掲載されているので、まあ、いいんじゃないの・・・ということにしておこうと思いました。
  インターネットで見ると、現在、黒色の物も、5万円少々くらいで出ているようなので、黒が本物で黄色はなんちゃって商品ということもないでしょう・・・と思うのですが。

  それで、自宅の部屋中を計ってみると、思ったよりも高い数値が出たのでたので、少し、ショックでした。
  『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』では、東北自動車道の安達太良サービスエリアと磐越自動車道の阿武隈高原サービスエリアの2カ所で、10機の測量機で測定した数値が掲載されています。
  10機中、8機は数値で、2機(RAY-2000、DSRB-88)はランプ・警告音で示すものですが、数値を示す8機では、安達太良サービスエリアで最も高い数値を示したのがロシア製のEXPERTで2.26μ㏜/時、最も低い数値を示したのがロシア製のGAMMAで1.31μ㏜/時、ウクライナ製のTERRA-P MKS-05が1.70μ㏜/時、中国製のFJ2000が1.7μ㏜/時で8機中4番目・5番目で真中であったようです。(2011年5月7日)
  阿武隈高原サービスエリアでは、最も高い数値を示したのが、中国製のRM-2021とロシア製のEXPERTで0.33μ㏜/時、最も低いのは、中国製のRAY2000Aで「反応せず」、ウクライナ製のTERRA-P MKS-05と中国製のDP802iが5番目6番目で0.21μ㏜/時の数値であったようです。(2011年5月8日)
  これで見ると、TERRA-P MKS-05 は、8機中、中ほどの数値を示していたらしいので、まあ、これでよかったのかなと思っています。

  しかし、こういうものを、我々日本人は、3月11日の福島第一原発事故までは、原子力発電所のすぐ近くに住んでいる人でさえ、持っていなかったのですから、あまりにも無警戒でしたね。
  又、最初、インターネットで見ても、外国製の物ばかりがでてきて、日本のメーカーのものが見当たらないのでどうしてだろうと思ったのですが、この『放射能から身を守る!! ガイガーカウンターがいどぶっく』にも、ウクライナ製・ロシア製・中国製・アメリカ合衆国製のものが掲載されていて、フジテックスのホームページにもウクライナ製とフランス製の物が掲載されていますが、今まで、日本のメーカーでは作っていなかったということなのですね。

  『週刊朝日MOOK マンガだからわかりやすい あなたの家族を守るための放射能の教科書』(2011.8.20. 朝日新聞出版)に掲載の「あなたの不安にすべて答える Q&A100」の「Q73 放射線測定器の正しい使い方を知りたい」には、「より正しく計測したいなら、一ヵ所で10秒ごとに12回計測を行い、最大値と最小値を切り捨てた10回分の測定値から平均値を割り出すようにしましょう。この計測方法を毎日定期的に繰り返していけば、一時的な状況の変化に左右されることなく、比較的正確な放射線量の推移を知ることができます。・・・」と書かれていますが、実際問題として、原子力とかそういうことを専門の仕事にしているわけでもない人間が、毎日、そんなことやってられないって。 だから、時々、計ってみて、この測定器ではこの数字がでるのだな、前と比べてどうかといったことを見る程度、及び、木が生い茂った所とかに行くべきかどうか迷う場合に持っていくか、そのくらいのことしかできないと思うのです。 そういうことを考えると、α線も計れるものでないととか、2つか3つ購入して比較して考えるようにした方が良いということはないか・・・とかいったことを考える必要はなかったし、株式会社フジテックスのホームページを見ると、さらに、上のクラスの測定器も販売されているようですが、特にそういう仕事をやっているわけでない人間には、そこまで上のクラスの測定器を持っても、計ってられないでしょうから、機械はこのくらいのもので良かったのではないかな、と思っています・・・が、簡易型ガイガーカウンターの数値は必ずしも正確なものではないとはいえ、思ったよりも、我が家の部屋の中で高い数値が出ることがあるので、あれ、あれ、あれ・・・と戸惑っています。 3月11日以後は窓は閉めて、外で着ていた一番外側の服は玄関付近から中に入れないようにして・・・・としてきたのに、どうしてだろう?  
                    (2011.10.11.)

(追記)ニックネーム「のぼ」様から、コメント欄に、「ホルミシス」理論についての動画のURLについて、コメントをいただきました。 かなり長時間のものでしたが、せっかくコメント欄に記載いただいたものなので、最後まで見ました。 要するに、「程度の問題はあっても、放射線を被曝すると健康に良い」という主張のようですが、こういう主張を真に受けて放射線を被曝して健康を害したときに、「放射線を被曝すると健康に良い」という主張をした人が責任を取れるかというと取れないし、取ってくれないですよね・・・・。 せっかく、コメント欄に記載いただいたのですが、私は、賛同できません。 (2011.10.22.)





放射能から身を守る!! ガイガーカウンターGuideBook
ソフトバンククリエイティブ
日本放射線監視隊

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 放射能から身を守る!! ガイガーカウンターGuideBook の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

この記事へのコメント

のぼ
2011年10月20日 23:15

放射線ホルミシス第一人者・服部禎男先生と
アセンションのエハン・デラヴィさんの共同講演会の動画です。

「放射能とDNA」
 放射線ホルミシスとDNAの修復能力について詳しく解説。放射能に不安を抱いてる人、疑問を感じてる人は必見です!めちゃおもしろい~♪
↓↓↓↓
http://www.ustream.tv/recorded/17862990


この記事へのトラックバック